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ネタバレ感想【オルタードカーボン:リスリーブド】タナセダとの前日譚アニメ

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Netflix映画『オルタード・カーボン:リスリーブド』のポスター

出典:IMDb

どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_)です。

Netflix映画『オルタード・カーボン:リスリーブド』を視聴しまして、感想書くか悩んだけどやっぱり書いとこうと思います。

悩んだ理由としては、そもそも私はアニメ見ないから。全くアニメに触れあわずに生きてるので上手く感想書ける自信がないんですよね。

 

とは言いつつもドラマ版の『オルタード・カーボン』が好きなので書くことにします。

肝心の感想ですが、やっぱりアニメなので物足りない部分はたくさんあります。でもドラマの抜けてる部分を補完する意味で視聴するのは大いに面白かったです。

 

この記事は映画『オルタード・カーボン:リスリーブド』のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご遠慮ください。

 

 

『オルタード・カーボン:リスリーブド』の概要と評価

  • 監督:中島丈・岡田義之
  • 英題:Altered Carbon: Resleeved
  • 製作:2020年 日本

6.9

 

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 面白いことにこのアニメ映画版オルタードカーボンの製作は日本。

『カーボウイビバップ』や『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の脚本を務めた佐藤大が脚本を務めています。

アニメ制作を担当したのは株式会社アニマってところらしいので、調べてみたんですがポケモンやモンハンなんかのアニメも一部担当してるそうでしっかりしたところっぽい。

 

CGアニメってディズニーぐらいしか見ないからどうなのかわかんないんだけど日本のアニメってこんな感じなの?

 

『オルタード・カーボン:リスリーブド』のあらすじ

Netflix映画『オルタード・カーボン:リスリーブド』の一場面

出典:IMDb

舞台はクウェルクリスト・フォークナーことナディア・マキタやコヴァッチの妹レイリーン・カワハラが死んだあとの話。

CTAC、そしてエンヴォイと居場所を追われたコヴァッチはこの時初めてタナセダに出会います。

タナセダによるとタナセダの弟と父はヤクザの水本組でRDされてしまったとのことで、その真相を突き止めるべくコヴァッチと接触。

コヴァッチは忍者スリーブに命を狙われる水本組の彫師ホリーの手引きで水本組に潜入しようとしますが、そこでジーナというCTAC隊員と出会います。

 

『オルタード・カーボン:リスリーブド』の登場人物・声優

声優に詳しくないのでちょこっとだけ紹介しようと思います。

  • タケシ・コヴァッチ(鈴木達央)
  • ジーナ(佐藤利奈)
  • ヒデキ・タナセダ(山内健嗣)
  • ホリー・トグラム(朝井彩加)
  • 鴎外(中田譲治)

いつもの癖で字幕で見ようとしてしまいましたが、英語声優がまあまあダメなので日本語で見ました。

 

本作『オルタード・カーボン:リスリーブド』はコヴァッチとタナセダの出会いを描いた作品になっているので、シーズン2で死んじゃったタナセダが登場します。

ちなみにCTAC隊員のジーナの正体はまさかのレイリーン・カワハラ。偶然にもレイちゃん再登場です。

命が狙われる水本組の彫師ホリーちゃんが話のカギを握っております。

 

『オルタード・カーボン:リスリーブド』の感想

Netflix映画『オルタード・カーボン:リスリーブド』の一場面

出典:IMDb

やっぱりなにを言ったところで日本のアニメなので今一つ盛り上がらない感はやっぱりあります。

でもドラマの外伝的な立ち位置で楽しむことができるので、ドラマの『オルタード・カーボン』が好きな方には俄然おすすめです。

日本にゆかりのある『オルタード・カーボン』の日本的な話

タケシ・コヴァッチってそもそも日本人とロシア人のハーフかなんかだったので、ドラマでも日本っぽい表現がたくさんあるんですよね。

そんな『オルタード・カーボン』が満を持して日本文化を舞台に描いた作品が『オルタード・カーボン:リスリーブド』です!って感じ。

 

舞台はいつも通り近未来ですしラティマーという星が舞台なのですが、話の中核が日本文化なんですよね。

 

まずコヴァッチの入ってるスリーブが銀髪の日本人(多分)。使う偽名もケンです。コヴァッチは水本組という龍が如くみたいなヤクザに潜入します。

そんでもって忍者の強化スリーブもいっぱい出てきます。X-MENのシルバーサムライみたいな装甲も登場して、ザ・ジャパニーズSFって感じのところが良かったですね。

 

製作しているのが日本なので、日本の表現に違和感を感じる部分も一切なく、ヤクザの行動理念や描写も自然です。

彫師のホリーはさすがにオヤジギャグだと思うんだけどどうよ?

 

ドラマで見れなかった部分が見れる

やっぱりこのアニメ映画の一番良いところってここだと思うんですよ。正史かどうかはひとまず置いといて。

クウェルを失ったコヴァッチがどのようにしてタナセダに出会い、友人になったのかという過程が伺えます。

さらには反乱軍を裏切った後、クウェルを監禁していたレイリーンがCTACでかなり活躍していたという事実が発覚するところも衝撃的でした。

コヴァッチと真逆のパターンだよね。しかも結構信頼されてたようですし、「タケシ・コヴァッチ=最後のエンヴォイ」の肩書がますます違和感。

 

アニメ版で一瞬だったとはいえ、メンヘラブラコンのレイちゃんがまた見れて良かったです。強烈に気持ち悪いからもっと見たかったけど。

ドラマ版へのオマージュも見どころ

何となくオマージュらしき部分も随所にみられて楽しめましたね。

まず1点目はストーリーが謎解きのサスペンスになってるところ。『オルタード・カーボン シーズン2』で面白くなくなったところって主にこれが理由だと思うんですよ。コヴァッチが探偵みたいなことしくなったところ。

本作ではシーズン1の時のようにコヴァッチが事件の謎を捜査する探偵のようなストーリーになっています。

 

続いて2つめは鴎外ね。

水本組の事務所(?)のAIなんだけど、彼がどう考えてもポーだよね。鴎外が従うのは本来、水本組組長のゲンゾウなんだけどホリーの友達でもある。

ホリーを助けたいがためにプロトコルの抜け道探したりするところとか、矢のマシンガンぶっ放すところとかポーにめちゃめちゃ被るところがあります。

 

『オルタード・カーボン:リスリーブド2』の製作に期待

映画のラストではタナセダの術中にまんまとハマったコヴァッチが、今後さらにタナセダの任務をこなしていくことが示唆されて終了。

こうなると気になるのは続編だよね。

 

私の勝手な予想なんだけど『オルタード・カーボン』って結構金かかってんのよ。だけど人気だから今後もシリーズを継続したいんだと思うんですよね。

そのために横展開できるアニメ版の続編が製作されるんじゃないかと。抜けてる部分を上手く保管することが出来れば費用を抑えつつ、作品の世界観を大きく拡大することができます。

 

あとなんといってもまだニューホッカイドウが出てきてない。コヴァッチはニューホッカイドウでタナセダの言葉を聞いたと言っていたから、ニューホッカイドウ出してくんないと。

だってニューだぜニュー。ニューホッカイドウだぜ。

 

最後に

いかがだったでしょうか。

これからも『オルタード・カーボン』シリーズがどんどん展開していってほしいですね。

このブログではドラマの方の『オルタード・カーボン』感想も書いてるので一緒に見てね。ではまた。

ネタバレ感想前半【オルタードカーボンシーズン2】前作よりつまらない。ジョエルキナマン出せや。
ネタバレ感想後半【オルタードカーボンS2】ラストのオチ考察|シーズン3の展開を解説してみた

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