どうもでょおです。
今月はスティーヴン・キング原作の映画が2本も公開されることになっています。(ITとドクタースリープ)
モダンホラーの巨匠なんて呼ばれていますが、おそらく映画の原作に最も使われている小説家ではないかと個人的には思っています。
そこで今回はスティーヴン・キング原作の映画を全部まとめてみることにしました。複数回に分かれているテレビ映画も含めています。
一応面白い順、人気順に並べています。順番は私個人の感想ではなく米映画格付けサイトRotten Tomatoesのtomato materのスコアに基づくランキングです。tomato materが未評価の作品に関してはaudience scoreを採用。
- キャリー(1976年)
- デッドゾーン(1983年)
- スタンド・バイ・ミー(1986年)
- ジェラルドのゲーム(2017年)
- ミザリー(1990年)
- ショーシャンクの空に(1994年)
- 1922(2017年)
- 死霊伝説(1979年)
- IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年)
- シャイニング(1980年)
- 黙秘(1995年)
- グリーンマイル(1999年)
- 1408号室(2007年)
- スティーヴン・キングのザ・スタンド(1994年)
- ドクター・スリープ(2019年)
- クリープショー(1982年)
- ミスト(2007年)
- クリスティーン(1983年)
- キャッツ・アイ(1985年)
- バトルランナー(1987年)
- 16位~41位のランキング
- 最後に
キャリー(1976年)
キャリー (字幕版)
Rotten Tomato:92%
※写真はリメイク版『キャリー』の方。
スティーヴン・キング原作で最も面白いのはブライアン・デ・パルマが監督したリメイク前の『キャリー』ということになりました。面白いもんね。
このキャリー役の人が言っちゃ悪いんだけど本当に不細工なんですよね。そんなキャリーがプロムで幸せそうにしてて可愛らしく見えてきた一番幸せなタイミングで豚の血を浴びせられるんだけどあそこで笑える学校の人達ってホントどうかしてるわ。怖すぎ。
デッドゾーン(1983年)
クローネンバーグのデッド・ゾーン(字幕版)
Rotten Tomato:91%
クリストファー・ウォーケン主演の映画ですね。事故の後遺症で未来や過去が見れるようになった男の話。たしか10年程前にテレビドラマにもなってましたよね。
確かにスティーヴン・キング原作の有名な映画のひとつですが、それほど高く評価されている印象はないんだけどRotten Tomatoでは堂々の91%の評価です。
スタンド・バイ・ミー(1986年)
スタンド・バイ・ミー
Rotten Tomato:91%
『デッドゾーン』と 同率で2位には『スタンド・バイ・ミー』。ヒューマンもののイメージがかなり強いですが、ブタケツの話や股間をヒルに吸われるなど随所にキング色が含まれている名作ですね。
本作を監督して大ヒットしたロブ・ライナー監督は劇中の舞台になる架空の町「キャッスルロック」の名前を付けた製作会社を設立しています。
ジェラルドのゲーム(2017年)
Rotten Tomato:91%
Netflixオリジナル映画の『ジェラルドのゲームが』同率2位になりました。やっぱりスティーヴン・キング原作のホラーといえばこうじゃなきゃって感じの映画です。
マンネリ夫婦が山小屋で手錠を使ったプレイをしようとするのですが、夫が心臓発作で死亡。一人山小屋で手錠をかけられたカーラ・グギノ演じる主人公がトラウマを思い出したり危機的状況に陥るシチュエーションホラーです。
監督は『ドクター・スリープ』でもメガホンを取ったホラーがお得意のマイク・フラナガン。
ミザリー(1990年)
ミザリー (字幕版)
Rotten Tomato:90%
怖いよね。説明するまでもなくキング原作映画の代表作。小説ミザリーシリーズの熱狂的なファンが最新作のオチに納得せず暴走する話。
さすがに監禁することはないけど、話のオチにブチギレて作り直せと言っちゃう気分がわからなくもないのがちょっと怖いよね。
キャシー・ベイツがとにかくヤベーです。何の映画を見てもミザリーのイメージが拭えない女優ですね…。
ショーシャンクの空に(1994年)
ショーシャンクの空に(字幕版)
Rotten Tomato:90%
『ミザリー』と同率3位には『ショーシャンクの空に』がラインナップ。とても人気が高い映画で、世紀の大傑作レベルの扱いを受けてるけど個人的には何でそれほど人気なのかいまだにわかってないです。ごめんなさい。
1922(2017年)
Rotten Tomato:90%
『ミザリー』『ショーシャンクの空に』に並んでNetflxオリジナルのホラー映画1922年がランクイン。
マジか。あのクソ映画が3位だと?
いかにもスティーヴン・キング原作の映画だろうな、って設定のネズミホラーだったんですが、そんなに高評価だったとは知らなんだ。
全然もう一度見たいと思わないタイプの映画でしたね。ブログに感想書いたりもしたけど。
新作映画【1922】ネタバレなし感想レビュー〜新感覚ネズミホラー
死霊伝説(1979年)
Rotten Tomato:89%
小さな町でひっそりと吸血鬼たちが増えていくホラー映画。しれーっとテレビドラマリメイクしていたのは黒歴史。
エンタメ映画も撮れちゃうホラー監督ジェームズ・ワンが現在リメイク映画を準備中です。
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年)
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(字幕版)
Rotten Tomato:86%
日本でも大ヒットしたホラー版『スタンド・バイ・ミー』が5位にランクイン。殺人ピエロのペニーワイズがとにかく怖いです。やっぱり続編よりこっちの方が怖かったよ。
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』をAmazonプライムビデオで見る
シャイニング(1980年)
シャイニング (字幕版)
Rotten Tomato:85%
名匠スタンリー・キューブリックが監督したことでもお馴染みの映画。原作と全然違うということでスティーブン・キング本人が批判しまくったことでも有名ですね。
この後キングが直々に携わってテレビ映画が製作されています。キューブリックの映画って本当に難解だよね。自称シネフィルが大好きそうな映画です。
黙秘(1995年)
黙秘(字幕版)
Rotten Tomato:84%
『ミザリー』のキャシー・ベイツが実は良い人役で出演している映画。スティーヴン・キング原作の人気映画としては比較的知名度が低い印象ですが良作です。
グリーンマイル(1999年)
グリーンマイル (字幕版)
Rotten Tomato:79%
トム・ハンクスと今は亡きマイケル・クラーク・ダンカンが共演した感動作品。3時間越えの長い映画。昔のVHSってこんだけの長さ入らないから2本に分かれてたんだよね。
ミスター・ジングルスが可愛いです、はい。
1408号室(2007年)
1408号室 [DVD]
Rotten Tomato:79%
『グリーン・マイル』と同率8位にはジョン・キューザック×サミュエル・L・ジャクソンのホラー『1408号室』がランクイン。
宗教色強めのオカルトホラーなので日本よりキリスト教圏でウケてるんじゃないかと。
スティーヴン・キングのザ・スタンド(1994年)
スティーブン・キングのザ・スタンド [DVD]
Rotten Tomato:78%
テレビ映画ですね。多分4本ぐらいに分かれていた気がする。ダークタワーに次ぐキングの代表作と言われています。
人類のほとんどが死滅した世界で善と悪が戦うという壮大な話。ゲイリー・シニーズ主演で映像化したんですが、原作の再現度がかなり高かったですね。かなり長い話なのでテレビシリーズでドラマ化してほしい。
ちなみに本作の悪者ランドル・フラッグは『ダークタワー』の悪者ウォルターと同一人物。これぞキングユニバース。
ドクター・スリープ(2019年)
Rotten Tomato:76%
10位には『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』がランクイン。大人になったダニーがどうなったかを描いた話のようです。オビ=ワン・ケノービのユアン・マクレガー主演。日本では公開目前なので楽しみですね。
追記:このブログでも『ドクター・スリープ』の感想を書きました→ネタバレ感想【ドクタースリープ】怖くないホラー、むしろスターウォーズだわ
クリープショー(1982年)
クリープショー [Blu-ray]
Rotten Tomato:73%
こちらは正確にはキング原作の小説ではなく、本作のためにキングが脚本を書き下ろした映画なんだとか。
複数の話が収録されているオムニバスホラーです。スティーヴン・キング本人が植物の話のやつで主人公を演じてます。
監督したのはゾンビ映画界の巨匠ジョージ・A・ロメロ。
ミスト(2007年)
ミスト (字幕版)
Rotten Tomato:72%
鬱映画の代表作として知られている『ミスト』が12位にランクイン。賛否両論分かれる映画としてもお馴染みですね。これまでの2時間返せよと言わんばかりな。
ちなみにNetflixからドラマ版が配信されていますが、こちらは残念ながら打ち切り。ちょっとだけ見たけどおもんなかったよ。
【ネタバレなし感想】ドラマ「ミスト」何このパラレルワールド感
クリスティーン(1983年)
クリスティーン (字幕版)
Rotten Tomato:71%
13位には『クリスティーン』。キター!
個人的に大好き。『遊星からの物体X』などジョン・カーペンターが監督した作品。ホラー映画としては全く怖くないし、全体的に地味な作品なんだけどやっぱり設定の気色悪さがいい。
意思を持ったヤンデレ車クリスティーンちゃんが潰れても潰れても生き返る気味の悪い映画です。男にとって車は彼女っていうもんね…。
キャッツ・アイ(1985年)
Rotten Tomato:67%
B級オムニバス映画がなぜか14位。1匹の猫の目線を通して3つの話が展開される話です。ある意味猫好きのための映画かもしれません。
3話目の主人公はファイヤースターターこと『炎の少女チャーリー』のドリュー・バリモアです。
バトルランナー(1987年)
バトルランナー (字幕版)
Rotten Tomato:65%
スティーヴン・キング原作の映画としては珍しくシュワちゃん主演の映画です。殺し合いテレビ番組の話ですね。『デス・レース 2000』や『ハンガー・ゲーム』など今までは珍しくもない設定の話ですが。
80年代当時、本当にあったテレビ番組をパロってるそうです。知らんかった。
16位~41位のランキング
ごめんなさい。ここからは流石に長すぎるのでランキングと点数だけ載せます。以下16位から41位のランキングになります。
- IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年)63%
- クジョー(1983年)61%
- IT(1990年)61%
- ペット・セメタリー(2020年)57%
- ダーク・ハーフ(1993年)56%
- ゴールデンボーイ(1998年)53%
- ペット・セメタリー(1989年)50%
- キャリー(2013年)50%
- ビッグ・ドライバー(2014年)50%
- ブロス/やつらはときどき帰ってくる(1991年)50%
- ランゴリアーズ(1995年)50%
- アトランティスのこころ(2001年)49%
- 死霊の牙(1985年)47%
- シークレット ウインドウ(2004年)46%
- フロム・ザ・ダークサイド/3つの闇の物語(1990年)39%
- イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年)37%
- チルドレン・オブ・ザ・コーン(1984年)35%
- 炎の少女チャーリー(1984年)35%
- バーチャル・ウォーズ(1992年)35%
- スティーヴン・キング/ナイトフライヤー(1997年)33%
- クリープショー2/怨霊(1987年)32%
- ニードフル・シングス(1994年)31%
- ドランのキャデラック(2009年)31%
- ザ・チャイルド(1999年)31%
- ドリームキャッチャー(2003年)29%
- マングラー(1995年)27%
- ライディング・ザ・ブレット(2004年)26%
- スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト(1995年)26%
- スティーブン・キング/アーバン・ハーベスト2(1996年)25%
- スリープウォーカーズ(1992年)25%
- チルドレン・オブ・ザ・コーン リベレーション(2001年)23%
- スティーブン・キング/死の収穫(1993年)22%
- チルドレン・オブ・ザ・コーン5:恐怖の畑(1998年)22%
- 地獄のデビルトラック(1986年)15%
- スティーヴン・キング/痩せゆく男(1996年)15%
- 地下室の悪夢(1990年)13%
- セル(2016年)11%
- ザ・チャイルド:悪魔の起源(2011年)10%
- トミーノッカーズ(1993年)8%
最後に
いかがだったでしょうか。こうやって見るとスティーヴン・キング原作の映画って失敗してるのがめっちゃ多いんですねw
スティーヴン・キング原作の映画は古い映画やB級映画も多いので、ストリーミングの配信で見るよりもDVDレンタルの方がたくさん種類があるでしょうね。
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