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キタァァーーーー!!
どうも奇声を発するブロガーでょお(@dyoblog_)です。
ようやくお待ちかねの『ワンダヴィジョン』がディズニープラスにやってきました。2020年はマーベルシネマティックユニバース作品が全滅だったので、MCU最新作は実に19カ月ぶり?とかになるはずです。
楽しみ過ぎてお絵かきブロガーでもないのに、ワンダとヴィジョンの絵描いてTwitterにアップしちゃったぐらいだもんね。
『ワンダヴィジョン』配信に向けてヴィジョンとワンダのイラスト描きました✨
— でょお|映画ブログ月100万PV達成 (@dyoblog_) 2021年1月14日
お世辞で良いからいいねくれると嬉しいです🙄
女の子の絵は難しすぎるので二度と描きたくないです。#絵描きさんと繋がりたい ってほど絵は描いてない#マーベル好きと繋がりたい#ワンダヴィジョン#Marvel pic.twitter.com/9xqaQyHQYg
んでもってこのドラマ『ワンダヴィジョン』は初回からガッツリもってかれましたね。気になることだらけ。
やっぱりマーベル・スタジオ初のMCUドラマ(※これまではマーベル・テレビジョンだった)ということもあり、相当力入れて作ってる感じが伺えます。
それでは早速『ワンダヴィジョン』の感想&考察をどうぞ!
言うまでもなく重要なネタバレをたくさん含んでいるので、ドラマの方をまだ見てない方はこちらへ→無料で【ワンダヴィジョン】を見る方法|全話無料で見れる裏ワザもご紹介!ディズニープラス
- ドラマ『ワンダヴィジョン』の概要と評価
- ドラマ『ワンダヴィジョン』のあらすじ
- ドラマ『ワンダヴィジョン』の登場人物とキャスト
- ドラマ『ワンダヴィジョン』の感想 ※ネタバレ注意
- ネタバレ厳禁『ワンダヴィジョン』シーズン1考察
- 最後に
ドラマ『ワンダヴィジョン』の概要と評価
とりあえず以下が『ワンダヴィジョン』の概要と評価になります。
- 主演:エリザベス・オルセン、ポール・べタニー
- 原題:WandaVision
- 製作:アメリカ (2021年-)
9.1
94
93
現在のところ、IMDbの評価は9.1、Rotten Tomatoesの評論家の評価は94点、観客の評価は93点となっています。
高評価だろうとは思っていましたが、思っていた以上にハイスコアを記録しています。
初のマーベルドラマのくせに『ワンダヴィジョン』はかなりのクセモノでカオスなのに、この点数はちょっと補正かかってる感じがありますが…。なんやコレ意味わからんって思う人もいるはず。
ドラマ『ワンダヴィジョン』のあらすじ
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普段ならここであらすじを書いたりするんですが、『ワンダヴィジョン』にあらすじなんてありません。
全てが意味不明で始まるし、すべてが意味不明のまま進んでいきます。
魔女のワンダ・マキシモフ、人造人間のヴィジョン、新婚のふたりが上手く近所に溶け込んでいくストーリーとなっています。シーズン序盤はこんな感じだけど、ここからどうなっていくことやら。
ドラマ『ワンダヴィジョン』の登場人物とキャスト
『ワンダヴィジョン』に登場予定のキャラクターやキャストについては下記の記事でまとめてるので、そちらをご参考ください。
【ワンダヴィジョン】登場人物キャスト・日本語吹き替え声優まとめ|これを読まずに語れない予習復習
ちなみに第一話の今回はワンダとヴィジョンの他に、重要な役割を持っているであろう隣人のアガサが登場しました。
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その他ハート夫妻やドッティなどがリカーリングキャストとして登場。
ドラマ『ワンダヴィジョン』の感想 ※ネタバレ注意
ここからが肝心の『ワンダヴィジョン』の感想ですが、ぶっちゃけめっちゃ良かったですね。
シリーズものって意外と3話目ぐらいまでがクソで視聴を挫折しちゃうこととかもかなりあるんですが、そこはやっぱり天下のディズニーマーベル。1話目から面白い!!1話目が一番面白かったらどうしよう。
あれほど覇権を握っていたマーベルシネマティックユニバースが2020年は1作品も観れなかったってこともあり、久々のMCUで若干色眼鏡で評価しちゃってるとこもあるかもですが…。
「スーパーヒーロー×シットコム」の新しいひねり
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これは作品観る前からわかってたことなんだけど、やっぱりシットコム要素が加わるってのはかなり新しいよね。
映画好きだけどドラマは一切観ないって人は「シットコム」って言葉知らないかもしれないので念のため説明すると、観客の笑い声が入ってて毎回同じセットで撮影されてカメラアングルが固定のコメディシリーズって感じのがシットコム。
ディズニーチャンネルのドラマとかが代表的かと。
とはいえ実はMCUってこれまでも、スーパーヒーロー映画に他のジャンルを掛け合わせてたんですよね。なのでやっぱり「マーベル・テレビジョン」ではなく「マーベル・スタジオ」らしい作品作りだと思います。
例えば『アベンジャーズ / エンドゲーム』がケイパーものってのは腐るほど言われてきましたが、『アントマン』もケイパーもののですし、『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』はポリティカルサスペンスですし、『スパイダーマン: ホームカミング』は学園青春もの。
分かりやすいのを例にしましたが、このようにMCU作品はどれも「スーパーヒーロー映画×別ジャンル」という形で製作されてきたので、シットコムジャンルと掛け合わされるのも納得です。
ましてや初のテレビシリーズですから、テレビ特有のジャンルであるシットコムとの相性は言うまでもなく抜群。
んでもって何気にニクイのが『奥さまは魔女』へのオマージュイースターエッグね。
ニコール・キッドマンの映画版でも知られますが『奥さまは魔女』は、その名の通り「結婚した相手が魔女だった」という設定の60年代のシットコムです。
もう言うまでもなく明らかに『ワンダヴィジョン』はこれをオマージュしてますね。
出典:『奥さまは魔女』より
ワンダ・マキシモフのヒーロー名はスカーレットウィッチつまり赤い魔女ですし、本作では奥様になっちゃってますしねw
さらに予告編を見る限り今後、80年代を代表するシットコム『フルハウス』へのオマージュもあるようです。
『フルハウス』の大スターといえばオルセン姉妹。ワンダ役エリザベス・オルセンの姉たちです。
出典:『フルハウス』より
オルセン姉妹のアシュレーとメアリー=ケイトは双子で『フルハウス』のミシェル役を二人一役で演じたことで有名です。
怖い?ホラーじゃないし怖くもない
前評判というか予告編の段階でやたら言われてたのが、ホラーとか怖いとかだったんですよね。
まあぶっちゃけ言うと全く怖くないですね。たしかに奇妙で不穏な感じはある。
でも、なにをいったところで母体がディズニーなのでホラーではなく全年齢向けですし、トラウマになるような怖さも今後のエピソードでも登場しないと思う。
スーパーヒーローもので怖いのは、多分満場一致でX-MENのドラマシリーズ『レギオン』。私はこの前衛的すぎる『レギオン』が大好きなので、ちょっとやそっとひねりを加えただけじゃ、大して革新性も感じなくなりましたね。以下、参考までに『レギオン』の一場面。
これに慣れてるから『ワンダヴィジョン』が特別 "怖い" って印象は特にありませんでした。
『レギオン』はかなり賛否両論ありますが、なんやこのアメコミドラマ!?って絶対になるので観たことない人はちょっとだけでも観ることをおすすめします。
【解説】コマーシャルのイースターエッグが毎度楽しみ
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『ワンダヴィジョン』はテレビドラマの形に乗っ取ってます。(テレビじゃなくて配信だけど)
なので時間は30分ですし、15分あたりにコマーシャルが入っています。コマーシャルと言っても本物のCMではなく演出。
このCMにイースターエッグが含まれてるのが面白いです。正直、本編よりもこっちが気になるってのがある。2話連続で用意されてるので残りのエピソードにも用意されてるでしょう。
復習がてら軽く解説。
1話目のコマーシャルはスタークインダストリーズ社のトースター、「トーストメイト2000」。言うまでもありませんがスタークインダストリーズはアイアンマンことトニー・スタークの父ハワード・スタークが創業した軍事企業です。
2話目はヒドラ社の腕時計ストラッカーです。ストラッカーの名はワンダとめっちゃ縁が深いですよね。ワンダに能力を与えたのはヒドラの一員バロン・フォン・ストラッカーです。
このストラッカーが腕時計のモデル名としてコマーシャルに登場しました。
ストーリーは『マトリックス』
マーベルシネマティックユニバースという要素が組み込まれてはいるものの、ストーリー自体はSF映画の金字塔『マトリックス』みたいなものという印象です。
主人公が現実と信じる世界からの解放がプロットとなっているので。
また『007 / ノー・タイム・トゥ・ダイ』の監督キャリー・フクナガの『マニアック』にも似てる気がしますねー。
シリーズものの『マニアック』では仮想現実の世界が毎エピソードごとに変化する作品でした。マフィア映画っぽい仮想世界のエピソードがあったりファンタジーの世界のエピソードがあったり色々。
『ワンダヴィジョン』でも数話ごとに時代設定が変更になるようですし、展開としてはよく似た印象があります。
ネタバレ厳禁『ワンダヴィジョン』シーズン1考察
『ワンダヴィジョン』のエピソード数は全部で9話なので、今後2カ月にわたって配信されていくことになります。今後シーズン1ではどのような展開になっていくのか考察してみました。
【考察】テレビを見ているのは誰なのか
ワンダとヴィジョンがいるこの世界が現実世界ではないのは明らかです。そして1話目の終わりには彼らをテレビ越しに見ている何者かが映りました。
一体この人物は何者なのか。
個人的な考察としてはやっぱりヒドラなんじゃないかと。2話目のコマーシャルにヒドラが出てきたのがどうも引っかかります。
ヒドラはキャプテンが崩壊した後も暗躍を続け、残党が再建しようとしていたことは『エージェント・オブ・シールド』シリーズでもわかっています。
そして個人的に一番気になるのが腕時計の示す時間。
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すっごい中途半端な時間だと思いません?CMなんだから普通はもっとキリの良い時間になってるハズ。それが2時42分頃と不自然なほど中途半端な時間になってます。
もしかするとこの2時42分というものがなにか重要なキーワードを握ってる可能性もあるかもしれません。
【考察】突如妊娠するワンダ
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現実ではありえないスピードで急に2話目のラストで子供を授かったワンダ。
いくらスーパーパワーを持ってたとしても、ワンダは人間ですしあり得ないですよね。
なので順当に考察するのであれば、ここは現実ではなくワンダの願望からの妊娠という可能性があります。
ワンダのパートナーであるヴィジョンはワカンダの戦いでサノスに敗れました。
そのためワンダは子供を授かることなくヴィジョンを失っているので、それが願望となってこの世界に反映されているのかもしれません。
【考察】ラジオから流れる声の主
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ワンダがドッティと一緒にいるときラジオから何者かの呼び掛けがありました。声の主は「聞こえるか応答せよ。誰が君に指示を?」と呼び掛けてましたが、これは一体何を意味するのか。
アベンジャーズか誰かわかりませんが、ワンダのことを知っているワンダの仲間のようです。
そもそも今ここはどこで何が起きてるのか。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で世界から危機が去った世界で誰がワンダに呼びかけてるのか。
ワンダがヘリコプターのおもちゃを拾い上げてるシーンもあったので、もしかするとこの世界に来る前はヘリコプターに乗っていたってパターンもあるかもしれませんねー。
【考察】全てはワンダの現実改変、ヴィジョンは既に死亡
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考察すると、まあ多分こういう展開だよね。
原作コミックのワンダは『ハウス・オブ・M』というシリーズで現実改変を行っています。これはワンダの能力が暴走して世界が改変されてしまうストーリーです。
『ワンダヴィジョン』でもそれと同様に、すべてはワンダの能力によるものだと。
大体ヴィジョンは『アベンジャーズ / インフィニティウォー』で死亡してますし、本作の時系列は『アベンジャーズ / エンドゲーム』の後になっています。ヴィジョンはサノスの指パッチン以前に死亡しているので復活もしてないハズ。
『ワンダヴィジョン』はワンダとヴィジョンという意味の他に、「ワンダのヴィジョン(=理想)」というダブルミーニングになっていると思われます。
外部の世界が存在することが2話の時点ですでに分かっているので、現実改変というよりは夢の世界や幻覚のようなものが近い気がします。
最後に
以上、『ワンダヴィジョン』を見始めた感想になります。
本当は毎エピソードごとに感想を書こうかなと思ったんだけど、『マンダロリアン』の時に同じことやっても全く読まれなかったんですよね。
やっぱり誰も読んでない記事を書くのは苦痛でしかない。
なので『ワンダヴィジョン』の次の感想は、シーズン1が終わったら書こうかなと思います。
この記事が気に入った方は是非下記の記事も合わせてどうぞ。必ず役に立つはずなので読んでくだせー。
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