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どうもでょお(@dyoblog_)です
スカイウォーカーの夜明けの衝撃が止まぬ中、ディズニーデラックスでスターウォーズのドラマ『マンダロリアン』が始まりました。
マンダロア星の戦士にして賞金稼ぎのマンダロリアンが活躍する新シリーズです。
まだ第1話「チャプター1」を見ただけなのですが、これは期待値上がる!めっちゃ面白そうなので早速感想レビューを書きたいと思います。ぶっちゃけEP9にはガッカリした人が一定層いると思うので、そんな人はこちらの『マンダロリアン』を是非どうぞ。
この記事はドラマ『マンダロリアン』第1話「チャプター1」のネタバレを含んでいますので未視聴の方はご注意ください。
- ドラマ『マンダロリアン』の概要
- ドラマ『マンダロリアン』第1話のあらすじ
- ドラマ『マンダロリアン』第1話の登場人物
- ドラマ『マンダロリアン』第1話の感想 (ネタバレ)
- ドラマ『マンダロリアン』第1話に登場した専門用語
- 最後に
ドラマ『マンダロリアン』の概要
- 主演:ペドロ・パスカル
- 原題:The Mandalorian
- 製作:ジョン・ファブロー (2019年-)
9.0
94
93
クリエイターは『アイアンマン』シリーズの監督にしてハッピー役でお馴染みのジョン・ファブロー。実写版『ライオン・キング』の監督も担当しており、ディズニーにがっつり癒着しております。
一方、監督にはブライス・ダラス・ハワードやタイカ・ワイティティ、リック・ファミュイワなどが交代で担当しております。
ドラマ『マンダロリアン』はどこで見れる?
念のためお伝えしておきますと、ドラマシリーズ『マンダロリアン』は米国にて提供されているディズニー専門VOD「ディズニープラス」にて配信されております。
日本にディズニープラスは来ていないので代わりに「ディズニーデラックス」にて配信されております。
※ディズニーデラックスはディズニープラスへ移行しました。
毎週金曜日に1話ずつ配信され、全8話構成です。
ドラマ『マンダロリアン』第1話のあらすじ
舞台は『スター・ウォーズ EP6 ジェダイの帰還』の出来事により帝国が崩壊してから5年後の世界。
マンドーと呼ばれる賞金稼ぎのマンダロリアンが主人公。ギルドに所属する賞金稼ぎのマンドーですが、ギルドには賞金が払われないことが多いようで裏の仕事を受けることにします。
帝国軍の生き残りである通称クライアントの依頼を受け、マンダロリアンは50歳ということ以外一切正体不明の標的を生きたまま捕らえるためにアーバラ7惑星へ向かいます。
ドラマ『マンダロリアン』第1話の登場人物
マンダロリアン(ペドロ・パスカル)
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惑星マンダロア星の戦士。名前は明かされておらず、マンダロリアンから取ってマンドーと呼ばれます。
正義でも悪でもない、自分のために生きる賞金稼ぎで、勧善懲悪の話が多いスターウォーズシリーズとはちょっと違いますね。
とはいえものすごく悪いヤツって感じでもなく、種族のためを思っている節もあるようで実はいいヤツそう。
第1話ではマンドーがかつて孤児だったことが発覚しました。
演じるのは『ナルコス』シリーズや『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズで人気を博し、その後『キングスマン: ゴールデン・サークル』や『イコライザー2』、Netflixオリジナル『トリプル・フロンティア』なんかにも出演しております。
2021年には『ワンダーウーマン1984』にも出演予定で大注目の俳優です。
グリーフ・カルガ(カール・ウェザース)
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賞金稼ぎのギルド(団体)のリーダー。マンドーやメンバーに賞金稼ぎの仕事を回す役目です。
支払い通貨にも苦労しているところを見ると色々厳しそうな生活を送ってそうです。
演じるのは『ロッキー』シリーズでお馴染みのアポロ・クリード役の人。昔アポロとランドの人が同じ人だと思っている人多かったよね。
クライアント(ヴェルナー・ヘルツォーク)
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マンドーにある標的の確保を依頼するクライアント。ストームトルーパーに守られ、帝国のバッジをつけていることから帝国軍の生き残りであることが伺えます。
生け捕りにしてほしいというドクター・パーシングとは違い、標的の殺害も許可しています。
ドクター・パーシング(オミッド・アブタヒ)
クライアントと共にいる科学者。標的を生け捕りにして連れて帰ってきてほしいと、マンドーに依頼します。
クイール(ニック・ノルティ)
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惑星アーバラ7に住む農民。ブラーグに襲われるマンドーを助け、標的の居所まで案内します。
目的は報酬ではなく、惑星にやって来た暴力的な連中をマンダロリアンが追い払ってくれることが望みのようです。
演じるのはベテラン俳優のニック・ノルティ。
ドラマ『マンダロリアン』第1話の感想 (ネタバレ)
いやー面白かったです。
もう見る前から想像していたけど、マカロニウエスタンっぽい作風になっているのでマカロニウエスタン好きの私的にはかなりツボでした。
冒頭でミスロル人がバーで絡まれているところへ、颯爽と入ってくるところからすでに西部劇。ワイヤーで戦ったり馬っぽい生き物に乗ったり。征服者から農民を助けるのだって西部劇ですよね。
元々、マンダロリアンという人種自体、西部劇キャラクターがモチーフになっていたりします。二兆拳銃のブラスターだったり早撃ちだったり。
ボバ・フェットの父親であるジャンゴ・フェットの名前なんてマカロニウエスタンの代名詞でもある「ジャンゴ」ですから。
『ジャンゴ 繋がれざる者』で若い子も知ってるかと思いますが、ジャンゴって元々マカロニウエスタンではお馴染みの名前でして、有名な『続・荒野の用心棒』の原題は『ジャンゴ』だったりします。
これまで登場してきたマンダロリアン、ボバ・フェットやジャンゴ・フェット(正確には二人共マンダロリアンではない)は人気キャラで、スピンオフも企画されていたわけですが、いかんせんサブキャラでしてあまり深く掘り下げることが出来なかった訳です。
それを本作『マンダロリアン』でガッツリ掘り下げて、西部劇というよりマカロニウエスタン色強く仕上げてくれてるのはもう期待しかない。
マカロニウエスタンらしく淡々と静かに物語が進み、盛り上げるところでドっと盛り上げるのも功を奏しております。
といってもたった40分の中で冒頭とラストの両方にガッツリとアクションシーンを設けているので、かなり盛り上がりますよね。飽きちゃう前にアクション持ってきてくれるのが助かる。
ラストでマンドーによって破壊されたと思われるバウンティドロイドIG-11のキャラが良かったので、ゲストではなくメインキャラとして登場してほしかったんだけど次回エピソードで復活してくれないでしょうか。
何度も自爆プロトコル出ててめっちゃ可愛かったんだけど。
それから何よりマンドーがカッケーのよ!
スターウォーズサーガって元々、正義と悪の戦いが描かれることが多いのですがマンドーはただの賞金稼ぎ。正義も悪もない。自分自身の為に戦います。
賞金稼ぎだからと言って悪いヤツでもないんですよね。べスカーを手に入れて「種族のためにもなる」と言っていたり、断るクイールに報酬を渡そうとしたり見え隠れする良い人感がめっちゃカッコイイ。
マカロニウエスタンの代名詞『荒野の用心棒』のクリント・イーストウッド演じる主人公にも似ていますよね。マカロニウエスタンは西部劇とは違い、主人公=ヒーローじゃないんですよ。
ただ自身の置かれた環境で生き抜くだけ。その中でほんの一握りの正義を果たすのが人気だったりします。マンドーも帝国軍の生き残りである完全悪のクライアントから仕事を受けるものの、民族のことを考えるような複雑な人間です。
第一話でしっかりキャラクターを掘り下げることにも成功しているので、続きもめっちゃ期待したいところです。
それから前評価通り登場したベイビーヨーダね。
“Species age differently.” #TheMandalorian pic.twitter.com/eFShy4RPpm
— The Mandalorian (@themandalorian) 2019年11月18日
ヨーダは人名なので正確にはヨーダではなくヨーダと同じ種族の赤ちゃんなわけですが。
そもそもヨーダの種族はあらゆる情報が不明。この種族は強いフォースを持っているということが知られており、シリーズにはヨーダの他に女性のヤドルという人物がいました。ジェダイ評議会の一員です。
このシリーズではヨーダの種族について深く掘り下げられることとなるのでしょうか。赤ちゃんヨーダがフォースにバランスをもたらしたりするのかね?
ドラマ『マンダロリアン』第1話に登場した専門用語
スターウォーズシリーズは世界観がしっかりしている分、専門用語やキーワードが分かりにくいので、この感想では毎度復習して以降かと思います。
べスカー
マンダロリアンのアーマーに使われる耐久性の高い合金。別名マンダロリアンアイアンとも呼ばれます。どうやら帝国時代に「大粛清」という出来事が起き、べスカーを帝国が回収したようです。
冒頭では「本物のべスカーか?」というセリフがあったことからもうかがえる通りべスカーは希少価値が高く、マンドーもべスカーではない金属をアーマーに利用しているようですね。
レイザー・クレスト
マンドーの乗る宇宙船。捕らえたミスロルの話によるとかなり古い時代の船のようですね。
ミスロル
マンダロリアンが捕らえた水陸両用の特性を持ったヒューマノイド。
若いミスロルは甘いムスクを作り出すことができて、高くで売れるとのこと。ちなみにこのミスロルはホレイショ・サンズが演じました。
ミソソー
クイールとの会話に出てきたクリーチャー。ブラーグに乗れないマンダロリアンを見たクイールが「お前たちの先祖はミソソーに乗ってたんだろ」という会話が登場しました。
ミソソーはマンダロア星にかつていたとされる生物で神話のようなもの。
大きな牙を持ったミソソーはマンダロリアンの紋章のデザインにもなっています。ボバフェットのアーマーやマンダロリアンの鍛冶屋の紋章としても登場していました。
このマークのデザイン元がミソソーですね。
ブラーグ
マンドーが乗りこなすのに苦労していた2足歩行のクリーチャー。乗り物や農作業などに利用されるクリーチャーでかなりの俊足。
IG-11
マンダロリアンと一時共闘したバウンティードロイド。破壊されそうになると自爆プロトコルが発動するようです。
ちなみに声を演じたのは『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の監督として知られるタイカ・ワイティティ。実は『グリーン・ランタン』などにも出演していた俳優です。
最後に
いかがだったでしょうか。
このブログでは毎週、ドラマ『マンダロリアン』の感想評価記事を書いていく予定ですので見てる人は是非この記事も読んでくださいな。
更新通知はTwitterにて配信しております。スターウォーズ関連の記事は下記よりどうぞ。ではまた。
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