どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_)です。
最近メッチャ暑くて仕事どころじゃないよねマジで。クーラーつけずに頑張ってるんだけど暑すぎて体から発火しそう。ファイヤースターターチャーリーみたいなレベル。
さてくだらねぇこと言ってないで今日もブログ書きます。本当は映画館に行きたかったんだけど、車の調子悪くて断念。またしてもネトフリ三昧していました。
今日見た映画はこちら。
Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』
クライムもののアクションサスペンスです。『トリプル9』とか『ヒート』とかああいった類の映画ですね。
ちょっと面白いのは「科学の力で犯罪が無くなる直前に強盗する」ってSF設定がひねりになっています。
では早速感想をどうぞ!
この記事は映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』のネタバレを含んでいます。未視聴の方はご注意ください
- Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の概要と評価
- Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』のあらすじ
- Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の登場人物・キャスト
- Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の感想(※ネタバレ注意)
- 最後に
Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の概要と評価
- 監督:オリヴィエ・メガトン
- 原題:The Last Days of American Crime
- 製作:2020年 アメリカ
5.3
-
67
『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の評価はこんな感じでした。Rotten Tomatoesの観客評価が67%、IMDbの評価が5.3となりました。
個人的に評価するとすればNetflix映画だと思うと十分楽しめたよ。
本作は冒頭でもわかる通り、グラフィックノベルつまりコミックが原作になっています。原作はリック・リメンダーが執筆し、グレッグ・トッキーニが描いた2009年に発刊されました。
ちなみに本作の監督オリヴィエ・メガトンは『96時間』の2作目、3作目や『トランスポーター3 アンリミテッド』、『コロンビアーナ』などを監督しています。
特別に印象的な監督って程でもありませんが、本作『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の監督にはうってつけの「まあまあ監督」でしょう。
Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』のあらすじ
脳内のシナプスを操作して、違法行為を阻止するシグナルを政府が発信する日が迫るアメリカで、敵討ちに燃える銀行強盗が、最後に史上最凶の大仕事を企てる。
舞台は近未来、2025年前後のアメリカ。
犯罪を防止するために脳内を政府がいじくり回すことで、物理的に犯罪が出来なくようにするAPI技術のシグナルが発信するまであと数日。
刑務所で弟を殺された主人公ブリックが復讐のため史上最大10億ドルの強奪を企てるという話。
逆にカナダが「自由の国」と呼ばれる遊び心よ。
とはいえAPI技術以外はハイテクガジェットも出てきません。特別荒廃した世界観でもなくデモが連日続いているぐらいです。
この辺を深く描かないことで上手いこと費用を抑えてる感じのNetflixあるある。
Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の登場人物・キャスト
以下、『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の登場人物とキャストになります。
グラハム・ブリック(エドガー・ラミレス)
出典:ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
銀行強盗集団のボス。
少し前に弟ローリーが刑務所で自殺し、その上仲間のジョニー・ディーに裏切られ、街を牛耳る裏社会のボス、デュモイ家に命を狙われます。
ところが弟の死は自殺ではなく、刑務官による撲殺が原因だとのことで復讐を目的に最後の大仕事をはじめます。
演じるのはエドガー・ラミレス。『ガール・オン・ザ・トレイン』や『悪の法則』『X-ミッション』などに色んな作品で見かける人ですね。
ケヴィン・キャッシュ(マイケル・ピット)
出典:ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
ブリックに強盗の話を持ち掛ける怪しいヤツ。その正体は街一番の悪党デュモイの息子。
なにも成し遂げていないポンコツだから、犯罪が出来なくなる前に歴史に残る大強盗をしようとします。
キャストはマイケル・ピット。エヴァ・グリーン主演のえちえち映画『ドリーマーズ』やハリウッド版攻殻機動隊『ゴースト・イン・ザ・シェル』に出演していました。
シェルビー・デュプリー(アンナ・ブリュースター)
ケヴィンの婚約者でありながら速攻でブリックに揺れるヒロイン。天才ハッカーでMITの卒業証書を作っちゃったとか。
FBIに妹を人質に取られていてるためFBIのスパイ。FBIはケヴィンを捕まえるために動いています。なんでかわかりません。
てかFBIのやり方があまりに汚い。
演じるキャストはアンナ・ブリュースター。
ソーヤー(シャールト・コプリー)
警察。原作コミックを読んでいないので分からないのですが、かつて誰かを射殺してスキャンダルになっていたことがあるよう。
APIのインプラントに志願したりと根っからの警察。インプラントを入れることで、警察は犯罪を犯すことができます。多分。
インプラント入れてない人以外は全員人を殺せないけど、警察は必要であれば人が殺せるとかそういうことかと。
キャストはシャールト・コプリー。『第9地区』や『チャッピー』『マレフィセント』などなど色んな作品に出てるので知ってる人も多いですよね。
Netflix映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の感想(※ネタバレ注意)
それではここからは『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』の感想になります。ネタバレあるので要注意ですよ。
感想を一言でまとめると十分面白かったです。というか最近はこれぐらいの映画を見るのが一番楽なんですよね…。
長年映画見てるので、最近はハードなのとか難しいのとか見るの疲れるようになってきた。
出典:ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
クライムアクションとして十分
本当になんて言うかアクションはコレで十分なんですよ。たまーにマイケル・ベイみたいな爆発しまくるブロックバスター映画が見たくなりますが、普通の金曜日の映画はこれぐらいが良いよね的な。
撃ち合いあるし、カーチェイスもあるし、十分かな。肉体バトル的な見どころはほとんどないけど、「雰囲気面白い」映画としては十分。
主演も助演も比較的こじんまりしてるおかげもあってか、割と資金が潤沢にあったのかもしれませんね。
Netflix映画でよくあるあぁこの映画チープやわって感じはあまりなかったです。
無駄に上映時間が長い
これね。マジでこれ。
Rottenのオーディエンススコアの評価が低いのとかほとんどこれなんじゃね?この規模の映画でなんと2時間半もあるんですよ。長くても良い映画っていっぱいあるけど、これは違う。
正直この映画で2時間半はナシです。
大体ざっと見てもカットしてほしいところいっぱいありますね。
冒頭でブリックが燃やして殺したと男とかいらんでしょマジで。ふつふつと復讐心燃やしてました的に再登場するんだけど、知らん間に死んでるしね。
原作コミックを忠実に映像化したかったのかもしれませんが、1時間半から2時間くらいコンパクトに収めてくれた方がもっと楽しめたと思いますねー。
もうすぐ終わりそうだからトイレ行こーと思って停止したら、あと50分とかあって本気で笑いました。なげぇよマジで。
弟の復讐したいんだったら強盗じゃなくない?
肝心の主人公の行動原理がそもそも理解できないというか…。
ブリックの弟ローリーは刑務所でAPIの実験に利用され、最終的に刑務官たちに撲殺されたんですよね。(本当は違うけど)
もし仮にそうであれば強盗なんかせずに刑務官に復讐しない?だって数か月後には犯罪一切できなくなるんだよ?
今のうちに凸した方が復讐になりそうな気がするんだよね。この辺りが本当にパッとしない。
あとキャッシュのやりたいこともよくわからない。
実験の結果、なにも感じなくなったとか言ってる割には相当感情的だし。「名声を残したいとか」なにも感じなくなった人が言うことじゃないね。
父親殺してるんだから莫大なお金も手に入る訳だし、そんな面倒クサいことする意味ある?って感じでしたね。
ポリコレを絡めなかった件
この映画『ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム』は、今現実に問題になっていることを絡めて風刺している映画なのかと思ったんですよね。
というか実際そうなんだけど。
言うまでもなく近年アメリカでは警察の行き過ぎた行為が問題になってる。本当に今ちょうどタイムリーな事件で先月下旬からとんでもないデモが毎日起きてる。
本作が製作されたのはもっと前だとはいえ、割と現実にリンクする部分もあるんですよ。
警察だけが罪を犯せる社会なんてかなりヤバいわけで、とんでもないことなわけですよ。例え未来が舞台設定のフィクションであれど、それがいかに危険な考えかを描いても良かったんじゃないかなと。
風刺がキツすぎるからあえて、そういった要素を削ったのかもしれませんが、ひねりになるSF設定が上手く作用してなくてもったいないなと思いましたね。
車がカッコよかったよ
最後に小学生みたいな感想を書いときます。ブリックの車がカッコよかったです。
1969年式のマスタングGTですね。ちな私は2002年式のに未だに乗ってる。
ブリックのマスタングはアメリカンレーシングのトルクトラストホイールにサイドストライプがイケてるハードトップ。GTなのでV8です。
69年式マスタングと言えば有名なのはやっぱり『ジョン・ウィック』の69年式マスタングBOSS429ですね。生産台数800台ほどの聖杯とも呼べるマスタングです。
Motion Picture Artwork (C)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
マスタングの中でも69年式はトップクラスに人気が高いモデルなので、殺し屋たちが好んで乗る車なのかもしれませんね。
最後に
いかがだったでしょうか。個人的には面白かったです。
言いたいことは結構ありますが、長いのさえ何とかしてくれたらもっと楽しめるのになー。色々微妙なところはありますが、やっぱりこんな時期なので少しでも新作映画が楽しめるのはめっちゃありがたいですね。
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