出典:Titans/タイタンズ | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
どうもでょおです。いよいよ配信が始まりましたね。Netflixオリジナルドラマ作品『タイタンズ』。バットマンの元相棒ロビンを主人公としたDCコミック原作のドラマです。
米本国でのみ展開中のVODサービス「DC Universe」のオリジナル作品なのですが、日本を含む米国以外ではNetflixによって配信されます。
ちなみに「DC Universe」はHuluやNetflixのような動画配信プラットフォームなのですがDCコミック系の作品のみを配信するサービスで、その目玉として製作されたのがこの『タイタンズ』です。
早速『タイタンズ』を視聴しはじめたので感想記事を書きたいと思います。2話目までしか観てませんが途中までのネタバレはあるので未視聴の方はこちらの記事がおすすめです。
DCドラマ実写版『タイタンズ』がNetflixに来るので5分で予習してみた
ちなみに当記事の続きはこちら
ドラマ『タイタンズ』のあらすじ
バットマンと別々の道を歩み出した元相棒のディック・グレイソン。彼を待ち受けていたのは、葛藤を抱え、仲間を必要としている若き未来のヒーローたちだった。
と、こんな感じ。Netflixにしては珍しくわかりやすいあらすじ。バットマンのサイドキック、元ロビンことディック・グレイソンが主人公です。彼はバットマンと別れ、一人でヴィジランテ活動をしています。その中で新しい仲間たちと出会い、協力しタイタンズを結成するというストーリー。
ドラマ『タイタンズ』のキャスト・登場人物
ディック・グレイソン(ロビン)
本作における主人公。ディックを演じるのはブレントン・スウェイツ。『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』や『キング・オブ・エジプト』を演じた人ですね。
タイタンズはご存知の通りDCコミックのティーン・タイタンズがモデルですが、本作ではティーンが取れてタイタンズに。ロビンの年齢もティーンではなくなりました。ちなみにブレントン・スウェイツは29歳。童顔でんな。
オリジンは原作のディック・グレイソンと同じで、サーカスの空中ブランコ一家のフライング・グレイソンズの息子です。両親を失い、ブルース・ウェインに育てられました。映画『バットマン フォーエヴァー』でも描かれましたね。
その後、バットマンのサイドキック、ロビンとして活動していたもののゴッサムを離れデトロイトで刑事をしているようです。
完全に心を病んじゃってます。
レイチェル・ロス(レイブン)
悪魔の娘であるレイブンを演じるのはティーガン・クロフトたそ。若干14歳の新人女優です。今後の活躍に期待ですね。特徴的な外観を結構しっかりと再現していますね。『ゲーム・オブ・スローンズ』が見れないので15歳未満なのね。
タイタンズのストーリーはレイブンを巡って進むようです。何者か達がレイチェルを狙い、それを助けるディックとが戦うという流れになっています。
コリー・アンダース(スターファイヤー)
原作コミックでは地球にやってきたタマラン星のプリンセスという設定のコリー・アンダースをアナ・ディオプが演じます。
ドラマ『タイタンズ』スタート時点では記憶を失っているようです。金持ちで裏社会と繋がりがあり、レイブンを探していたということぐらいが発覚しています。
ドラマ『ARROW』でドルフ・ラングレンが演じたロシアの裏社会を牛耳るコンスタンチン・コバールが登場してましたね。
ハンク・ホール(ホーク)
以前やってたドラマ『ヤング・スーパーマン』でアクアマンを演じたアラン・リッチソンが演じます。
長年スーパーヒーロー活動をしていたようで心身ともにボロボロです。swear words、いわゆるFワード連呼しまくる口の悪いヒーローです。
ダブもそうですがコミックそのまんまのコスチュームがダセェです。ハイレベルなコスプレっぽい。
ドーン・グレンジャー(ダブ)
カップルヒーロー、ホーク&ダブのドーンを演じるのはホラー映画『ザ・ルームメイト』で主演を演じたミンカ・ケリー。
ホーク&ダブは原作コミックでもカップルコンビとして知られています。コミックではドーンは2代目ダブ。初代はハンクの弟ドンがダブでした。
2話目ですでに引退目前、危機的状況なのを見るとゲスト出演なんでしょうね。
ガーフィールド・ローガン(ビーストボーイ)
現段階ではほとんど登場していませんが、確実にレギュラー出演するであろうと思われるビーストボーイ役を演じるのはライアン・ポッター。
日系アメリカ人でWikipediaいわく、世田谷の幼稚園に通ったらしいです。ディズニーアニメ映画『ベイマックス』で主人公ヒロの声を演じました。
Netflixドラマ『タイタンズ』の感想
はっきり言います。
コイツはヤベー作品です。
見る前は正直なところ「またダークでシリアスな雰囲気かよ。ノーラン病こじらせてんな」ぐらいに思ってたんです。
でもこれまでのアメコミ系ドラマとは一線を画しています。どこが違うかというと、超暴力的です。アメコミの実写化で暴力的な作品は結構あります。
ブラックコメディな『デッドプール』や、敵を確実に仕留めるために頭に爪をぶっさした『ローガン』、リアル指向を目指したグロ描写がある『デアデビル』なんかともと全く違うんですよ。
『タイタンズ』に登場するロビンの暴力さは必要悪ではなく、好んで楽しんでるようにしか見えません。どう考えてもイカれてるサイコパスです。もはやロールシャッハだわこれは。
例えば割れた車の窓ガラスの破片で顔を切り裂いたり、レンガの壁で敵の顔を大根おろししたり。もはやスプラッター映画の域に達してるグロさです。血が苦手な私は家で一人叫んでました。
これでまだ第2話なんですよ?このエグさはシーズンフィナーレのハイライトぐらいですよ普通。
ドラマ『タイタンズ』はリアル指向なのかなと思ってたんですが、感覚的にはそれほどリアル指向じゃないですね。非現実的なグロ描写もそうなんですが、話の核になるキーパーソン、レイチェルが超自然的な能力の持ち主なので、ファンタジーっぽい雰囲気があります。
なのでタイタンズはもはやヒーロー映画の皮を被った「オカルトスプラッターホラー」って感じのドラマです。(逆かも)
とは言え、ストーリーはまだまだ序盤。印象づけようとして序盤はあえてグロ多めにしてるのかもしれません。
前回書いた記事で「アローバースとクロスオーバーしてほしい」とか言ってましたが、実現しないでしょうね。というか実現しないでほしい。コスチュームとかは合いそうですがストーリー的には絶対合わないわ。仮にタイタンズが対象年齢18歳だとしたらArrowは対象年齢12歳ぐらいなんじゃないかと思う。完全にベクトルが違います。
最後に
ドラマ『タイタンズ』はすでにシーズン2への更新が発表されています。他にも『スワンプシング』や『ドゥーム・パトロール』『スターガール』の製作が進められており、『タイタンズ』にも登場したホーク&ダブのスピンオフも企画されているとか。Netflixはマーベルと提携が切れるっぽいのでDCと手を組んで頑張っていくのかもしれませんね。
このブログでは3回に分けて『タイタンズ』シーズン1の感想をお届けする予定です。
続きはこちらです。
Netflix DC【タイタンズ】の予習
Netflix DC【タイタンズ】の感想 1〜2話
Netflix DC【タイタンズ】の感想 3〜5話
Netflix DC【タイタンズ】の感想 6〜11話
よかったら下記の関連記事どーぞ。ではまた。
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