出典:エクスティンクション 地球奪還 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
どうもでょおです。今回はNetflixオリジナル映画『エクスティンクション 地球奪還』の感想記事です。タイトルが以前紹介した『アナイアレイション 全滅領域』っぽいので一瞬続編かと思っちゃいました。(全く関係ないです)
今回は珍しく気の利いた邦題でした。これ見ると「あっ」となるやつですよ。
正直ね、ただのインベージョンものだと思って見たんですがヤられました。こんなドンデン返し持ってくるとは。私、結構深読みするタイプでドンデン返しって割りと読めちゃうんですよ。『シックスセンス』って過大評価されてね?って思うほど。
完全に油断してたとはいえやられましたね。
今回の記事もネタバレありの感想記事になりますのでまだ未視聴の方は十分ご注意ください。途中から注意入れてます。ではどうぞ。
『エクスティンクション地球奪還』あらすじ
家族を愛する男を苦しめる、エイリアンが地球へ侵攻する悪夢。ある日、謎の地球外生命体が地球上のあらゆる生命に総攻撃を仕掛け、男の悪夢は現実と化してゆく。
主人公のピーターは2児の父で妻と4人暮らし。エイリアンが地球へ侵略に来る悪夢を度々見るんですが、「これは妄想ではなく現実だと」思っています。
そして実際にエイリアンの地球への侵攻が始まります。ところがこのエイリアンの正体がとんでもないものなんですね。いやーマジで騙された。
『エクスティンクション地球奪還』キャスト
- マイケル・ペーニャ
- リジー・キャプラン
- イズラエル・ブルサード
- マイク・コルター
主人公ピーターを演じるのはマイケル・ペーニャ。もうラテン系俳優の代表ですね。コメディイメージが結構強いですが真面目な役やっても全然見れるんだなと実感。私はジェイク・ギレンホールと共演した『エンド・オブ・ウォッチ』が好きですね。
その妻アリスを演じるのはリジー・キャプラン。彼女もコメディ系の映画が多いですよね。真剣なんだけど間の抜けた感じがどうも気になる。鑑賞の妨げになるというか。
そしてこのブログではお馴染みのルーク・ケイジ(マイク・コルター)が出ております。なんだかあまり代わり映えしない役柄でしたが。キャラクターとしては主人公の上司。まあタフガイですよ。
↓ここからネタバレあり↓
『エクスティンクション地球奪還』感想
マイケル・ペーニャのポンコツ感
真面目なマイケル・ペーニャも悪くないと言ったんですが、なんていうんでしょうか。やっぱりポンコツ感がめちゃめちゃあるんですよね。
声変だし、背が低いし、地味なんですよね。良いお父さん感があまりないというか。全然悪くないんだけど。
リジー・キャプランとのセットも違和感がありますし。というかこれは敢えて違和感のあるキャスティングにしてるんでしょうが。
そのくせキャラクターとしては超しっかりしてるんですよね。まずエイリアンの銃の指紋認証をあっという間に解除します(それも一瞬で)。それから自分たちの正体を知って取り乱すこともなく妻を救ってくれとすぐさま実行。
マイケル・ペーニャのイメージとは裏腹に超しっかりした父親でした。
超衝撃的展開
この記事の冒頭でも言いましたが、いやー騙されましたね。というかどんでん返しに全く備えてなかったことも好転して結構衝撃的でした。
『エクスティンクション 地球奪還』観る前はただのインベージョンもの、家族で逃げ惑う父親が主人公で『宇宙戦争』のようなものを連想してたんですが全く違いました。
次女を襲わなかったところを見て、「あっコレ、絶対人間やろ」と思いましたがまさかエイリアンが人間で、人間だと思っていたものが人造人間だったとは。感服しました。
そして、改めて考えてみるとこの作品『エクスティンクション 地球奪還』もつまりAIの話なんですよね。Netflixがここ最近立て続けに「AIのアイデンティティ」をテーマにした映画作品を公開しております。
先日紹介した『ホンモノの気持ち』や『TAU/タウ』です。今回の『エクスティンクション 地球奪還』は視聴者側が彼らがAI、人造人間だと物語後半まで知ることはありません。
近い将来、人工知能が発展することで人間がどうなっていくのかというテーマをこんなに色んな方向から見ることができるなんてとても楽しいですね。
最後に
私は学も才もないごく普通の一般人なので人工知能がどういったものかわかりませんが、いつの日かこんな人間そっくりな人造人間が誕生した時、どう向き合えばいいのかちょっと考えさせられますね。
NetflixのSF作品はやっぱりアタリが多いわ。ではまた。
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