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どうも5月病は必ず6月にやってくるでょおです。
さてアイアンマンロスの皆さんお待ちかねのMCU最新映画『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』が公開になりますね。そこで今日は『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』の予習を行っていこうと思います。
これまでのマーベルシネマティックユニバースにおけるスパイダーマンやアベンジャーズなどの時系列を復習しますよ。
映画を見る前にサクッと復習できる記事になります。当然ながら『アベンジャーズ/エンドゲーム』の衝撃的なネタバレを含んでいますのでご注意ください。
- スパイダーマンシリーズの公開順番
- MCUスパイダーマンの順番
- 『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』のあらすじ
- 『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』の登場人物・キャスト
- アメイジング・スパイダーマンとの違い
- ヴェノムは出てくる?
- 最後に
スパイダーマンシリーズの公開順番
そもそもスパイダーマンっていろんな人がやり過ぎてんじゃね?アンドリュー・ガーフィールドどうなった?って方のために念のためシリーズを振り返ってみましょう。
- スパイダーマン(2002)
- スパイダーマン2(2004)
- スパイダーマン3(2007)
- アメイジング・スパイダーマン(2012)
- アメイジング・スパイダーマン2(2014)
- スパイダーマン: ホームカミング(2017)
- スパイダーマン:スパイダーバース(2019)
- スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム(2019)
この他にも東映版スパイダーマンなんかも存在していますが一般的に知られているのはこれだけ。
スパイダーマンシリーズ
スパイダーマンが初めてシリーズ物として実写化したのが2002年のスパイダーマン。俗にいうサム・ライミ版スパイダーマン。トビー・マグワイアがスパイダーマンを演じたシリーズは3作まで制作されました。スーパーヴィランにはグリーンゴブリン、ドクターオクトパス、サンドマン、ヴェノム、ニューゴブリンなどが設定されました。
アメイジング・スパイダーマンシリーズ
5年の歳月を経てリブートされた新しいスパイダーマンが『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ。イケメンなアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーンが主演を務めました。
恋愛映画が得意なマーク・ウェブ監督が担当した通称アメスパ。ユニバース拡大を早めてしまった結果沈没しました。スーパーヴィランにはリザード、エレクトロ、グリーンゴブリン、ライノなどが登場しました。
元々はスパイダーマン4として企画され、『スパイダーマン3』に登場したヴェノムのスピンオフも企画されていましたがサム・ライミ降板によりリブートとなりました。
スパイダーマンホームカミングシリーズ
大人気のマーベルシネマティックユニバースに乗っかろうと、MCUシリーズに合流することとなったスパイダーマン。そのスパイダーマンの活躍を描いたのがホームカミングシリーズです。
リアルナードなトビー・マグワイア、明らかにリア充なアンドリュー・ガーフィールド、ギークなトム・ホランドとそれぞれ特徴がありますね。トム・ホランド版のスパイダーマンはMCUの世界観に合う軽妙なものになっています。
スパイダーマン:スパイダーバース
スパイダーマンのアニメ映画作品です。コミックと同じようにマルチバースが展開し、異次元のスパイダーマンたちが共闘するストーリー。
『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』の予告編でミステリオがマルチバースについて言及しているので、もしかするとMCUはマルチバースに突入するのかもしれません。『スパイダーマン:スパイダーバース』で予習しておくと理解しやすいかもしれませんね。
MCUスパイダーマンの順番
ここからはマーベルシネマティックユニバースのスパイダーマン、トムホ版スパイダーマンの順番時系列を見ていきましょう。
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ (吹替版)
キャプテン・アメリカシリーズの最後の3作目だったはずが内容としてはほとんどアベンンジャーズな『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にてスパイダーマンは初登場しました。
キャプテン・アメリカと戦うためにトニー・スタークが前から存在を知っていたピーター・パーカーをリクルートするという形で登場しました。キャップの盾を奪って登場するなかなかセンセーショナルなデビューでした。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ではブラックパンサーも初登場したのでなかなか衝撃的でしたよね。
シビルウォー/キャプテンアメリカ|これはアベンジャーズでやれ
スパイダーマン: ホームカミング

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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でデビューしたスパイダーマンをさらに拡張した映画です。これまでのスパイダーマンと同様にクモに噛まれたという設定は同じですがあえてその部分を描かないことで、よりストーリーを濃厚なものにすることができました。
スーパーヴィランにはバルチャー。マーベルシネマティックユニバースらしく原作キャラクターから大幅なアレンジと設定を加えていました。スーツはトニー・スターク製ということでジャービスやフライデーに代わるAIカレンも登場。この頃から実はアイアンマンの後継者の片鱗が伺えますよね。
スパイダーマンらしく不幸なピーター・パーカーでありながら、それを感じさせないトム・ホランドのバランスが揃った良作です。
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

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スクールバスに乗っているときにたまたまブラック・オーダーの宇宙船を発見し、そのまま戦いに参加。宇宙の果てタイタンまでたどり着きます。その流れで戦いに参加、そのままサノスの指パッチンにより命を落としてしまいます。
本作では『スパイダーマン: ホームカミング』のエンディングでトニーが見せたアイアン・スパイダー・スーツを着用したのも印象的でしたよね。
モーガンが生まれる前だったこともあり、トニーとは親子のような関係だった部分も深く描かれることとなり、念願のアベンジャーズ入りも果たしました。
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アベンジャーズ/エンドゲーム
トニーやスティーブがサノスの指パッチンで消滅した人間を復活させた後、アベンジャーズがアッセンブルしたときに復活しました。
もうこのシーンは全員が主役みたいなものでしたが、その中でも目立つほどに活躍しました。また、トニーの死に目にも立ち会い、感動的なシーンを演出するのにも大きく貢献しました。
『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』ではトニーを失ったピーターの悲しみも描かれるようで、前作以上にシリアスな内容になってきそうな予感です。
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『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』のあらすじ
「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、スパイダーマンこと高校生のピーター・パーカーが真のヒーローへと成長していく姿を描く。夏休みに学校の友人たちとヨーロッパ旅行に出かけたピーターの前に、元「S.H.I.E.L.D.」長官でアベンジャーズを影から支えてきたニック・フューリーが現れる。一方、ヨーロッパの各都市をはじめ世界各国には、炎や水など自然の力を操るクリーチャーが出現。世界に危機が迫るなか、ニックは「別の世界」からやってきたという男ベックをピーターに引き合わせる。
ピーターがヨーロッパに修学旅行中にヨーロッパでエレメンタルズと呼ばれる怪物が出現。ニック・フューリーがスパイダーマンに半ば強制的に協力を仰ぎ、事件に巻き込まれていくようです。
ここで気になるのが5年後問題。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の指パッチンから『アベンジャーズ/エンドゲーム』までの間に5年間の空白の時間が存在します。
つまりピーター・パーカーはまだ学生のままですが、同級生の中にはすでに学生を卒業し社会人もいるかもしれません。彼らにとっては5年の月日がたっていますから。
予告編を見る限り、ネッドやミシェルことMJは同級生のようなので彼らも指パッチンで消滅していたことになります。
このロジックが活かされているかどうか何気に注目です。
『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』の登場人物・キャスト
ピーター・パーカー(トム・ホランド)
親愛なる隣人ことスパイダーマン。放射線を浴びたクモに噛まれたことで超人的な力を手に入れた高校生。歴代ピーターと比較すると童顔なのか背が低いのかより幼く見えますよね。
お手製のスーツを作って活動していたところがトニー・スタークの目に留まり、ヒーローとして目覚めてゆきました。
本作『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』では次期アイアンマンとして活動していくのか、トニーの遺言通りに親愛なる隣人としてニューヨークの一画を担当するのか、この辺りの決断も見所です。
ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)
『キャプテン・マーベル』ではニャンコに引っかかれたことでアイパッチをつけるハメになったことが発覚したニック・フューリー。
シールドの元長官です。
そういやニックってシールドがなくなってからずいぶん経つけどシールドの長官に戻ってないの?シールドって『エージェント・オブ・シールド』で再結成されたんじゃなかったっけ。
今は肩書きのないニートなんだろうか。
たしか時系列をおさらいすると『キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー』でヒドラに追われシールドを崩壊、隠れて暮らしていたものの『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でソコヴィア救出に参加したのが最後だったと思います。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラストにも登場しましたが、あれだけじゃ何やってたのかわからないよね。
クエンティン・ベック(ジェイク・ギレンホール)
本作に登場する新しいヒーロー?のミステリオを演じるのは名優ジェイク・ギレンホール。原作コミックではスパイダーマンの代表的なスーパーヴィランですが、『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』の予告編ではスーパーヒーローのようですね。
他のユニバースからやった来たスーパーヒーローでソーのようなイカしたコスチュームの奴です。
詳しい理由は不明ですが『アベンジャーズ/エンドゲーム』の一件によって別のユニバースとのワームホールができ、その世界からやってきたエレメンタルズを倒すために追ってきたようです。
ミステリオことクエンティン・ベックを演じるジェイク・ギレンホールはカメレオン俳優としても人気の俳優です。(カメレオンっていうスパイダーマンのヴィランいるよ)
以前、降板したベン・アフレックの代わりにバットマンを演じる噂もありましたが、結局はロバート・パティンソンが演じることとなりました。
スパイダーマンホームカミング2【ミステリオ】ってどんなヴィラン?
ミシェル・“MJ”・ジョーンズ(ゼンデイヤ)
ピーターの同級生のミシェル。前作『スパイダーマン: ホームカミング』でピーターは上級生のリズに憧れを抱いていましたが、一件でリズは引っ越し、今度はミシェルに惹かれているようです。
MJといえばスパイダーマンのヒロインの一人ですが、彼女は女優で誰もが憧れるリア充です。本名もメリージェーンなのでミシェルとは全くの別人ですね。MCUらしいファンを欺く改変です。
ミシェルを演じるのはディズニーチャンネル出身のゼンデイヤ。歌手としての活動もありティーン女子から絶大な人気を集めていますね。
メイ・パーカー(マリサ・トメイ)
ピーター・パーカーのホットな叔母さん。確かに今までのメイ叔母さんってかなりおばあさんでしたよね。
前作のエンディングでピーターの正体を知ってしまうことになりました。サム・ライミ版の「おばさん実は正体知ってるんじゃね」的な設定も良かったですが、ガッツリ知ってるのも面白そうです。
メイ叔母さんを演じるのはマリサ・トメイ。昔は人気あったんだけど一時期はパッとしない役ばかりでしたね。
ホットとか言ったけど私の母と同い年だったわ…。
マリア・ヒル(コビー・スマルダーズ)
ニック・フューリーの右腕で元シールドの職員。
ニック同様にマリア姉さまも今何やってるのかよくわかりません。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ではトニーの会社で働いていたようですが、その後はアベンジャーズの組織の一員として働いていたはず。
死んだフリしてるニック・フューリーと今は行動を共にしてるみたいですが。ニックはこそこそしとかなヒドラに見つかるんちゃうんか?
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン(ジョン・ファブロー)
アイアンマンシリーズの監督でありハッピーとしてお馴染みのキャラクター。トニーのお抱えドライバーでしたがトニーが亡くなってしまったので現在の職はなんなんでしょうか。
予告編の中には何やらピーターと意味深な会話をしているシーンもありましたね。
ネッド(ジェイコブ・バタロン)
ピーターの友達。スパイダーマンスーツの補助輪を外したりする自称椅子の男。ピーターのサポート役を務めていましたが本作のような強力な敵でもその役割を果たすことができるのでしょうか。
アメイジング・スパイダーマンとの違い
意外とよく聞かれるのが「スパイダーマン」と「アメイジングスパイダーマン」の違い。
基本的に実質、原作において違いはありません。アメイジングだからスーツが優れてるとか、力が強いとかそんなのはありません。
この「アメイジング」っていうのはいわばキャッチコピーなんですよ。
ハルクの映画のタイトルについている「インクレディブル」と同じです。意訳になりますが日本語にすると「超人ハルク」とか、そういうニュアンスになります。
ちなみにあまり知られていませんがアイアンマンのキャッチコピーは「インビンシブル」。「無敵のアイアンマン」って意味になります。
なのでもしかすると『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』でもアメイジング・スパイダーマンの呼称が使われたりするかもしれませんね。
ヴェノムは出てくる?

ヴェノム (字幕版)
トム・ハーディー主演で大ヒットした映画『ヴェノム』。スパイダーマンのライバル的存在の彼が『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』に登場するかについてですが、通常であれば登場しません。
『ヴェノム』はディズニーの制作するマーベルシネマティックユニバースには属さない映画だからです。
ただし、『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』自体がイレギュラーな体制で誕生した作品ですから、絶対登場しないとは言い切れないかもしれませんね。
本作ではマルチバースの誕生が示唆されていますから、それを利用すればトム・ハーディーのヴェノムがゲスト出演することだって不可能ではないと思います。
もしそんなこと実現したら夢のような映画になりますね。
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最後に
いかがだったでしょうか。マーベルシネマティックユニバースのフェーズ3を締めくくる『スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム』がどのような作品になるのか気になりますね。
次は映画の感想記事で会いましょう。ではまた。
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