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どうも映画系ブロガーのでょお(@dyoblog_) です。
最近は他の仕事にかかりっきりなので全然ブログ書いてないですが、前から観てたドラマの最終シーズンが配信になったので感想書きますよ。
『エージェント・オブ・シールド』の最終になるシーズン7の感想です。
いやー、相変わらずフィッツシモンズが尊すぎるー!惑星間も時間も乗り越えてきた2人はとうとう次元も超えていきます。
てなわけで早速感想になりますが、最終回のネタバレを含んでいるので、未視聴の方はご遠慮くださいな。
『エージェント・オブ・シールド』シーズン7はディズニープラスで先行独占配信です!
Disney+ (ディズニープラス) に登録した感想【デメリットあり!失敗するかも】レビュー
『エージェント・オブ・シールド』シーズン7 のあらすじ
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シーズン7ではシーズン6のラストで過去に飛んだデイジーたちから地続きにエピソードが再開します。
ザックリとまとめると、
みんな大好きイノックの同族クロニコムが過去に戻ってシールドの誕生をなかったことにしようとします。
シールドの面々はそれにくっついていって阻止しようとする結果、新しいタイムラインが生まれ、クロニコムはギデオン・マリックの息子ナサニエル・マリックと協力、多次元に渡る戦争へと発展していきます。
『エージェント・オブ・シールド』シーズン7 の登場人物
以下、『エージェント・オブ・シールド』シーズン7のメイン登場人物について軽く復習。
フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)
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ロキに殺されて死亡→タヒチ計画で復活→ゴーストライダーの影響で病死→LMDになって復活という流れでまたしても復活したコールソン。
なんならサージもいるので復活は3回目って感じですがw
危機的状況の中、コールソンなしでは任務の遂行が不可能だと思ったフィッツとジェマとイノックによってつくられた模様。
デイジー・ジョンソン(クロエ・ベネット)
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別名クェイクのインヒューマン。
地球を破壊するほどの能力があることが発覚してるので、もはや『アベンジャーズ』入りできちゃうよね。正直、クェイクより強いヒーローの方が少ないかとw
描けることは描き切った感があるので、シーズン7では意外と活躍少な目。
メリンダ・メイ(ミン・ナ・ウェン)
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シーズン6のラストで瀕死、駆けつけたジェマとイノックによって救われます。
シーズン7ではインヒューマンじゃないけど他人の感情を読み取ることが出来るエンパスに。実質ガーディアンズのマンティスと同じ能力ですw
ジェマ・シモンズ(エリザベス・ヘンストリッジ)
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すごく長い間、タイムマシンの開発に着手していたそう。特に老けてもいないし、子供も3歳くらい(知らんけど)なので、実際は5年とかぐらいしかたってない気がするけど。
ダイアナという記憶抑制インプラントでフィッツの居所の記憶を封印、記憶障害も出始めます。
レオポルド・フィッツ(イアン・デ・カーステッカー)
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ほぼ降板状態で最後まで登場せず。途中、「実はフィッツ死んじゃったんじゃね?」と思わせぶりなシーンまでありますが普通に帰ってきます。
それも「フィッツ!?生きてのか!待ってたよ!!」的な感じではなく「フィッツ帰って来たわ(ホジホジ)」ぐらいのテンション。
ディーク・ショウ(ジェフ・ウォード)
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90年後(だっけ?)の崩壊したライトハウスの住人で、フィッツとジェマの孫。
現代に戻ってからは未来のテクノロージーの盗用で企業家に。シーズン7では80年代の過去で盗作してロックスターにw
『ブレックファスト・クラブ』の曲としてお馴染みのシンプルマインドの曲を盗作してました。しかもツイステッドシスターズの前座までやったとか…。80年代好きが盛り上がりそうなネタですね。
アルフォンソ・マッケンジー(ヘンリー・シモンズ)
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シールドの現長官。元々メカニックだったし、そういや辞めたいとか言う話もしてましたが、結局メインキャラとして最後まで登場しましたね。
スキンヘッドにヒゲ、ロングコートで明らかにニック・フューリーを意識してると思うんだけどどうよ?ちなみに原作コミックでは白人の爺ちゃん。
エレナ・ロドリゲス(ナタリア・コルドバ=バックリー)
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通称ヨーヨー。なんだかイラッとさせる言動が多いのでぶっちゃけ嫌いですw
能力を失って再開花したことで、元の位置に戻ってこなくても良くなった模様。もはや「ヨーヨー」ではなくなりました。
というか「息が止められる距離」って制約が初めはあった気がするんだけど。
ネタバレ『エージェント・オブ・シールド』シーズン7 最終回の感想
ここからは『エージェント・オブ・シールド』シーズン7の感想となりますが、最終回を含むネタバレを含んでいますので要注意。
【解説】最終話の意味不明な時系列をおさらい
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『エージェント・オブ・シールド』シーズン7は奇しくも、インフィニティサーガ同様にタイムトラベルを扱った作品のため、かなりややこしい展開になっています。
なのでちょっとだけ解説してから感想書こうかなと思います。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』にもあった通り、過去を変えるとそれを起点に新しい時系列というものが誕生します。
『エージェント・オブ・シールド』シーズン7では、クロニコムの協力でギデオン・マリックの父ウィルフレッド・"フレディ"・マリックが1976年まで延命、新しい時系列が誕生します。
なので仮に現代に帰ったとしても改変された未来って訳です。
フィッツは元の時系列から量子領域を通って、改変された新しいタイムラインの1983年にやってきます。
ディークを新しい時系列の1983年に置き去りにすることで、シールドの面々はクロニコム達を連れて元の時系列の現代に帰還します。
なので、この時系列には歳を取ったディークは存在しませんし、コーラは1983年以降の経歴が存在しません。
ディークは別の時系列に行ったし、コーラは別の時系列から来たからですね。元の時系列のコーラは1980年代に自殺しています。
ジャーインやクレアボヤント、ギデオン・マリックなどの再登場
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シーズン7の最終シーズンはとにかくビッグキャラが登場しまくり!
第一話からヒドラの一員で映画『アベンジャーズ』にも登場したギデオン・マリックの父フレッドが登場します。その後、若者時代のギデオン・マリックも登場し、彼の弟ナサニエル(トーマス・E・サリバン)がメインヴィランとして活躍。
さらにはシーズン2から登場した、デイジーの母ジャーインも再登場。ジャーインおばさん可愛い。
んでもってついにはクレアボヤントことジョン・ギャレットが若者時代でヴィランとなって登場します。
もうなんていうか、過去キャラてんこ盛りなんでテンションめっちゃ上がりでした!タイムトラベルものの醍醐味です。
兄弟いすぎてロボットと誤解されたケーニグが1931年にも登場。イノックの言葉から多分ケーニグ兄弟のおじいちゃんだと思われますが、相変わらずそっくりですねw
深い意味はなくただただ似てるだけ、って設定ですが。
細かい部分だと赤髪おばさまのエージェント・ハンド(サフロン・バロウズ)の若者時代とかも登場してました。ウォードに撃たれて死んだ人ね。
エージェント・デイビスも復活キターーーー!
さらに細かいゲスト登場として、名脇役のデイビス(マクシミリアン・オシンスキー)が登場しました。
覚えてない人もいるかもしれませんが、地味に人気キャラだと思うんですよね…。
新体制のシールドになった時に登場したエージェントで、LMDのエイダに殺されたと思いきや実は生きていてアイゼル(カロリーナ・ヴィドラ)に殺されちゃった人です。
最終回から1年後、ヨーヨーのチームの一員となったパイパー(ブリアナ・ベンスカス)と共に再登場!!機械って言ってたので多分LMDですね。
パイパーが「望むもの」ってのはどうやら「デイビスをLMDとしてよみがえらせること」だったようで、個人的には最終回で一番盛り上がった部分ですw
ちなみにマックとヨーヨーの恐怖でアイゼルから誕生した、幻覚版フリントくんはメイが講師を務めるコールソン・アカデミーの学生に。
まさかの『エージェント・カーター』のスーザがメインキャストに仲間入り
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スーザが登場した時もめっちゃビックリしましたね。
ダニエル・スーザ(エンヴェア・ジョカイ)は元々、別のドラマ『エージェント・カーター』に登場したキャラクターです。
スティーブ・ロジャースを失ったペギーの新しいロマンスの相手役としてシリーズに登場していました。
『エージェント・カーター』はシーズン2で早々に打ち切りになちゃいましたし、ダニエル・スーザというキャラクターは宙ぶらりんに持て余してる状態だったので、『エージェント・オブ・シールド』の方に持ってきた感じですかね。
と、過去の重要キャラクターの再登場や別のドラマからの輸入で色んな登場人物がいたシーズン7ですが、どうせならウォードとかゴーストライダーのロビーとかをゲスト出演させてほしかった感じもあったりします。
特にウォードは初期のメインキャラだし、みんな覚えてる重要なキャラだけに、子供時代だけでも登場してほしかった感じよね。まあ名前だけ出てたけど…。
知らん間にフィッツシモンズに娘のアリアちゃんが!
『エージェント・オブ・シールド』って割とフィッツシモンズがメインというか、彼らのロマンスあっての海外ドラマって感じがあるんですよね。この二人が嫌いな人って多分いないでしょ?
そんなフィッツとシモンズの2人に娘が出来ました。というか出来てた。
「タイムマシンを作ってるから何年時間かかっても戻ればいいよね?」理論で、知らない間に子供をもうけ結構成長しちゃってました。
なんだか『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキャップと同じ展開。
名前はジェマが好きな星座の星のひとつ、アリアから取ってるとか。
ジェマもフィッツもブルネットなのに、アリアちゃんなんでプラチナブロンドなん?って思った方もいそうだけど、コーカソイドって成長すると金髪から茶髪になったりするらしいです。
どうでもいいけどワイは老化して髪が最近まっ茶々。5年後は真っ白になってそうな予感…w
フィッツの降板はちょっとなぁ
『エージェント・オブ・シールド』シーズン7にもフィッツが登場するけど2、3話しか出てこないんよね。
さっきも言ったけど、『エージェント・オブ・シールド』ってフィッツシモンズのロマンスあってのドラマって感じなのに、シーズン7ではこの部分がかなり欠如してるのがちょっとショックでした。
フィッツが次元を超えてシモンズの元に帰って来たのに忘れちゃってて拒絶。
シモンズは仕方ないとしても他の誰も喜んであげないっていうね…。途中で死んでるんじゃないかと思わせぶりなシーンすらあったのに。
挙句の果てには「確率の話はうんざり」とか「ロボットかよ」とかなんとか言われて、せっかく帰って来たのに誰も歓迎しないの可哀想すぎない?
シモンズがフィッツのことを思い出した後でもキスシーンないし、どころかハグもしてなかったんじゃない?
もしかするとフィッツ役の人、現場で嫌われてるかなにか?色々ショックなんだけど。
コーラちゃんはありなのかなしなのか
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最終シーズンってこともあって色々詰込み気味なのかなんなのか、実はデイジーに姉がいました!って後出し設定を盛り込まれまして。
どうやらオリジナルのタイムライン時系列では自殺してしまったため、デイジーは全く知らなかったとか。
方法は分からないけど、宇宙空間に放り出されて瀕死のデイジーをインヒューマンズの能力で救ったり大活躍だったわけですが、…皆さん的にどうですか?
フィッツを差し置いて大活躍してて、個人的にはうーんって感じ。
しかも全然デイジーに似てないんよね…。
ジャイーンの娘なのでデイジーとは異父姉妹になる訳ですが、デイジーは明らかに東アジア系の顔なのにコーラはどう見ても東南アジア系の顔立ちなんですよね。
実際にデイジー役のクロエ・ベネットは中国系なのに対して、コーラ役のダイアン・ドーンはベトナム系みたい。
ちなみにジャイーン役のディーチェン・ラックマンはネパール×オーストラリア人。ネパールは土地柄的にインドと中国系を足した感じの顔立ちになります。
アジアって一口に言ってもすごく広いので、「アジア人」って一括りにされるとなぁって日本人的には思っちゃいますよね…。
「指パッチン」を逃れた『エージェント・オブ・シールドは』最終的にMCUを離脱
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『エージェント・オブ・シールド』って結局、サノスの指パッチンの影響を受けなかったんですよね。
始めの方はマリア・ヒル姉さん出ていたり、フューリー長官出てきたり、レディ・シフ様出てきたりと、結構MCUの要素を引き継いでました。インサイト計画も出てきてたしな。
でも、なんだかんだ言いつつ徐々にMCUの世界観から離れていっちゃいましたよね。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではタイムトラベルは不可能!ぐらいの扱いだったのに、普通にタイムトラベルしちゃってますし。
『エージェント・オブ・シールド』の世界観じゃフィッツシモンズがもはやトニー・スターク超えてそうだしなw
結局、これって制作してるのがABCだからなんですよね。『インヒューマンズ』『エージェント・カーター』も同じく。
Netflixの『デアデビル』や『ジェシカ・ジョーンズ』なんかもそうなんだけど、これまではマーベル一人だけでドラマを作ってなくて他社と協力して作ってる。
でも今現在、マーベルは一人だけで『ワンダヴィジョン』などのドラマを作り始めたので、終わらせざる負えなくなったんでしょうね…。
Netflixのマーベルシリーズはすで全て終了済み、『ランナウェイズ』とか『クローク&ダガー』も打ち切りになったので、ここにもマーベルの圧力がかかってそうな予感が…。
最後に
てなわけで『エージェント・オブ・シールド』シーズン7の感想でした。
海外ドラマ月100話以上見てるけど、難しいのって本当に終わらせ方だよね。
『エージェント・オブ・シールド』は全員ハッピーエンドの最終回でしたが、ドラマ的にはどうかなぁーって部分もなくはないですが、とりあえず無事終わって良かったです。
これからはマーベルスタジオのマーベルドラマが楽しみですが、あれって『ワンダヴィジョン』以外も30分枠なんかね?
ではまた。
『エージェント・オブ・シールド』シーズン7はディズニープラスで先行独占配信です!