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どうもでょおです。
Netflixで配信されているTheCW系のDC原作ドラマ、『ブラックライトニング』シーズン2が終了しました。いやー、めっちゃ長かったね。
休止していた期間が2回もあったのでエピソード数の割にかなり長かった印象です。今回はそんな『ブラックライトニング』シーズン2を最後まで見た感想記事になります。
もちろんネタバレありの内容になるのでご注意ください。
『ブラックライトニング』シーズン2最終話あらすじ
啓示の書: 第2章: オメガ
トビアスは街を混乱に陥れ、さらにはブラックライトニングのパワーの源を断つべく手を回す。失態を演じたジェニファーは、汚名を返上しようとする。
と、こんな感じ。大きなイベントとしてはジェニファーがようやくチームブラックライトニングに参戦したということ。名前はライトニングでいいのかな。
未だにブラックライトニング、サンダー、ライトニングの能力の違い的なものが曖昧なんですよね。いや何となくはわかるんだけど。
サンダーが息止めて衝撃は撃つヤツって何で他の人は出来ないの?
そしてもう一つの大きなイベントはようやくトビアス・ホエールが捕まったこと。いやー長いね。普通、アメコミ系の海外ドラマって1シーズンでメインヴィランが1人なんだけど、トビアス・ホエールはシーズン1、シーズン2の両方でずっとヴィランだった。
『ブラックライトニング』シーズン2最終話の感想
相変わらず盛り上がりの欠ける最終回
ブラックライトニングシーズン2を前話観てまず思うこととしては、家族の話が主軸すぎる。なぜCWは人気作品のアローやフラッシュを参考にストーリーを展開しないのか。相変わらずどこで盛り上がっていいのやら状態。
最終話に向けてせっかく派手なメタヒューマンが3人も登場したのにロクに活躍せず、申し訳程度に苦戦して倒しました。どう考えてもここでジェニファーakaライトニングが初陣すべきだったでしょ。
ブラックライトニングとサンダーだけで戦ってたけど苦戦してジェンが助けに来るって胸アツ展開にできたのに。
はっきり言ってこの3人のメタヒューマンは完全に雑魚キャラでした。
『ブラックライトニング』はキャラを大事にしません宣言
なんていうかドラマ『ブラックライトニング』はキャラクターを大切にしないよね。ゲスト出演の強敵を相手にするときもアローバースなら「前半は苦戦」→「後半は対策して勝利」みたいなのがない。だからヴィランも印象に残らない。
大切にされていないキャラクターは他にもたくさんいます。まずはカッターね。トビアス・ホエールに雇われたナイフの達人で、カリル達を追い詰める強敵だったのですが何故か裏方の仕事に。
トビアスの恋人になって別れるという全く生産性のないエピソードが出来上がってしまいました。彼女は強いからこそ現場で戦いまくってほしかったんですよ。
そしてララことラタビアス。最終回目前にして突如復活。おまけに1話まるまる使ってララの苦悩を描きました。「トビアス・ホエールは俺が殺す」と強い意志を持っていて、視聴者みんなが「これでジェンが人殺しの自責を味わわなくて済む」と思ってたのに、弱えぇ。
やっぱり合言葉で動けんくなるんかい。あんなにかっこよかったのにめちゃめちゃダサいやん。ほとんど活躍しないのに復活させられたララさんの気持ち考えたのかよ。
それからトッドもヒドすぎ。彼ってパソコンに精通してるハッカーなんだよ?たとえポッドを開けることができなくても他にも使い道たくさんあるだろうに。意味不明なぐらいあっさり殺されましたよね。
やっぱり『ブラックライトニング』シリーズはキャラクターというものを本当に大事にしないなと感じます。教頭先生とかシオナイドとかも殺されたもんね。これだと多分ジェイス博士も速攻死ぬわ。
『ブラックライトニングシーズン3』への考察
宿敵トビアス・ホエールがあっけないほど簡単に捕まったお陰で『ブラックライトニング』シーズン3では新たな敵が登場しそうですね。
来シーズンにしっかりとクリフハンガーを作ってくれたASAのオデル捜査官によると、メタヒューマンを巡ってマルコビアとの戦争になる。そしてその舞台はフリーランドになるとのこと。
このマルコビアってのは突如現れてリンやペレナを誘拐しようとした組織ですね。DCコミックにおけるマルコビアは小国でジオフォースやテラの出身国ですが、『ブラックライトニング』的には多分、組織名なんでしょうかね。
またマルコビアが誘拐したジェイス博士が気になりますね。そもそもリン達も含めなんのために誘拐しようとしたのか。シーズン1の教頭先生の時と同じようにジェイス博士もシーズン3であっさり死にそうな気がしなくもないです。
そしてジェイス博士を誘拐したメタヒューマン。あんだけ意味ありげに初登場した割りに来シーズンへ持ち越しでしたね。瞬間移動ができるメタヒューマンで、マルコビアの仲間というよりは雇われていただけのような感じでしたね。
シーズン3でどのように活躍するのかが気になります。
他にも持ち越しになった話としてはグレース。中国人男性に変身して生の馬を食べてました。
ギャンビはシェイプシフターかもしれないと言ってましたが個人的には二人で体をシェアしている系のメタヒューマンだと思います。
実はカリルがASAに回収されてたことも発覚しました。ララといいカリルといい、重要なキャラを使い回ししすぎじゃありませんか?こういうなのって普通何シーズンか後の忘れた頃に突然復活するからアガるわけで、今さら生きてること明かされてもな。
大体カリルは半身不随で闇堕ち→その後改心→死亡とたった2シーズンの中で壮絶な人生を送ってきてたのにまだあんのか。
今後もカリルはことあるごとに使い回されそうです。
最後に
TheCWの発表によると『ブラックライトニング』は継続が決定しており、シーズン3に進むとのことです。
今後劇的に面白くなることを期待しますが難しいですかね。アローバースの要であるアローの終了が発表されましたがブラックライトニングを終了した方がよかったんじゃない?
TheCW的にはアロー終了で空いた放送枠でバットウーマンをスタートさせたいようですね。
ARROW終了|シーズン1の頃じゃ全く想像もつかなかった20のこと
何だかんだ言いつつこれからのTheCW系DCドラマの行方が気になりますね。ではまた。
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