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ネタバレ感想【スプリット】心底ガッカリしたシャマランの復活劇

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スプリット (字幕版)

どうもでょおです。年末らしく忙しくて映画もドラマも見れてません。

『ボヘミアン・ラプソディ』も見に行ったんだけど、私のようなミーハーがどんな感想を書きゃ良いのかわからず書いてません。やっぱり私には中身空っぽの脳足りん映画の感想が似合う気がします。

というわけで今回も旧作映画の感想記事。年明けすぐに続編『ミスター・ガラス』が公開されるので乾燥がてら映画『スプリット』の感想を書こうと思います。スプリットの感想ってずっと書いてたと思ってたわ。

この記事は映画『スプリット』のネタバレを含みます。

 

『スプリット』のあらすじ

脚本家・監督・製作者のM・ナイト・シャマランが贈るオリジナル・スリラー。1人の男の、謎だらけで分裂した心の奥底に踏み込んでいく。精神科医のフレッチャー博士(ベティ・バックリー)は、患者のケビン(ジェームズ・マカヴォイ)に23人の人格が宿っていることを突き止める。

出典:

 統合失調症?多重人格の人が女子高生3人を誘拐、監禁する話。誘拐を推し進めていたのは23人の人格の内の一部で、女子高生は幼い子供の人格(ヘドヴィグ)を言いくるめて脱走しようと試みます。

ケビンに宿る人格が女子高生を誘拐した理由は24人目のヤバい人格モンスターを迎え入れるための生け贄だったというますますヤバい話。

『スプリット』のキャスト

ジェームズ・マカヴォイ

ケビン・ウェンデル・クラムをはじめとするデニス、パトリシア、ヘドヴィグなどの多重人格者を演じるのはジェームズ・マカヴォイ。

怪演ってこういうことだよ。気色悪くて鳥肌たちっぱなしでした。最後の最後まで落ち着いてみることができなかったのを覚えています。ジェームズ・マカヴォイは『フィルス』というぶっ飛び映画でも女性役を演じてましたね。

プロフェッサーXもあり、もはやハゲのイメージ以外なくなってしまいました。

アニャ・テイラー=ジョイ

叔父と暮らしていて、学校でも一人でいる女子高生役ケイシーにアニャ・テイラー=ジョイ。

かわいい。彼女に『アリータ』やらせりゃいいのにってくらいのお目目パッチパチ。目いっぱいに涙ためてたシーンには皆やられたよね。

ちなみに若き日のバラク・オバマを描いたNetflixオリジナル映画『バリー』にヒロイン役で出演しています。

M・ナイト・シャマラン

毎度のことながらカメオ出演しています。今回は精神科医で働く職員、助手としてチラッと登場しました。『レディ・イン・ザ・ウォーター』でメインキャストを演じていた頃を思えばかわいいもんです。

『スプリット』の感想

スプリット面白かったですよ、もちろん。

でもね、めちゃめちゃガッカリしたんですよ。本当にマジでネタバレやめろって

まず何が悪いかって本国で1月に公開された映画が日本で5月に公開されるという遅れがあった。本国公開からこれだけ時間が空いてりゃネタバレも出回ってしまいますよ。スプリットのエンディングで「まさかアンブレイカブルの続編だったのか!!」という感動は私には一切ありませんでした。

そりゃオチを知ってしまった時点でガッカリですよ。アニャちゃんが逃げてる時も、ヘドヴィグの気持ち悪さに引いちゃった時も、ビーストが登場した時も、「いつアンブレイカブル出てくんの?」って気持ちそっちのけになっちゃうんですよ。

あの年一番のガッカリだったんじゃないかと思います。

とはいえ面白くなかった訳ではなく、シャマラン節が炸裂した良作でした。シャマランの映画はいつもテーマが怖いものばかりなのでホラーやスリラー映画の監督だと思われがちですが、M・ナイト・シャマランはホラー映画の監督ではありません。M・ナイト・シャマランの映画は「超常現象もの」がメインです。

現実的な世界にある超自然的なことやファンタジーを描くのがM・ナイト・シャマランの魅力です。なので映画『スプリット』はホラー映画のように怖くありませんし、ジェームズ・マカヴォイの多重人格ぶりに狂気を感じるサイコスリラーではありません。非科学的なことだけど現実にありそうなことを通して女子高生が成長する話でした。

M・ナイト・シャマランってきっとすごく想像力豊かな中二病疾患者なんでしょうね。(褒め言葉)

魅力的な『アニャ・テイラー=ジョイ』演じる女子高生対多重人格者のジェームズ・マカヴォイという構図が面白い映画だけど、アンブレイカブルのネタがないとオチのパンチが弱いのは否めません。虐待受けてたから逃がすのかよと、なんで今まで誰も気がつかなかったんだよと。

ラストのダイナーのシーンを取ってしまうと腑に落ちない消化不良映画だと感じたでしょうね。

最後に

オチ知ってから見たことでガッカリした本作ですが、映画自体はとてもヒットしたおかげで無事に続編『ミスター・ガラス』の公開にこぎ着けてよかったです。『ミスター・ガラス』は2019年1月18日公開です

ちなみに『スプリット』はAmazonプライムビデオで観れるので復習推奨です。(2018.12現在)

Amazonプライムビデオ:https://www.amazon.co.jp/tryassocpiv

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