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ネタバレ感想【アンブレラアカデミー】コメディドラマとちゃうやん!

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アンブレラ・アカデミーポスター

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

どうもでょおです。

Netflixオリジナルで新しく『アンブレラ・アカデミー』というドラマが始まったのをご存知でしょうか?『アンブレラ・アカデミー』はいわゆるスーパーヒーローもののドラマです。

もう猫も杓子もアメコミが原作でいったい何が何やら。

アメコミ業界は大きく分けて2つの出版社が有名です。マーベルコミックスとDCコミックスですね。そしてそれらに次ぐ第3のコミック出版社が「ダークホースコミックス」です。

このドラマ『アンブレラ・アカデミー』はダークホースのコミックが原作となったドラマシリーズになります。

主演にはエレン・ペイジ。また、フィーメールラッパーの重鎮メアリー・J・ブライジも出演し、キャストもなかなか豪華。今回はこの『アンブレラ・アカデミー』の感想を書いていきますよー。とりあえず途中までしか見ていないのですが一応ネタバレもあるのでご注意ください。

ではどうぞっ。

 

ドラマ『アンブレラ・アカデミー』のあらすじ

養父の死をきっかけに明らかになる家族の秘密と、人類を襲う大きな危機。かつてスーパーヒーローとして名をはせた兄弟姉妹が、再び正義のために立ち上がる。

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

Netflixのあらすじはマジでテキトー。これを読んで見たいと思う奴いるのかな。毎回同じこと言ってるけど毎回同じこと思うんだもん。

まず養父の死の前に重要な事件が起こります。1989年のとある日に43人の女性が妊娠していなかったはずなのに突然出産するという不可思議な出来事があります。このときに生まれた人たちは超人的な力を持っており、そのうちの7人が大富豪のハーグリーヴズに引き取られます。

ハーグリーヴズは引き取った彼らをスーパーヒーローとして育て上げ、彼らもスーパーヒーローとして活動していましたがやがて仲違い。

そして彼らの養父ハーグリーヴズが突然死んだことを発端にストーリーが展開していきます。

大富豪が引き取ってスーパーヒーローに育てるのは何となくバットマンとロビンを彷彿とさせるところがありますね。また、X-MENの恵まれし子らの学園っぽい感じもあります。

ドラマ『アンブレラ・アカデミー』のキャスト・登場人物

ヴァーニャ(エレン・ペイジ)

アンブレラ・アカデミー バーニャ(エレン・ペイジ)

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

ヴァーニャは兄弟の中で唯一スーパーパワーを持ってない女性です。

少女時代はスーパーパワーを持っていないことにより、兄弟から仲間はずれにされがちでした。大人になってからその事を自伝小説に書いて余計に兄弟たちから嫌われる事に。

強いて言うなら彼女が主役じゃはないでしょうか。アンブレラ・アカデミーの兄弟たちは全員番号が降ってありますが彼女は7号。

そんなヴァーニャを演じるのはエレン・ペイジ。みなさんご存知、X-MENシリーズで壁をすり抜ける美女ミュータントのキティ・プライドを演じた女優ですね。

またスーパーヒーローに憧れるおっさんと女の子を描いた過激な作品『スーパー!』でサイドキック、ボルティーを演じたのも彼女。

エレン・ペイジはなんだかアメコミキャラと縁の深い役者さんですね。

ルーサー(トム・ホッパー)

アンブレラ・アカデミー ルーサー(トム・ホッパー)

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

続いて兄弟たちの兄貴分で1号のルーサー。バカ真面目でチームのまとめ役って感じ。

元々の役者のガタイがいいんですが、それにあわせてメイクでさらに巨大になっています。

ちなみに原作では火星ゴリラの体を移植されたという設定があります。

ルーサーを演じるのはトム・ホッパー。『ゲーム・オブ・スローンズ』シーズン7でトムの弟を演じました。(演者多すぎてわからんわ)

ディエゴ(デヴィッド・カスタニェーダ)

アンブレラ・アカデミー ディエゴ(デヴィッド・カスタニェーダ)

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

2号のディエゴはナイフの達人で水中でも息ができる能力の持ち主。反抗的で口の悪い、いわば問題児です。

他の兄弟は幼少期以降、スーパーヒーロー活動を引退していましたが、ディエゴは一人ヴィジランテ活動をしています。なので公式ビジュアルで唯一ドミノマスク姿を披露しています。一番スーパーヒーローっぽいよね。

ディエゴを演じるのはデヴィッド・カスタニェーダ。『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』に出てた人ですね。

アリソン(エミー・レイヴァー・ランプマン )

アリソン(エミー・レイヴァー・ランプマン )

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

3号のアリソンは言ったことを現実にする能力の持ち主。女優でバツイチ。親権は夫にあるので娘と会えないのが悩み。心配してくれてるヴァーニャにお前になんか相談しねーからと言って結構性格悪い感じ。

演じるエミー・レイヴァー・ランプマンのことは存じておりません。ごめんなさい。でも美人なのでいいや。

クラウス(ロバート・シーハン)

クラウス(ロバート・シーハン)

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

4号のクラウスはテレパス。死者との交信ができます。ジャンキーで飄々としていて個人的には一番魅力のあるキャラクターだと思います。

演じるロバート・シーハンは同じくスーパーヒーローもの『Misfits/ミスフィッツ-俺たちエスパー!』で主人公の一人ネイサンを演じた人ですね。こっちもNetflixで見れるのでぜひ。

No.5(エイダン・ギャラガー )

No.5(エイダン・ギャラガー )

出典:アンブレラ・アカデミー | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

5号は見た目子供、中身は大人なコナンくんキャラ。タイムトラベルや瞬間移動ができます。未来にタイムスリップしたことでスタックしてしまい中年になるまで人生を経験しています。

よくわかりませんが現代に戻ってきたことで失踪した当時の姿に戻ったよう。彼は未来で世界の破滅を目撃し、現代で世界を救おうとします。

一番ヤッバいパワーの持ち主なのに見た目子供というこのギャップよ。ショタ好きな姉さんが湧いてきそう。

 

またその他のキャラクター、多分ヴィランにNetflixオリジナルドラマ『マインドハンター』で実在のシリアルキラー、エド・ケンパーを演じたキャメロン・ブリットンがキャスティングされています。このエド・ケンパーめっちゃ怖かったよね。夢に出てきそうだったもん。

それからキャメロン・ブリットンの相棒役にフィーメールラッパーの大御所メアリー・J・ブライジが参加。メアリー・J・ブライジはNetflixの『マッドバウンド 哀しき友情』でその演技力の高さを披露していますから今後俳優としても期待していきたいですね。

ダークホースコミックスについて

感想に行く前にちょこっとだけダークホースコミック、アンブレラ・アカデミーについて紹介しますね。

アンブレラ・アカデミーはジェラルド・ウェイとガブリエル・バーが生み出したコミックです。ジェラルド・ウェイはすでに解散した人気ロックバンド、マイ・ケミカル・ロマンスのボーカルです。ミュージシャンが作ったコミックがドラマになりました。

ガブリエル・バーは画の方を担当。

ダークホースコミックスはマーベルやDCと比較するとピンとこない出版社ですが映画化されている作品も多数あるので多分皆さん知ってるものがたくさんあると思いますよ。

  • ヘルボーイ シリーズ
  • 300 シリーズ
  • シン・シティ シリーズ
  • ゴースト・エージェント/R.I.P.D.
  • マスク シリーズ
  • ミステリーメン

などがダークホース原作の映画になります。シリーズ化されているものもたくさんあることからその人気が伺えますね。

ドラマ『アンブレラ・アカデミー』の感想

私の勝手な思い込みなんですけど見る前はまずコメディ系だと思ってたんですよね。ポスターだってとてもスーパーヒーロー系のものには見えないし、予告編でもちょっとコミカルなシーンがあったし、絶対ネタっぽいアメコミドラマだと思ってたんですけど実は全然違いました。結構シリアス、いやシリアスではないんだけど重い、いや軽いか。

訳の分からないこと言って申し訳ないです。なんて言うかカテゴライズしにくい一風変わったドラマですよ。

DCタイタンズ→バイオレンス、アロー→中二病、レギオン→精神世界

みたいな感じに一言で説明することができない雰囲気です。こんなアメコミドラマ見たことない。それどころかこんなドラマすら見たことない。ターゲット層もようわからん。

最近映画とかでも昔のヒット曲とか使うの流行ってますよね?あんな感じでヒット曲が流れるんですよ。Queenの「Don't Stop Me Now」が戦闘シーンで使われたりしました。

でもこれがなんとなく「使い方違うくね?」って感じなんですよね。上手く説明できないんですけど、ここで使うの?って感じであまりかっこよくないんですよね。やっぱり一風変わったドラマです。

独創的で変わったドラマなのはひとまずおいといて、序盤の進行速度はかなりゆっくりですね。あと8日で世界が崩壊する割にスピード感がなく、それどころかメンバー6人の内の1人しかその事実を真に受けていません。

他の兄弟たちも世界を救うために危機感を覚えたらもう少しテンポアップしていくんじゃないかとは思ってますが。

アクションに関してはあまり期待しない方がよさそう。すでにルーサーとディエゴのケンカシーンやナンバー5の戦闘シーンなどがありましたが、最近の魅せるアクション系ではないですね。このあたりはバイオレンス描写がたっぷりのDC『タイタンズ』や長回しのアクションシーンが得意の『デアデビル』に軍配が上がります。

キャラも個性的な割に性格がテンプレですね。

ヴァーニャ→内気

ルーサー→真面目

ディエゴ→反抗期

アリソン→ビッチ

クラウス→おふざけ

ナンバー5→皮肉屋

的な感じ。テンプレでしょ?ヴァーニャは見てて気の毒になるし、他は見てて腹立ってくるし、見てて心地いいのはクラウスぐらいです。

それから早速ヴィラン?かと思われるキャメロン・ブリットン演じるヘイゼル、メアリー・J・ブライジのチャチャが登場しました。不機嫌で気味の悪いヘイゼルとしっかり者でプロトコルを大切にするチャチャ。

すでにどっちも怖いんですけど。

最後に

とりあえず今日のところの感想はここまで。最後まで視聴したらまた感想を書く予定です。

現時点『アンブレラ・アカデミー』がおすすめしたいドラマかどうかはまだ微妙なところですがこの不思議な感じがガチっとハマるなら序盤でも全然楽しめるかもしれません。現時点で評価するのはさけようと思います。

つまらない訳でも面白くない訳でもなくただ不思議な感じなので挫折する事なく最後まで見れるとは思います。ではまた。

つづきはこちら→ネタバレ考察【アンブレラアカデミー】シーズン2やラスト

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