どうもでょおです。早速行ってきましたよ『アントマン&ワスプ』。すんごい雨降ってて大変でした。マーベルシネマティックユニバース最新作なんだから雨が降っていようが封切り日に行くしかありません!
ということで今回は『アントマン&ワスプ』の感想記事。
この興奮を分かち合いたいので早速ネタバレありの感想を書いていこうかと思います。それでは早速、駆け足で行きますよー。
『アントマン&ワスプ』あらすじ
頼りなさすぎるヒーロー<アントマン>と、完璧すぎるヒロイン<ワスプ>──ふたりの前に、すべてをすり抜ける神出鬼没の謎の美女<ゴースト>が現れ、アントマン誕生の鍵を握る研究所が狙われる。敵の手に渡れば、世界のサイズが自在に操られてしまう!? さらに、金目当ての武器ディーラーの襲撃や、アントマンを監視するFBIの追跡も巻き込み、人や車、ビルなど全てのサイズが変幻自在に変わる“何でもアリ”の大騒動に! ユニークなパワーと微妙なチームワークで、アントマンとワスプは世界を脅かす“秘密”を守り切れるのか?
ざっくりとしたあらすじはこんな感じ。
話をまとめるとホープの母ジャネットを救おうとして開発した量子トンネルを、自分の病気を治すために盗もうとするゴースト、金儲けに使おうとするソニー・バーチ。さらにFBIには逃亡犯として目をつけられている。3人は上手く切り抜けてジャネットを救えるのか、ってのが本作のストーリー。
つまり悪者らしい悪者は全くいません。世界を滅ぼしたりする巨大な陰謀も一切なく、開発した量子トンネルの奪い合いを行うだけのアベンジャーズ/インフィニティ・ウォーから超見劣りする作品です。
『アントマン&ワスプ』感想(ネタバレあり)
アベンジャーズ3から見劣りする
まあ当然といえば当然なんですがあの超盛り盛り映画アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーを思うとまあこじんまりしたなと。
マーベルシネマティックユニバース映画って大体とんでもない悪役がいるんですよね。でも本作では悪役らしい悪役っていないんですよ。
世界を滅ぼそうとしている奴や、食い止めないといけない危機が本作『アントマン&ワスプ』にはありません。ピム博士のラボを奪い合ってるだけ。
目的も世界を救うことではなく、ホープの母でハンクの妻、ジャネットを救うことです。スーパーヒーロー映画で、世界ではなく仲間を救う話はいくつもありますが普通は仲間を救うついでに世界も救うパターンが一般的です。
『アントマン&ワスプ』は仮にミッションが失敗しても世界には何の影響も与えません。
アクション増し増し
批判っぽいこといってみましたが、正直な感想めちゃめちゃおもしろかったです。特にアクションシーンはこれまでのマーベルシネマティックユニバース作品の中でもかなり面白い特殊なものでした。
縮小するというアントマンとワスプの特徴がフルに活用されたアクションはとても斬新で魅力的です。前作『アントマン』でも同じようにアクションが繰り広げられましたが、前作の何倍もパワーアップしてましたね。
物語序盤にあるワスプの戦闘シーンやカーチェイスのシーンなんかはアクションの見せ方が半端じゃありません。
さらに斬新なのがゴースト。ゴーストのアクションシーンもこれまで見たことないおもしろいアクションでした。物を自由に透過させたりする特徴が最大限に活きたアクションでした。
ラストを見る限りゴーストはまだ生きているのでアントマン3似も登場させてほしいですね。
難しい話抜きで全編痛快に楽しめる
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーから比較すると見劣りするなんて言いましたが、むしろ規模を縮小したのは大正解。アントマンだけに
重くて堅苦しい内容に対してストーリーは非常にテンポよく小気味良く進んでいきます。
これは『アントマン&ワスプ』がバディムービーとして大成功してると思いますね。バディムービーの醍醐味は正反対の二人が初めは揉めてるけどだんだん仲良くなって息ぴったりになるというところ。
『アントマン&ワスプ』ではシビルウォーの一件でスコットとホープが別れたというところから始まってますから余計面白みがありますね。
誰一人として死なないハッピーなラストも往年のバディムービーのような魅力があります。
最後に
はっきり言って『アントマン&ワスプ』は面白かったです。ただよくあるスーパーヒーローもののような面白さではありません。
『アントマン&ワスプ』はかっこよくて強いヒーローに憧れるような作品ではなく、80年代頃のアクション映画やバディムービーのような楽しくハッピーになれる面白さのある映画です。
MCUの世界観にあるからこそ地味に見えるかもしれませんが、他の作品にはない独特の魅力があるんだなと改めて実感しました。
とりあえず今日は眠たいのでここまで。ではまた。