出典:http://www.virginharley.com/
どうもでょおです。
今日はアメリカンバイク(クルーザー)のカスタムについて紹介していきたいと思います。私自身、アメリカンバイクやチョッパーが大好きでチョッパー歴10年になりました。(最近ほとんど乗ってない)
そこで今日はクルーザーバイク、つまりアメリカンバイクをチョッパーにカスタムする方法を紹介しようかと思います。
手を入れるべき定番カスタムをドドンとまとめましたので、これから「アメリカンをチョッパーにしてやるぜ」って方は是非参考にしてください。
- 「チョッパーバイク=コレ」じゃない
- 最も簡単なカスタム、「チョップ」から始めよう
- フェンダーを交換しよう
- ハンドルを交換しよう
- ヘッドライトを交換しよう
- ウィンカーを交換しよう
- テールランプを交換しよう
- ミラーを交換しよう
- ガソリンタンクを交換しよう
- シートを交換しよう
- マフラーを交換しよう
- カスタムペイント、オールペン(全塗装)しよう
- 最後に
「チョッパーバイク=コレ」じゃない
まず、チョッパーバイクと聞いたらコレを思い浮かべますよね。
コレはあくまで元祖チョッパー。現代ではチョッパーバイクの中の1スタイルでしかありません。現在コレはチョッパーバイクではなく「ロングフォークチョッパー」などと呼ばれています。
出典:http://www.hotbikejapan.com/
この他にも街中で運転しやすい「フリスコチョッパー」や豪華で煌びやかな「ニュースクールチョッパー」などが存在します。
出典:http://www.virginharley.com/
まずはどのスタイルのチョッパーバイクにカスタムしたいのか考えましょう。
アメリカンバイクのカスタムスタイルについては下記の記事でしっかり紹介しています。
最も簡単なカスタム、「チョップ」から始めよう
チョッパーバイクは某アニメのトナカイが語源ではなく「チョップする」が語源になっています。チョップは日本人が連想する空手チョップの「手刀」のことではなく、本来は「切り落とす」という意味です。
つまり「いらない部分を捨て去る」カスタムです。
チョッパーにするためには「なくなっても問題ないもの」を捨て去ったり、切り落としたり、移設させたり、小さい物に交換する必要があります。
具体的には下記のような物があります。
不要なので取り外したいもの
- フロントフェンダー
- 必要のないインジケーター
- 必要のないスイッチ
- 三つ又カバー
- ラジエーターカバー
- サイドカバー
切り落としたいもの
- フロントフェンダー
- リアフェンダー
- フレームの不要な部分
- 配線の不要な部分
移設したいもの
- 各スイッチ類
- ウィンカー
- ホーン
- イグニッションコイル
などがあります。いずれも状況に応じてですが。お金がかからない不用な物を撤去するカスタムは下記の記事が参考になります。
【バイクカスタム】お金をかけない貧乏カスタム方法まとめ!アメリカン必見
取り外す系のカスタム以外は難易度が少し高いです。特に配線のいらない部分をカットしてスムーズにするのは難易度が高いですが、挑戦したい方は下記の記事が参考になります。
バイク【配線】ハーネスをあり得ないほどスッキリさせる5つのコツ
フェンダーを交換しよう
バイクのパーツを取り外す作業に慣れてきたら、次は交換してみましょう。個人的に簡単に交換できて雰囲気が大きく変わるパーツはフェンダーだと思います。
定番のカスタムとしては短いフェンダーや「ファットボブフェンダー」などに交換するのが一般的ですね。短いフェンダーに交換する場合はリア周りのフレーム、シートレールなどをカットする必要がある場合があります。
バイクのフレームカットはベビーサンダーなどの電動工具が必要と思われがちですが、意外とただの金ノコでもカットすることが可能です。フレームをカットしてしまった場合は2人乗りから1人乗りに構造変更する必要があります。
フェンダー選びには下記の記事が参考になるのでおすすめです。
ハンドルを交換しよう
出典:2009年式 FLSTSB ハーレーダビッドソン幕張 フルカスタム | バージンハーレー
ハンドルは比較的簡単に交換できるパーツの一つです。アメリカンバイクは純正でもプルバックされたアップハンドルがついているので、少しのアップハンドルであればワイヤー類の交換は必要ありません。
いかにもなチョッパースタイルにしたいのであれば「エイプハンガー」が定番です。「ロボットハンドル」で少しアクセントを付けても面白いかもしれません。
「ドラッグバー」なら操作性もよく、男らしくかっこいい仕上がりになります。
大きく、高さのあるハンドルを選ぶ場合は
- アクセルワイヤーの交換
- クラッチワイヤーの交換
- ブレーキホースの交換
- ハーネスの延長
などの作業が必要になってきます。
チョッパーバイクのハンドル選びには下記の記事が参考になるのでご覧ください。
ヘッドライトを交換しよう
ヘッドライトはバイクの雰囲気を大きく変えるパーツの一つです。いわばアメリカンバイクの顔に当たる部分ですから、選ぶ時は慎重に選びましょう。
色々な種類のヘッドライトがありますが、定番のチョッパーでいくなら「ベイツライト」がおすすめです。これだとほとんどの場合で外しません。
また、ニュースクールチョッパーの場合は砲弾型の「ブレットヘッドライト」をチョイスするのがよいかと思います。
さらに詳しく知りたい方は下記の記事を参考に選ぶと間違いがないと思います。
配線もたったの3本しかなく比較的簡単に交換できるパーツの一つですが、パーツ自体に重量があるため、ホームセンターで売っているような汎用のステーを使用するとガタガタと振れやすく、球切れにつながるので注意が必要です。
ウィンカーを交換しよう
砲弾型 ブレット ウインカー 4個 セット 汎用 アンバー レンズ メッキ ブラック ボディ 各種 (シルバー メッキ)
ウィンカー選びのポイントは「小振りなサイズ」と「デザイン性」を重視すればいいです。定番は「ブレットウィンカー」です。
丸々としたタイプはオールドスクールチョッパーに似合い、シャープで細いものはニュースクールチョッパーによく似合います。
テールランプを交換しよう
グッズ(GOODS) ルーカスMT110テール フェンダーマウントキット G6-00046
アメリカンバイク向きに販売されているテールランプは基本的にオールドスクールチョッパー向きのものが多いです。なのでオールドスクールを目指している場合はお好みに合わせて選べば大丈夫。
注意が必要なのはニュースクールチョッパー。ハイテクなイメージを与える必要があるため下記の点を条件に選びましょう。
- ボディがメッキ(またはポリッシュ)
- LED式テールランプ
- レンズが球体になっていないもの
などなど、今っぽいハイテクな印象を与えるものが吉です。
ミラーを交換しよう
ミラー交換は最も簡単なカスタムの一つですが、他のパーツとの兼ね合いがあるので後回しで良いかと思います。
オールドスクール系の定番チョッパーであれば丸形の「ラウンドミラー」がおすすめ。シンプルでこなれた感じが出るクランプタイプも良いかと思います。
ニュースクール系の場合は緩やかなカーブを描いた「ティアドロップミラー」などがおすすめです。ミラーにウィンカーが内蔵されたハイテクなものもあるのでそれらを選ぶのもおすすめです。
【アメリカンバイク】ミラーの選び方はコレ!種類別おすすめミラー
ガソリンタンクを交換しよう
出典:http://www.hotbikejapan.com/pickupcustom/cp100/
アメリカンバイクのイメージを決定づける最も重要なパーツの一つがガソリンタンク、フューエルタンクです。他のパーツと比べると値段も張りますし、パーツチョイスを間違えると残念なことになる部分なので慎重に決定しましょう。
定番でどのようなスタイルのカスタムにも合いやすいタンクは「スポーツスタータンク」です。あくまで"合いやすい"なので、選ぶときは良ーく考えてチョイスしましょう。
また汎用タイプや多車種流用の場合、ガソリンコックの位置も重要です。ものによってはコックが干渉する場合があります。
シートを交換しよう
出典:E-PUB
基本的にガソリンタンクまで交換が済めば十分ですが、さらにカスタムしたいのであれば、次はシートがおすすめです。
バイクのシートは乗り心地と見た目を決定づける重要なパーツの一つです。一人用の場合は「ソロシート」や「サドルシート」のようなものが定番ですね。
二人乗りを前提とするなら「キング&クイーンシート」のような段付きシートがおすすめです。
マフラーを交換しよう
引用:http://www.virginharley.com/custom/custom549/
マフラーのカスタムっは多少難易度の高いカスタムになっています。交換するだけなら簡単にできますが、マフラーを交換した場合、セッティングが必要になります。
FI車の場合、コンピューターが多少セッティングを調整しますが、マフラー交換まで想定されていないので完璧にセッティングを合わせてくれるわけではありません。
この記事では割愛しますが、マフラー交換をしたらセッティングをしないと適切なパワーを発揮できません。全開走行で失火したり調子が悪くなります。
エンジンまでぶっ壊れることは稀です。調子悪いのに平気で乗り続けてたらあり得ますが。
アメリカンバイクのマフラー選びは見た目以上にサウンドが重視されていますが、ある程度は妥協するしかありません。エンジンとの相性もあるのでやってみない限りはどんな音なのかわからないところもあります。
カスタムペイント、オールペン(全塗装)しよう
ここまですればもうボルトオンで可能なフルカスタムの域に達しています。綺麗にオールペン、つまり全塗装すれば完璧です。
アメリカンバイクにぴったりのカスタムペイントの種類は下記のページを参考にしてもらえればよくわかると思います。
またペイントを自作で行う自家塗装は思っている以上に簡単にできるので一度自分で挑戦するのもおすすめですよ。
最後に
ここまで来たらあなたの理想のチョッパーに仕上がったんではないでしょうか。バイクのカスタムは計画性が大切ですからね。
カスタムを始める前に理想を明確にするのが大事です。
ではまた。