出典:The Gifted シーズン2|FOX|FOX ネットワークス
どうもでょおです。
X-MENシリーズのアメコミドラマ『The Gifted シーズン2』(ザ・ギフテッド)の放送が始まりました。ご存知の通りアメコミ映画『X-MEN』のスピンオフドラマで、あの世界観をそのままドラマ化したようなシリーズです。
FOXチャンネルでの放送が始まったので今回はその感想記事になります。なので『The Gifted シーズン2』第1話「誕生」の感想になります。(タイトルにXぶち込んでくるのやめたのね)
- The Gifted シーズン2で打ち切りに
- 『The Gifted シーズン2』のあらすじ
- 『The Gifted シーズン2』の登場人物について
- 『The Gifted シーズン2』第1話「誕生」の感想
- 最後に
The Gifted シーズン2で打ち切りに
まず感想を書く前にお伝えしたいこととして、X-MEN原作のドラマシリーズ『The Gifted(ザ・ギフテッド)』はシーズン2での打ち切りが決定しました。
いやーシーズン1の時点でなんとなく不安はありましたが、早くも打ち切りですか。
これもディズニーによるFOX買収の影響を受けているのかもしれませんね。
ディズニーはFOXを買収したことで、映画の『X-MEN』シリーズを『X-MEN: ダークフェニックス』で実質打ち切ることにしたようですし、
視聴者側としても…
「続きないのにX-MEN見てもしゃーないやん」
と、思ったようで
『X-MEN: ダークフェニックス』は全米で大コケしております。おそらく『The Gifted(ザ・ギフテッド)』も同じような理由で視聴率が低下しているのではないのでしょうか。
X-MENのもう一つのドラマシリーズ『レギオン』ですが、こちらはFOX買収確定が発表されるより前に最終シーズンにあたるシーズン3への更新が発表されました。打ち切りというよりかは円満終了といった感じでしょうか。レニー好きすぎる。
『The Gifted シーズン2』のあらすじ
ストラッカー一家は、人間との共存を目指す「地下組織」と力を合わせ政府機関センチネル・サービスと対立する一方、人類を滅ぼす計画を立てる「インナーサークル」とも戦うことに。しかし、「地下組織」は反ミュータント市民からの襲撃を受け、壊滅状態に陥ってしまう。さらに、アンディーは「インナーサークル」の仲間になるべく、ポラリスたちとともに地下組織を去ることを決意する。思想の違いから、ミュータント同士の全面戦争が始まろうとしていた…。
前シーズンからの続きですね。
シーズン1のラストでポラリスことローナ、そしてアンディの2人がヘルファイア・クラブへリクルートされました。そしてヘルファイア・クラブの中でも過激な派閥、インナーサークルのリーダー(?)リーヴァとフロスト姉妹が武力行使によりヘルファイア・クラブの乗っ取りを行ったところからスタート。
過激派な彼女たちにより地下組織がピンチになりそうな予感です。
『The Gifted シーズン2』の登場人物について
前シーズンから大幅なイメチェンを果たしたのは何と言ってもアンディーでしょう。
思春期中学生っぽい大人しい雰囲気だったのですが、ローナ(ポラリス)に感化されたのか金髪+革ジャンの反抗期男子に変貌しました。金髪にすると老けて見えるのは外国人でも一緒なのか。
アンディーをそそのかしたのかどうかは不明ですが、当のローナ(ポラリス)は子供が成長してお腹がおっきくなっていました。痛みがくるたびに街を破壊しそうになるローナやばいよ。どうでもいいけど痛いと力が入るって描写いつも逆だと思うんだよね。
エクリプスことマルコスはローナ、そしてお腹にいる息子を捜して焦燥感に駆られています。それ以上にイライラしてるのはアンディーのママ、ケイトリン。周りを無視して情報提供者に会いに行ったりとかなり無謀。
ここで冷静なのがリードなんですがリード自体も力に覚醒?みたいなシーンがあるので要注目ですね。フェンリス兄弟の父親で、一度は力を失うよう治療された身ですから『The Gifted(ザ・ギフテッド)』においては最強クラスのミュータントになるかもしれません。
お姉ちゃんのローレンは両親が弟アンディーのことに夢中なのでちょっと不機嫌なご様子。夢の中で弟と再会させるとかこの姉弟の描き方って結構アブないよね。私もこんなお姉ちゃんいたら何かに目覚め…
それから外せないのは新キャラ、リーヴァ。『The Gifted(ザ・ギフテッド)』での強敵フロスト姉妹を操る人物のようですから、きっとかなりの実力者。ミュータントとしての能力はなんですかね。バンシー的なやつ?キャナリークライ?
『The Gifted シーズン2』第1話「誕生」の感想
うーんどうなんでしょう。第1話だってのに地味なストーリー展開でしたね。
行方がわからなくなった二人を捜す地下組織たちですが、ポラリスは出産を間近に控えているにもかかわらずヘルファイア・クラブ改めインナーサークルは何か企みを企てているようです。
打ち切りになったんだからもう少しテンポよく展開して行ってほしいところでした。
ラスボスっぽいやつ登場させるとか。新キャラとして登場したリーヴァですが彼女の強さも今ひとつな感じ。やっぱり強敵は自分一人で圧倒的な力を見せつけてほしいです。
フロスト姉妹の手助けなしで強い奴らをコテンパにしてほしかった。
ブラザーフッドのボスであるマグニートの娘ポラリスをどうしてもヘルファイア・クラブに引き込みたいところを見るとそれほど強くないのかもしれませんよね。
ストラッカー一家やマルコス(エクリプス)が悲しみに明け暮れているときに、能天気にイチャラブしてるのがジョン(サンダーバード)とクラリス(ブリンク)。
イケメンのラブシーン出しときゃ視聴者が納得すると思うなよ。シーズン1でドリーマーちゃん脱落させたくせに。
個人的によかったのがローナ(ポラリス)とアンディーが結構なかよしだったこと。二人とも地下組織からヘルファイア・クラブへ鞍替えした者同士だったこともあるのか、お互いを信頼し合ってるようでした。アレこの二人が姉弟だっけ?
ローナはインナーサークルの連中を信用していないみたいですし、ローナとアンディーがインナーサークル内で孤立、対立して地下組織の元へ帰ってきてくれたりしたら嬉しい。
このエピソードでローナはお母さんになりました。つまりマグニートはおじいちゃんになったわけです。原作コミックではスカーレットウィッチやクイックシルバーもマグニートの子供ですから、子だくさんなマグニート一家はまさに最強家族なんですね。
つまりマイケル・ファースベンダーの娘がエマ・デュモンとエリザベス・オルセンで、息子はアーロン=テイラー・ジョンソンとエヴァン・ピーターズだってこと…。
やっぱりポラリスの子供もXジーンを持ってるんですかね。両親ともにミュータントですし。
『The Gifted(ザ・ギフテッド)』シリーズは一応ストラッカー一家が主役だと思うんですけど、ローレンちゃん特に出番なかったね。
いまだX-MENやブラザーフッドが登場しない『The Gifted(ザ・ギフテッド)』シリーズは今後どうなっていくんでしょうか。
ヘルファイア・クラブは『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』の時代にケヴィン・ベーコンが率いてたクラブで、フロストはその組織の一員だったことを考えると、『The Gifted(ザ・ギフテッド)』シリーズはやっぱり映画『X-MEN』シリーズと別の次元の話なのかもしれませんね。
『X-MEN』シリーズは過去改変や同じキャラを別人が演じたりすることもあったので、ちょっとでもクロスオーバーあるんじゃないかと期待していたんですが、それもなく打ち切りになりそうです。映画とドラマをクロスオーバー出来るだけの力があるのはやっぱディズニーだけか。
最後に
シーズン1のときはほぼ全エピソードの感想を書いてたのですが、あれめっちゃ疲れるので『The Gifted シーズン2』では前半と後半に分けて感想2つ書く予定です。
それにしても打ち切りショック。私が大好きな『レギオン』が終わってしまうのもショックですが。X-MENシリーズ終焉であれこれ影響が出てるのかもしれませんね。
ではまた。