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【ネタバレ感想】レギオンシーズン2最終話「真実の所在」X-MENドラマ

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レギオン/シーズン2【ネタバレ感想】マーベルX-MEN原作の海外ドラマ

出典:レギオン シーズン2|FOX|FOX ネットワークス

どうもでょおです。いやーマーベルコミック原作のドラマ、レギオンシーズン2がとうとう終わってしまいました。今回、レギオンシーズン2第11話(最終話)「真実の所在」の感想記事を今回もネタバレありでお届けいたします。簡単に評価すると最高でした。相変わらず期待を裏切ってくれる展開です。もうつまらないとは言わせません。

第11話(最終話)「真実の所在」あらすじ

荒野でファルークを殴り殺そうとしているデヴィッド。そこにシドニーが現れ、自らを善人と主張する彼の行為を残酷だと非難する。これまでは彼のことを、世界を救う英雄だと思っていたシドニーだったが、メラニーと話したことで考え方が大きく変わり、デヴィッドを、世界を終わらせる危険な存在だと信じるようになったのだった。デヴィッドにだまされたと強く感じるシドニーは、彼に銃口を向け引き金を引こうとする。

出典:レギオン シーズン2|FOX|FOX ネットワークス

最終決戦はまさかの歌合戦

前回の記事で「まさか最後もダンスバトルびゃないだろうな」なんて言ってましたがそれよりさらに斜め上。まさかの歌合戦でした。オープニング早々に歌で対決、しかもお前らハモってんじゃねーか。まあ歌メインで戦ってた訳ではなく、精神世界で対決してたわけで、その様はアニメーションで描かれました。歌いながらアニメで対決という独創っぷり。レギオンならCGの派手な演出がなくてもかっこよく魅せてくれました。正直、歌もめっちゃかっこよかったよ…

対決の行方

復活したファルークが軽々とチョーク(だったっけ?)を吹き飛ばしたので、デヴィッドの作戦通りにいかないんじゃないかとおもいましたが、レニーの遠距離射撃でチョーク発動。ミノタウロスも知らない間に死んでいて意外と作戦通りに進みました。作戦通りじゃなかったのはここからファルークにすっかり疑惑を植え付けられたシドがデヴィッドを阻止しに、ゴタゴタがあり結局ファルークを倒さずに裁判に持ち越す事に。
てかフクヤマ提督がしれっと復活してるよね。たしかプトノミーと同じく木のPCの中にいたんじゃなかったっけ。死んだのって僧だけでしたっけ?ドラマレギオンは事実関係をあえて丁寧に描かないのでこの辺の現実が曖昧になってしまってます。

それでファルークの死刑執行前に挨拶に来たデヴィッドとの会話の中で、ファルークがデヴィッドに寄生していた時にデヴィッドに愛されようと操ってきたことを告白。ファルークはデヴィッドに感情をぶつけられ一滴の涙を流しました。デヴィッドからの憎悪からか、それともデヴィッドの行く末を案じたものなのか。
このシーンを見るとファルークがただの悪者のように見えないですね。とはいえファルークがデヴィッドに寄生したのは元々プロフェッサーXへの復讐のためでしたが。

伏線の回収はシーズン1にまで波及

「妄想は卵のよう。外側の殻だけ見れば完璧に見える」というナレーションの入った序盤で登場した白バックのシーン。これがまさかここで伏線になってるとは思いませんでした。てかこのナレーションの声ジョン・ハムだったんですね。
デヴィッドが善人でヒーローだという発端自体がある種の妄想で外側だけを見ると完璧に見えていたという話。デヴィッドが善人だという根本的な事実だと思われたものが妄想でその後はプトノミーと同じようにその妄想が大きくなり過ぎてしまっているということ。つまりシドと初めてであった精神病院、そこからヒーローとして活動していくデヴィッドも全ては嘘の固まりだという疑惑です。

デヴィッドが「善人だから愛されるべきだ」ということが妄想なのかそれともデヴィッドが善人ではないという疑惑こそが妄想なのか、相変わらず考えさせてくれるドラマですね。

そしてデヴィッドがヴィランに

幼少時代から取り憑かれていたことや姉の殺害などからファルークに対して憎悪しているデヴィッド。「デヴィッドが善人だということが妄想」なのか「デヴィッドが善人だということが妄想だということが妄想」なのか事実はわかりませんが体裁としてはデヴィッド自身がヴィランになってしまいました。思い起こしてみるとデヴィッドが悪ではないのかという疑惑はレギオンシーズン2でずっと提起されていました。
小さなことでも恋人のシドニーに嘘をついたり、妄想はそれを信じているものには完璧に見え、妄想は大きくなり人々に波及するということを徹底的に描いたり、姉が死んだときは「姉の死を望んでいた」とファルークが疑惑を突きつけました。パラレルワールドのデヴィッドはエイミーの命をもてあそびましたし、友人のオリバーを拷問した事実に気がついた後気にも留めませんでした。
レギオンの魅力はただのスーパーヒーローではないというところです。彼はアイアンマンのように正義感が強い訳でもなく、キャプテン・アメリカのように愛国心があるわけでもありません。デヴィッドがこれまで正義のために戦ってきたのもただの虚栄だったのかもしれません。

ただ気になるところで未来のデヴィッドの行いを証言したからといってファルークに免罪符が与えられるのは納得いきません。正義と象徴されたデヴィッドは闇堕ちした訳ですがこれ自体もファルークの作戦勝ちでメラニーを乗っ取りシドを丸め込んだことが根本にあります。そしてそのシドが抱いたデヴィッドに対する疑惑もナレーションのように小さな妄想から始まったものでした。

最終的にレニーと一緒にディヴィジョン3から脱出したところで終わりました。よくよく考えるとシリーズを通してシドニー<レニーという図式になるように描かれてましたね。はじめの方はファルークに捕らえられているから助けてほしいというレニーに耳を貸さないデヴィッドでしたが、姉が死んだ原因でもあるレニーを受け入れましたし、その後もレニーを守ることを誓ったりと。

終わり

レギオンシーズン2はここまで、今回が最終話でした。気になるところとしてはやはりレニー。唯一デヴィッドについた彼女ですが忘れちゃいけないのがファルークが生き返らせたということです。この部分まだ何か思惑が残っていそうです。レニーが唯一の味方というのはレニー好きの私としては完全に俺得ですが。
レギオンシーズン3への更新が無事発表されたのでシーズン3でどんな展開が待っているのか期待ですね。

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