出典:フランケンシュタインの怪物の怪物 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
どうもでょおです。
Netflixで変わった短編映画がやってたので見てみました。『フランケンシュタインの怪物の怪物』という映画。ちなみに原題は「Frankenstein’s Monster’s Monster, Frankenstein」なので、日本語に訳すると「フランケンシュタインの怪物の怪物、フランケンシュタイン」となります。クッドいw
この映画ではNetflixドラマ『ストレンジャー・シングス』のジム・ホッパー署長を演じるデヴィッド・ハーバーが本人役で出演するという不思議な映画。
この記事にはNetflix映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』のネタバレが含まれています。
- 映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』の概要
- 映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』のあらすじ
- 映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』のキャスト・登場人物
- 映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』の感想
- 最後に
映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』の概要
まず、この短編映画について軽くご紹介すると。
いわゆるモキュメンタリー(ドキュメンタリー風のフィクション)映画になっております。
デヴィッド・ハーバーが本人役、そして本人の父親役、本人の祖父役を演じております。さらにデヴィッド・ハーバーの父は劇で2役を演じているので計1人5役といった感じになるのかと思います。(祖父は写真のみ登場)
それからこちらの映画は短編映画で、上映時間は32分と短いものになっております。
映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』のあらすじ
役者一家に生まれた俳優デヴィッド・ハーバーが、亡き父が試みて失敗した名作文学のテレビ演劇の映像を発見。その真意を探るうち、衝撃的な家族の秘密にたどり着く。
デヴィッド・ハーバーの父親は息子に優しくなかったそうで、その理由を探ろうとデヴィッド・ハーバーはドキュメンタリー番組で取り上げます。
父と一緒に仕事をした仲間にインタビューしたり、父が脚本を書き製作し、主演を務めたテレビ劇場の映像とそのメイキングビデオが交互に切り替わります。
なぜデヴィッド・ハーバーの父デヴィッド・ハーバーはテレビ劇場で「フランケンシュタインの怪物の怪物」を上映したのか、父はどんな人間だったのか、を探るドキュメンタリー番組としてストーリーが展開していきます。
映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』のキャスト・登場人物
デヴィッド・ハーバー三世
私たちが知ってる現代のデヴィッド・ハーバーは三世。彼が父のことを知るためにドキュメンタリー番組で司会をつとめる形式で話は展開していきます。
デヴィッド・ハーバーJr(父)
デヴィッド・ハーバーの父。演劇の天才でジュリアードという学校の出身。演劇界の天才と、映画スターが共演するという革新的なテレビ劇場を製作したところ思わぬトラブルに見舞われます。
フランケンシュタイン(デヴィッド・ハーバー)
デヴィッド・ハーバーJrがテレビ劇場で演じたのがフランケンシュタイン博士。一般的な「フランケンシュタインの怪物」とは話が異なってるようです。
ちなみに劇「フランケンシュタインの怪物の怪物」の中では博士も怪物も"フランケンシュタイン"と呼ばれています。怪物のことをフランケンシュタインと間違えられることが多いので訂正しなくなったとか。
フランケンシュタインの怪物(デヴィッド・ハーバー)
デヴィッド・ハーバーJrがテレビ劇場で一人二役で演じたフランケンシュタインの怪物。博士も怪物もどっちも演じてます。
私たちが知るフランケンシュタインの怪物とは違い、人間味あふれる完璧な良い人だという設定。
ジョーイ・バレーホ/サル(アレックス・オーゼロフ)
デヴィッド・ハーバーJr(父)がテレビ劇場で共演した若い俳優。テレビ劇場での役名はサル。フランケンシュタイン博士の助手です。
イケメンで人気のある俳優のようで、デヴィッド・ハーバーはライバル視していました。車の事故によって死んでしまったそうです。
モニカ・フルトン/マクベス(ケイト・バーラント)
デヴィッド・ハーバーJr(父)がテレビ劇場で共演した女優。現在も存命。劇「フランケンシュタインの怪物の怪物」では基本的にフランケンシュタイン、サル、マクベスの3人を中心に展開していきます。
あとチョイ役だけどアルフレッド・モリーナも出演しております。
映画『フランケンシュタインの怪物の怪物』の感想
正直、私の脳みそではこの映画で何がやりたかったのか全くわかりませんでしたが、デヴィッド・ハーバーがすっげーおかしなことを真面目な顔してやってるところが面白おかしかったです。
多分この短編映画はコメディなんでしょう、はい。
まず親子三世代一人三役の時点でウケを狙ってるとしか思えません。一目見て本人だとわかるし親子設定にしてるとは思えない。まかり間違っても本作が実話だと勘違いしちゃう人はいないでしょう。モキュメンタリーなのに露骨にフィクション。
フランケンシュタインの怪物のことを「彼は美しかった」なんて言ってるシーンがありましたがデヴィッド・ハーバーだからね。美男子風に髪伸ばしててもデヴィッド・ハーバーだから。もうネタでやってるとしか思えん。
ただこの辺りもキッチリ完璧に演じてくれるあたりベテランなデヴィッド・ハーバーならでは。すごくマジメにふざけててくれるので実はコメディとの相性が抜群なんじゃないかと思いますね。
短気なジム・ホッパーのイメージが強いデヴィッド・ハーバーですがコメディでの活躍もぜひ見たいと思いました。
テレビ劇場でカメラ目線のキメ顔してるやつとか一体どんな気持ちで見ればいいのよ。
とにかくとても奇妙な映画で予告編のキャッチコピーのように「ストレンジャー・シングスよりもストレンジャーなシングス」であったのは間違いないでしょう。
ラストのエンディングでは「父は悪い人間だった」と言ってるところから何かジョーイを殺したのか、等いろいろな疑問が浮上していますが、そのあたりはドキュメンタリー番組らしく明かされません。もう消化不良もいいところ。
ただただデヴィッド・ハーバーの新しい一面を楽しむことが出来た映画だというのが正直な感想です。Netflixってこうやって自分のところのサービス内で俳優の株を上げようとしてるところあるよね。
同じ俳優を頻繁に起用するのもそれだと思う。
最後に
奇妙だのなんだの色々と言いましたが、何を言ってもたった30分程度の短編ですから是非見ることをおすすめします。これが2時間あったりすると私もすすめるかどうか迷いますが。
30分の間にジム・ホッパー署長の新しい一面を楽しむことができ、さらにデヴィッド・ハーバーが好きになることでしょう。
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