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ネタバレ感想【ザ・ランドロマット-パナマ文書流出-】俳優だけは豪華

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ネタバレ感想【ザ・ランドロマット-パナマ文書流出-】俳優だけは豪華

出典:ザ・ランドロマット -パナマ文書流出- | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

どうもでょおです。毎日のように映画の感想書いてますね。

本当は映画以外の記事も書きたいんだけど、それ以外にロクなことしてないので仕方ないですね。

いよいよこのブログから独立して映画ブログと分けた方が良いかもしれません。

さて今日感想を書く映画はこちら。

Netflixオリジナル映画『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』です。

メリル・ストリープやゲイリー・オールドマンなど豪華共演の映画で引退詐欺監督のスティーヴン・ソダーバーグがメガホンを取った作品です。ちょっと前にかなり話題になったパナマ文書流出をブラックコメディにして描いた作品です。

そもそもパナマ文書どころか節税にも疎いので、正直難しい話でしたが…。

この記事はNetflixオリジナル映画『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください。

 

Netflixオリジナル映画『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』のあらすじ

保険詐欺の被害に遭った未亡人が、独自の調査を続ける中で知ったのは、世界各国の大富豪の資産隠しに手を貸している2人のうさん臭いパナマ在住弁護士の存在。

出典:ザ・ランドロマット -パナマ文書流出- | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

となっております。

優良な市民のエレンは夫が船の事故で死亡してしまい、夫との思い出のラスベガスのホテルの一室を買おうと思ったら、大金出した富豪に横取りされてしまいます。そんなエレンが横取りした人の大元を調査していくことでストーリーが展開します。

エレンの話とは別にモサックとフォンセカの語り口で、二人の事務所の顧客の愚かな話も描かれます。

いわゆるオムニバス的な部分も多いですね。全ての話が絡み合ってると言った感じでもないです。間接的には関わり合ってるけど。

 

そもそも「パナマ文書」ってなんやった?

パナマにあった法律事務所の所の内部文書が流出した話。文書の内容は主に法律事務所を利用した人たちの情報です。

たとえば大企業や金持ちは税金を節税するために税金の安い国で資産を運用したりします。そういった顧客の情報がクサるほど載ってた内部文書がパナマ文書ですね。

タックスヘイブンを利用することは違法ではないですし別に珍しいことでもありません。ソフトバンクとかがやってるのが有名ですよね。

ただ「大企業が国内ではなく海外に税金収めてんのか」と、やり玉に挙げられたり、資金洗浄やダミー会社を作ってる悪いヤツがいたりするので問題になりました。映画の中では不正を知らずにモサック・フォンセカ事務所を利用してる人までいましたね。

Netflixオリジナル映画『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』の登場人物・キャスト

いつもはここでメインキャラ全員をガッツリ掘り下げるんですが、ぶっちゃけキャラクター多すぎて無理。ソダーバーグの映画っていつも登場人物多すぎません?

  • エレン・マーティン(メリル・ストリープ)
  • ユルゲン・モサック(ゲイリー・オールドマン)
  • ラモン・フォンセカ(アントニオ・バンデラス)
  • ボンキャンパー(ジェフリー・ライト)
  • リッチ(ロバート・パトリック)
  • ハナ(シャロン・ストーン)
  • マシュー・カーク(デヴィッド・シュワイマー)

主演はメリル・ストリープ。もはや説明不要の大女優ですが、本作では私立探偵バリに調査して最終的にはモサック・フォンセカの内部文書流出までこぎ着けます。

ゲイリー・オールドマンとアントニオ・バンデラスはパナマ文書を作成した法律事務所のモサックとフォンセカの二人のうさんくさい弁護士を演じます。特にゲイリー・オールドマンのクソ野郎っぷりはさすがの演技です。

あとは脇役で出番少な目ですが、『007』シリーズのジェフリー・ライトや『ターミネーター2』T-1000の人ロバート・パトリック、90年代の大女優シャロン・ストーンなどが出てきます。あと『フレンズ』のデヴィッド・シュワイマー。

出番少な目のキャラクターが無駄に豪華です。

 

Netflixオリジナル映画『ザ・ランドロマット -パナマ文書流出-』の感想

まずとにかく一番に思った感想は「難しい」ということ。というか登場人物が多くて複雑です。複雑なんだけどそれら全てが収束してないのでまとまりがなく感じてしまいました。

冒頭の方はめっちゃ面白かったですよ。貧乏人と言うか一般人からはたくさん搾取して金持ちほど税金を払わなくて済むといった、一般人と金持ちの対比がおもしろそうに感じました。 ただ途中からはそういった映画というよりもまるでタックスヘイブンのハウツー本みたいな内容になってしまったように感じました。

と文句言いつつもお金のことや租税のことなど、 最近独立して興味を持っていたところなので この映画を見れて良かったなとは思います。

あくまでモサック・フォンセカから見た視点だと映画の中では言っていましたが、その二人に特に感情移入できるほどの深堀りもされず、 映画として見るなら今ひとつな感じになってしまったんじゃないかと個人的には思います。

逆にメリル・ストリープ側に感情移入出来るわけでもなかったですしね。確かにメリル・ストリープ演じるエレンは気の毒で可哀想でしたが、そもそももし自分の夫が事故で亡くなってしまった時に誰を責めるかと言えば保険会社ではないと思うんですよ。 まずは船を運転していた運転手もしくは船の会社じゃないですか。 普通の人間であれば保険会社ではなく彼らに責任を追及すると思います。

またラスベガスのホテルの一室を倍の金額を出して横取りされたことだって金持ちと一般人では仕方がないことです。普通であればなぜ金持ちは金持ちなのかと思って調査するような人はいないと思います。 だからやっぱり感情移入しづらいのかなと思います。

エレンの行動理念に共感できないので感情移入もできないんだと思います。

そもそもお金の事や税金の事タックスヘイブンなどについて詳しくない私が感想を書くこと自体アレなんですが、あまり面白い映画だとは思えませんでしたね。

手放しで評価できるのはやっぱりゲイリー・オールドマンの演技ぐらいじゃないでしょうか。ジャーマン訛りのモサックを演じるゲイリー・オールドマンは絶妙にコミカルで魅力的なクソ野郎だったと思います。

 

最後に

いかがだったでしょうか。難しいしそれほど面白くないけどとても興味深い映画でしたね。世の中では実際にこんなことがまかり通って存在しているわけですし、悔しくても富裕層ほど税金を払ってない。富裕層ほど得するシステムという所は興味深い。

その他にもゲイリー・オールドマンとアントニオ・バンでラスのペアルックとか見どころはたくさんあったので、週末に楽しむ映画としてはおすすめできます。 

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