出典:クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
どうもでょおです。さて今年もクリスマスの季節がやってきました。
私の近所のスーパーマーケットでもジングルベルがBGMでかかったりと、クリスマスを感じさせる日が増えてきました。
さてさて、Netflixではクリスマスを舞台にしたラブロマンスの映画が 人気ジャンルの一つとなっております。
例えば『クリスマス・プリンス』。ベッタベタなストーリーのこの映画はNetflixオリジナル映画なんだけど、何気に続編が作られてまして、なんともうすぐ3作目が配信されます。
本当に人気ですね。多分毎年リリースしてる感じなんでしょう。
そんなNetflixオリジナルで人気のジャンル、クリスマスラブロマンス映画の新作『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』が配信されました。
そもそもこの手のラブコメ映画は苦手なので 見るつもりはなかったんですけれども。まあ隣で見ることになって見てたんですが、 結構壮大にツッコミどころが満載だったので、珍しく感想を書くことにしました。
結論から言うとNetflixオリジナル映画『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』は面白い、面白くない置いておいて、とにかくツッコミどころが満載の映画です。
では感想をどうぞ。
- Netflixオリジナル映画『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』のあらすじ
- Netflixオリジナル映画『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』の登場人物・キャスト
- Netflixオリジナル映画『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』の感想
- 最後に
Netflixオリジナル映画『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』のあらすじ
魔法の力によって14世紀の世界から現代のオハイオに飛ばされた騎士が恋に落ちたのは、愛を信じない高校教師。出会うはずのなかった2人の恋、一体どうなる?
とのことです。
中世の騎士コール卿は真の騎士になるためには、クリスマスイブまでにクエストの目的を果たさないといけないと、謎の老婆に言われて2019年のアメリカに飛ばされてしまいます。
で、そこで主人公のブルックにココアをひっかけられ、その後車ではねられて、なぜか家に泊めてもらうことになります。
コールはブルックのクリスマスの手伝いをしながらクエストの目的を 果たそうとします。
自分のことを中世からやってきた騎士だというちょっとヤバそうなコールですが、彼の礼儀正しさに惹かれ恋に落ちていくという、まぁどっかで聞いたことあるようなストーリーになっています。
Netflixオリジナル映画『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』の登場人物・キャスト
ブルック(ヴァネッサ・ハジェンズ)
主人公のブルックは高校の教師です。冒頭以外高校教師設定がほとんど出てこないので、この設定わすれてもいいです。元彼に浮気され、別れたばかりのようですが、他人に優しくクリスマス会を開催するなど他者に対して積極的に手助けをする非の打ち所のないヒロインです。
ラブコメを見るたびに現実にこんな人いねーだろと思ってしまう私はひねくれてるんでしょうか。
そんなブルックを演じるのはヴァネッサ・ハジェンズ。皆さんご存知の通りディズニーチャンネルのスターとして知られていた彼女ですが 最近はコメディ映画を含むいろんな映画に出ていますね。童顔なので 30代になった今でも大人の女性と言うより若い女の子に見える。
コール・ライオンズ卿(ジョシュ・ホワイトハウス )
そんなブルックと出会うのは中世のイングランドからタイムトラベルしてやって来たコール。優しくて礼儀正しくて、やっぱり現実にこんな人いねーだろと。
タイムトラベルによって別の時間から来てることを鑑みても明らかにおバカでしょう。悪夢に飛び起きて剣を探すのとかその他もろもろ。
ホットドッグ=犬だと思うネタってよくあるんでしょうか。『ダークタワー』でもあった気がする。
マディソン(エマニュエル・シュリーキー)
ブルックの姉。ラブコメにいがちな真面目な主人公の背中を押す能天気なサポートキャラ。演じるのは『メンタリスト』のエマニュエル・シュリーキー。
Netflixオリジナル映画『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』の感想
まず何にツッコミたいかって言うとヴァネッサ・ハジェンズのキャラですよ。
昨年だったかにヴァネッサ・ハジェンズが主演を務めた『スイッチング・プリンセス』という映画があったんですよね。これも本作と同じくNetflixオリジナル映画でした。
いやもうね、『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』は『スイッチング・プリンセス』に色々と被ってるんですよ。こんなにしょっちゅう「クリスマス×ラブコメ映画」に出るのってまずどうなのよ。とにかくキャラが被りまくってる。
ヴァネッサ・ハジェンズはクリスマスにパンをこねるのがよっぽど好きなんでしょうか。『スイッチング・プリンセス』の方でも似たようなシーンあったよね。(あれはケーキだったかも…)
個人的に一番笑ってしまったのがNetflixで『クリスマス・カレンダー』の映画を見てるということ。
なにこのメタ表現?仮にNetflix映画『クリスマスカレンダー』がこの世界に存在しているならば、ヴァネッサ・ハジェンズ主演の『スイッチング・プリンセス』も存在してるよね。現実崩壊してない?
それでたしか『スイッチング・プリンセス』でもNetflixでクリスマスの映画『クリスマス・プリンス』を見てるシーンありませんでしたっけ?
なんなんこのデジャヴ感。ヴァネッサ・ハジェンズがNetflixオリジナルのクリスマス映画に出演して、Netflixオリジナル映画を見るシーンが度々あるってスゲー変なんだけど。
さらにもっと変なのがマディソンがクリスマスの飾りについて話してる時。「アルドビアで買って来たのよー」みたいなことを言ってまして、なんか聞いたことあるなと思ってググったらビックリ。『クリスマス・プリンス』の舞台でした。
デジャヴ感出てしまうのは仕方ないけど、そもそも良くも悪くもヴァネッサ・ハジェンズが演じるラブコメキャラってどうも似たり寄ったりになってしまうっていうところがあるのも原因の一つなのかもしれません。良く言うとそれだけ彼女自身のキャラクターが魅力的なのかもしれませんが
元々、恋愛映画に興味がない私の感想としては、メグ・ライアンとヒュー・ジャックマンの『ニューヨークの恋人』を思い出しました。昔の人が現代に来て現代のテクノロジーに驚いてる。ヒロインがそれに呆れる。同じやん。
「役に入り込んでるな」みたいなセリフもあったもんね。残念ながら『ニューヨークの恋人』の方がロマンチックですが。
その他にも万引き少年とか高校時代のビッチとかコイツ必要あったか?みたいなキャラがちょくちょく出てきたり、不要な部分や気になる部分はまあまああるんですが、それは置いときます。
やっぱり謎なのは魔女?老婆?あの人です。
目的がまずよくわからん。
コールが本物の騎士になるために、愛を見つける旅に出る話というところまではまあ納得してたんですが…。結局オチとしては「本物の騎士=ブルックの騎士」になるってところにあるんですよね。それもなぜか制限時間付きなんだけど。
この感じでいくとあのお婆さんは、「イケメンな若者男子に運命の相手を紹介する婚活仲介おばさん」ってことでいいんでしょうか。
そもそも1334年のイングランドから2019年のアメリカに飛ばす意味って何よ。どういう選び方?ランダムランダム?それともやっぱり運命の相手ってこと?
さらにコールの弟も魔法で別次元に飛ばされそうなところで終わりましたよね。彼もイケメンだったので、もしかしたら彼を主人公に続編が作られることがあるかもしれませんね。知らんけど。
マディソンの娘クレアに子犬をプレゼントしたのも多分このお婆さんだよね。ブルックに「浮気しない彼氏」をプレゼントしていたし。
ということは女性だけどサンタさんってことでいいんでしょうか。
まあ何を言ったところでお婆さんの正体を考えるなんて野暮ですね。
とにかくこのデジャヴ感満載で、メタ表現のある『クリスマス・ナイト 〜恋に落ちた騎士〜』に『スイッチング・プリンセス』に出演してたヴァネッサ・ハジェンズをわざとキャスティングするのなんてやめてあげてよ。と思ってたらエンドロールでまさかのヴァネッサ・ハジェンズ本人がプロデューサーを務めていたとを発見。乗り気やったんやな…。
でもやっぱり一番何とかしてほしいと思ったのはコールを自分のゲストハウスに泊めるところですよね。
いくらなんでも大人の女性が出会ったばかりの見ず知らずの男性を家に泊めて寝かしてあげるのはちょっと気持ち悪いです。しかも頭イカれてると思われるのに、「あたしは高校教師やってるから悪い人見分けられるのよー」ってヒドくない?それなりに説得力のある理由が欲しかったですね。
ブルックが止めたのは自宅ではなくゲストハウスとのことですのでアリなのかもしれないけど怖いよねやっぱり。身分証も何もないんだよ?どこの馬の骨かもわからんし、イケメン特権があってもヤバい。
まあでも色々文句言いつつも、最後までテレビの前でしっかり映画を見てましたしそれなりに満足してるんだとは思います。
男でもロマンチックなファンタジー映画が意外と見れるもんですな。30代に突入してもヴァネッサ・ハジェンズはまだまだ可愛らしいです。
最後に
いかがだったでしょうか。このブログではNetflixオリジナル映画を含む色んな映画の感想を書いているので、もし気になったら合わせてご覧ください。そういやNetflixオリジナルクリスマス映画をまとめた記事とかも書いたことあったな。
気になる方は下記リンクからどうぞ。ではまた。
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