出典:Morbius, the Living Vampire - Wikipedia
どうもでょおです。
スパイダーマンに登場するドラキュラ系キャラクター「モービウス」の映画化が企画されているのをご存知ですか?
モービウス役にキャスティングされたのは『スーサイド・スクワッド』のジョーカーを演じたジャレッド・レト。今回はこのモービウスについての概要や、そもそもモービウスって誰やねんという方について紹介していきたいと思います。
- ※1.14追記:予告編が公開されました!
- 吸血鬼に噛まれないで吸血鬼になった
- 悲しい運命を背負った悲劇のヒーロー
- ヒドラやブレイドとも関係あるよ
- モービウスを演じるのはオスカー俳優ジャレッド・レト
- ソニー・マーベル・ユニバース(SUMC)が企画されている
- 最後に
※1.14追記:予告編が公開されました!
ソニピユニバース第二弾の映画『モービウス』の予告編が公開されました。無事に制作が進んでよかったですね。
キャストには『スーサイド・スクワッド』版のジョーカー、ジャレッド・レト。
ヒロインにはNetflixオリジナル作品でヒットした『6アンダーグラウンド』のアドリア・アルホナ。共演には『ワイルド・スピード』シリーズのタイリース・ギブソンや『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のマット・スミスが名を連ねております。
予告編から読み取れることとしては、やはりマイケル・キートン。『スパイダーマン:ホームカミング』のバルチャーことエイドリアン・トゥームスです。
出典:YouTube
またスパイダーマンの落書きに「Murder」=殺人の文字は『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のラストの出来事を示唆しているように見えます。
出典:YouTube
トムホ版スパイディは2つのユニバースを行き来することになると、噂されているので、恐らくその1つめのクロスオーバーとなりそうです。
よく見るとサム・ライミ版のスパイダーマンっぽいスーツだけど、単純に大人の事情な気がしますねw
吸血鬼に噛まれないで吸血鬼になった
モービウスはマイケル・モービウス博士が実験の末、吸血鬼のようになった姿です。
ノーベル賞も受賞したことがある優しい人間だったモービウス博士は珍しい血液の病気を患っていました。コウモリを使った薬と電気療法で治療しようとしたのですが失敗し、なんちゃって吸血鬼になりました。(なので正確には吸血鬼ではなくコウモリ男じゃね?)
怪力を手に入れ、直射日光に弱くなり、何より血を渇望するようになります。モービウスは血を飲まないと病気が進行し死んでしまう体になったのです。
モービウスが血を吸った相手も吸血鬼のようになります。まさに人工的に産み出された吸血鬼になりました。
悲しい運命を背負った悲劇のヒーロー
自分の病気の治療がしたかっただけのモービウス博士ですが実験が失敗したため血への渇望から、一緒に実験を手伝ってくれた親友を誤って殺してしまいます。
自分が嫌になったモービウスは自殺しようとしました。(失敗した)
で、ここからモービウスがかっこいいんですよ。どうしても血が必要なモービウスは犯罪者や悪者だけをターゲットにしていきます。自分の得た能力を正義に活かそうとするアンチヒーローですね。
ヒドラやブレイドとも関係あるよ
で、このモービウスですが当然基本的にはスパイダーマンのヴィランなのでスパイダーマンと対立します。
スパイダーマンの特殊な血を吸えば病気が完治すると思いスパイダーマンを狙うようになるからです。
スパイダーマンを倒すためにキャプテン・アメリカの悪の組織としてお馴染みのヒドラ、その博士とも手を組みます。このヒドラの博士がモービウスを使って吸血鬼を量産、その吸血鬼たちを倒すためにスパイダーマンはヴァンパイアハンターのブレイドと共に戦いました。
モービウスを演じるのはオスカー俳優ジャレッド・レト
出典:ファイル:Flickr - nicogenin - 66ème Festival de Venise (Mostra) - Jared Leto (14).jpg - Wikipedia
そんなモービウス役にキャスティングされているのはオスカー俳優のジャレッド・レトーです。DCコミックの『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役を演じました。
先代ジョーカーたちの印象が強すぎたし、キャラクター的にかなり損をしていたのであまり評価されていませんが、実際はジャレッド・レトのジョーカーはとてもかっこよかったです。
そのジャレッド・レトがドラキュラ役なんですから期待できない訳がありません。ただ心配なのはモービウスというキャラクターの知名度ですね。アメコミ興味ない層で知ってる人は皆無なんじゃないでしょうか。
ソニー・マーベル・ユニバース(SUMC)が企画されている
ソニー、通称ソニピもマーベルシネマティックユニバースのようにユニバース化、フランチャイズ化をもくろんでいます。
そもそも『アメイジング・スパイダーマン・シリーズ』はフランチャイズ化するつもりでした。アメスパ2にはエレクトロの他にグリーンゴブリンやライノが登場し、今後さらにシリーズが発展する予定をしていました。
ところがアメスパ2が失敗に終わったため『アメイジング・スパイダーマン・シリーズ』は中止、新たにホームシリーズとも呼ばれるMCUの一部で新生スパイダーマンを誕生させました。
ホームシリーズはMCUの一部であるためソニピで好き勝手するのには都合が悪いので、スパイダーマンに登場するスパイダーマン以外のキャラクターでソニー・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター、SUMCを構築しようとしています。
その1作目にあたるのが今年11月公開のヴェノムです。SUMCはヴェノムを皮切りにスパイダーマンに登場するたくさんのキャラクターでアメスパで失敗したユニバースを新たに誕生させようとしています。
最後に
いかがだったでしょうか。すべてはSUMC第一作『ヴェノム』に命運がかかっていますね。ヴェノムのヒットでトントン拍子にSUMCが成功すればきっとモービウスも映画館で見る事が出来るでしょう。
そんなSUMC第一弾『ヴェノム』は本国では10月5日公開、日本では11月2日に公開です。
ではまた。