出典:Fandom
どうもでょお(@dyoblog_)です。
最近Twitterやってないからフォロワーめっちゃ減ってってるのでリンク貼るのもアホ臭いです。
ちなみにブロガーとしてではなく個人でやってるSNSは放置してるのにフォロワーが3500人超えてました。需要って不思議。
さて、フォロワーめっちゃ少ない自称映画ブロガーが今日お届けするのは『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』のヴィランとしてクリスチャン・ベールが演じるゴア・ザ・ゴッドブッチャーについてです。
- クリスチャン・ベールが『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』でスーパーヴィランのゴア・ザ・ゴッドブッチャーを演じる
- 「神様なんていやしない…」ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの悲しきオリジン
- ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの能力
- オールブラックはギャラクタス登場への伏線
- オールブラックはヴェノムにも繋がりがある
- ソーの姉ヘラのモデルは実は原作のゴア
- 最後に
クリスチャン・ベールが『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』でスーパーヴィランのゴア・ザ・ゴッドブッチャーを演じる
「ヴィラン」ってよく略すけど、本来ヴィランって言ったら普通に「悪者」のことだから、スーパーヒーローの悪役はスーパーヴィランって言うのが正しい気がするよね。
ヒーローだって普通に「英雄」のことだし。
若干、余談が混ざって申し訳ないです。
話を戻すと、かつてバットマンを演じて世の中二病男子たちを虜にしすぎたクリスチャン・ベールが今度は悪役となってマーベルシネマティックユニバースに参戦します。
クリスチャン・ベールが演じるのはマイティ・ソーと大昔から因縁がある敵のゴア・ザ・ゴッドブッチャーというキャラクター。
ブッチャーって直訳すると肉屋さん、というか食肉解体業者のことですから、まあなんとも物騒な異名がついたキャラクターです。
とはいえマーベルシネマティックユニバースでは肩書を取っ払って「ゴア」でいきそうな気がします。
ドラックス・ザ・デストロイヤーだってドラックスだし、エゴ・ザ・リビング・プラネットだってエゴだし。
という訳でゴアについて、以下詳しーく解説いたしやす。
「神様なんていやしない…」ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの悲しきオリジン
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ゴア・ザ・ゴッドブッチャーですがとにかくオリジンストーリーが悲しいのよ。
クリスチャン・ベール版バットマンのジョーカーやベイン並みに人気になってもおかしくないような起源を持ってます。
ゴアは水が枯渇し地震が起きる名もない不毛の惑星の出身。
過酷な環境で生活しているのに神様は彼らを助けてくれません。それなのに信仰心の強いゴアたちの種族は神を妄信的に信じ続けています。
そしてゴアは母や妻、子供たちを失い、なおも救ってくれない神を信じなくなってしまいます。ところが彼らの種族は信仰心を失ったゴアを迫害し、追放してしまいました。
その後ゴアは神々が実在することを知り、「オールブラック」という強力な武器を手に入れ、神々に復讐を誓いすべての神々を殺すことにします。
と、まあ壮大な過去があるんだけど『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』は再びタイカ・ワイティティが監督を務めるので、『マイティ・ソー』シリーズ1作目2作目のようなシェイクスピア悲劇みたいな作品にはならないでしょうね。
どっちかっていうと『マイティ・ソー/バトルロイヤル』のようにシュールでバカバカしい(良い意味で)コメディ映画になりそうですね。
ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの能力
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上述した通り、ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの能力は「オールブラック」と呼ばれる武器が主な能力になります。
が、それに加えて超人的な能力も持っています。怪力だったり超耐久といった、もはや宇宙人のデフォ能力ね。
セレスティアルズの頭から作った死の剣「オールブラック・ザ・ネクロソード」
出典:Fandom
ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの代名詞でもあるのがオールブラック。
気になるこの武器ですが、オールブラック・ザ・ネクロソードとも呼ばれます。つまり死の剣ですね。
オールブラックは元々、ヌルという邪神がセレスティアルズの頭から鍛造して作りました。
マーベルシネマティックユニバースに登場したセレスティアルズといえばエゴですね。実質、神の頭から作られた剣ということになります。
© 2017 MARVEL
その後、ヌルからゴアにオールブラックが渡った経緯ですが、オールブラックを携えて神と戦っていたヌルが負傷。
数百年も気を失っていたヌルからゴア・ザ・ゴッドブッチャーがオールブラックを奪ったという経緯になっています。
オールブラックはギャラクタス登場への伏線
出典:Fandom
サノス亡きあと、マーベルの新しい大ボスヴィランはギャラクタスになるんじゃないかと言われています。
というのも『キャプテン・マーベル』に登場したスクラル人たちの故郷を滅ぼした人物が原作ではギャラクタスだったり、『ファンタスティック・フォー』の権利がマーベルスタジオに戻って来たとか諸々。
ゴア・ザ・ゴッドブッチャーの武器オールブラックは度々持ち主が変わっており、ギャラクタスが持ち主となった時もあります。
ソーは未来のソーと共闘し、ゴアを倒した時にオールブラックを獲得。
ソーからオールブラックを取り上げた未来のソーはその後、オールブラックを使いギャラクタスを倒しています。そしてその後、ギャラクタスはソーが捨てたオールブラックを手に入れます。
原作コミックではこうした出来事があるので、もしかすると今後マーベルシネマティックユニバースのフェーズ4以降ではギャラクタスがサノスのポジションに、オールブラックがインフィニティストーンのポジションに展開していくのかもしれません。
オールブラックはヴェノムにも繋がりがある
そんなオールブラック・ザ・ネクロソードですが実はヴェノムにも繋がりがあります。
というのもオールブラックはただの剣ではなく意識を持った生物で、その正体はシンビオートだからです。
ご存知の通り、シンビオートはヴェノムやカーネイジ、ライオットなどの寄生生物です。
そもそもオールブラックを作った張本人であるヌルはシンビオートの祖先と言われています。
もし映画版のオールブラックもシンビオートだったら、今後もディズニーとソニーが提携して作品を作っていく機会になるかもしれませんね。
ソーの姉ヘラのモデルは実は原作のゴア
出典:マーベル公式
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』に登場したソーの姉ヘラ。
実は映画版のヘラは原作コミックそのままのキャラクターではなく、ゴア・ザ・ゴッドブッチャーと組み合わせて作ったキャラクターだと、エグゼクティブプロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムはインタビューで語っています。
無から武器を無限に生み出すことが出来るヘラの能力は原作コミックのゴアから着想を得たものだそう。
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』と『マイティ・ソー/ラブ&サンダー』のヴィランの能力が同じようなものって映画的にはどうなんでしょうね…。
とはいえヘラはシンビオートっぽい描写はなかったので、そのあたりで簡単に描き分けられそうですね。
最後に
以上、ゴア・ザ・ゴッドブッチャーとは、的なお話でした。
マーベルシネマティックユニバースは割と原作コミックから設定を大幅に変更したり色々やってるので、クリスチャン・ベール演じるMCU版ゴアが全く違うキャラクターにならないとも限りませんね。
どうせならイカっぽい異星人なデザインを大幅に変更してほしい…。
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MCU作品がほぼほぼ全作見れる上に月990円(税込)です。1つ1つレンタルするよりは断然安いですね。