どうもでょおです。
Netflixで本国アメリカとほぼ同時に公開しているDCドラマシリーズ『ブラックライトニング』シーズン2がちょうど折り返し地点に差し掛かりました。
『ブラックライトニング』はDCコミックのスーパーヒーローを原作としたドラマシリーズで、放送局は同じなもののアローバースとは別の作品となっています。
その『ブラックライトニング』シーズン2の前半が終了したので今回は「シーズン2前半(6話まで)」の感想記事になります。
いつも通りネタバレありの感想記事になりますので未視聴の方はご注意ください。
ブラックライトニングシーズン2第一話の感想記事は下記からどうぞ。
感想【ブラックライトニングシーズン2】えっ、シオナイド死んだん?
ブラックライトニングシーズン2前半のあらすじ
まずブラックライトニングシーズン2前半のエピソード構成はこんな感じ。
- 報いの書: 第1章: グリーンライト・ベイビーの覚醒
- 報いの書: 第2章: 黒いイエスのブルース
- 報いの書: 第3章: ロウリー校長
- 報いの書: 第4章: 半透明な肌の化け物
- 血の書: 第1章: レクイエム
- 血の書: 第2章: パーディ
第1話から4話までで1構成になってるようですね。
「報いの書」は物語の起承転結の「起」でブラックライトニングシーズン1からの地続きになっています。グリーンライトが蔓延り、グリーンライトベイビーが登場、ジェファーソンは校長の身を追われ、リンはポッドの子供たちを救おうとし、アニッサは教会を救おうと奔走し、ジェニファーは力を制御できず自宅学習。
第1話から4話まではおおむねこれらについて掘り下げるものでした。
第5話から話が大幅に進展しました。ギャンビの訃報が届き、アニッサが診療所で死体から流れ出る水銀を目撃。一気に話が進んでいきそうです。
ブラックライトニングシーズン2前半の感想
とにかくスローペース
本当遅いんですよ。全く物語が進行しない。ブラックライトニングは24話構成ではなく13話構成のようですから(シーズン1の時はそうだった)、物語の前半30%全く進まなかったようなものです。
それに敵が出てこない。なんていうんだろう出てきてるんだけど陰謀みたいなのがない。トビアス・ホエールも終始出てきてはいるんですが新しい敵が登場したり、新しい動きがあったりするわけでもなくダラダラと物語が進んでいった印象です。
ブラックライトニングと同じくThe CWで放送されているアローバースは新エピソードが始まると、まず正体不明の新しい敵が登場します。1シーズンを通してその新しい敵がメインヴィランとして活躍するわけです。
ブラックライトニングではそういう新しいヴィランが登場しないのでストーリー進行がより遅く感じます。
とはいってもすべてのエピソードで見せ場のアクションシーンがあるので退屈はしないんですけどね。
第6話『血の書: 第2章: パーディ』に詰め込み過ぎ
相変わらずトロいよなー、なんて思ってみてたら第6話で急展開すぎ。
30年前から白人至上主義のメタヒューマン「ルッカー」がサウスフリーランドの街を事実上乗っ取り、黒人たちは「パーディ」と蔑まれ森に暮らしているという藪蛇な内容。
このメタヒューマン、ルッカーは「エレメント」と呼ばれる水銀のようなものを白人たちに寄生(?)させ、超人的な能力を与えることができ、超人的な力を得た白人たちは「サンジェ」と呼ばれルッカーのために働かさせられるらしい。
一気にキーワード増えましたね。新しい言葉がてんこ盛りで付いて行けない。「ルッカー」「サンジェ」「パーディ」「エレメント」ね。皆もちゃんと覚えてよ。
ルッカーはジェファーソンと同じ方法で30年前にメタヒューマンになったんじゃないかという推理です。
ジェファーソンたちの住む街でもいろいろな事件があるのになんでわざわざ離れた町で独自社会を展開しているヴィランと戦うんでしょうか。隣町の問題なんかほっといて自分の街を守れよ。
カリルは闇落ちしたんじゃないのかよ
ジェニファーの彼氏でブラックライトニングのせいで半身不随になったカリルはトビアス・ホエールによって超人的な力を得て、ペインキラーとなってブラックライトニングに復讐するという展開がシーズン1にはありました。
そのカリルがあっという間に正気に戻ってしまいペインキラーでなくなってしまいました。さらに半身不随の原因はブラックライトニングではなくトビアス・ホエール本人だったことも知ってしまい、完全に闇落ちから帰ってきた感じ。
ブラックライトニングシーズン1に比べてヴィランの数が圧倒的に減っていってるんですがマジで大丈夫なんでしょうか。
シーズン2第一話ではシオナイド殺されちゃってますし、カリルの忠誠心もなくなってますし、トビアス・ホエール1人ではさすがに退屈です。
最後に
ブラックライトニングシーズン2の後半分で一体どのように展開していくんでしょうね。次感想を書くときはシーズン2の最終話を見た時ですね。
ではまた。