どうもでょおです。レギオンシーズン2第7話「懐疑心」の感想記事です。前回はデヴィッドの姉エイミーの死を弔うエピソードでした。エイミーの死を知ったデヴィッドはファルークへの怒りで対立を深めます。今回はまたしても脱線エピソードっぽかったですが、いろいろなことがわかったエピソードでもあったのでストーリーは進行しましたね。それではどうぞ。前回の感想記事は下記から。
今回もいつもと同じくネタバレ有りの感想記事になりますので、未視聴の方はご注意ください。
第7話「懐疑心」あらすじ
ファルークと対峙するデヴィッド。2人は宮殿の中にあるような華やかな部屋で、食卓につきつつ会話を始める。姉のエイミーをファルークに殺されたデヴィッドは、その怒りを彼にぶつける。一方ファルークは、そもそも姉が苦しむことをデヴィッドが望んでいたと指摘し、これまで隠していた自らの本性を世の中にさらすべきと助言する。その結果、意見を衝突させ互いが仲間ではないと悟った2人は、協力体制を解消するのだった。
未来のシドから頼まれてファルークに協力していたデヴィッドですがここで対立。デヴィッドは元々、ファルークへの協力をよく思っていなかったので当然ですね。No more 殺人を条件に協力していたのによりによって実の姉を殺されたんですから。
世界の危機の正体
ファルークと未来のシドが出会ったことで、ファルークより強大な危機といわれていた者の正体がわかりました。デヴィッドでした。未来のシドはデヴィッドを殺すために過去のデヴィッドに協力させていたんですね。そんな残酷な。
ですが前回第6話でも描かれた通り、パラレルワールドのデヴィッドの一人は非常に残忍な正確でした。大富豪のデヴィッドは能力を使って姉のエイミーの首を絞めていました。正史のデヴィッドも一歩間違えれば世界を滅ぼす強大な悪になるのかもしれません。
ファルークは倒すべき悪ですがファルークを倒せば、デヴィッドが悪者になった時倒す者がいなくなります。このジレンマはありがちといえばありがちですがなかなか燃える展開でもあります。どのようにしてこのジレンマを解決するのかが気になります。
卵の怪物とプトノミー
レギオンシーズン1の当初より登場していたプトノミーが死にました、一応。木のパソコンに繋がれて意識は生きているとのことでしたので今後も登場はしそうです。レギオンの中でも一番おしゃれでかっこいいプトノミーが完全に退場となると相当なショックですが。
そんなプトノミーを殺したのが卵の怪物です。卵から生まれ、タールにまみれた「ヒヨコ+トカゲ+虫」みたいなモンスターです。ナレーションが言うにはこの怪物は「妄想」。妄想に寄生されたプトノミーは妄想を現実だと思い、シドやクラークにも妄想を寄生させます。長い間、妄想に寄生され取り憑かれたプトノミーは妄想が大きくなり過ぎ死んでしまいます。
現実と妄想とを怪物を使ってその精神的表現を上手くしているのはレギオンならではですし、さすがレギオン、深いなと思います(解釈間違ってたらハズイ)。
ただこの後、強大になりすぎた妄想をデヴィッドが能力を使いあっさり倒してしまうのはちょっと。プトノミーの自身を滅ぼしたほどの妄想なんだからもうちょっと苦戦したりしてもよかったかもしれません。妄想がデヴィッドに取り憑こうとするとか。
ちょくちょく残る謎
いつものことではありますがちょくちょく謎が残ります。プトノミーと同じ木のパソコンの世界にいるおばあちゃんは誰なのか?なぜプトノミーに対して静かにするように言ったのか。それからこの卵って最初はファルークが送り込んできたんでしたっけ。その理由は?
プトノミーがシド達3人の枕元に卵を置くシーンはありましたが、デヴィッドが見つけた廊下いっぱいの卵の殻はどういうことでしょうか?誰が置いて、誰が妄想に取り憑かれているのか。
残り3話ですがレギオンシーズン2はどのような形でエンディングを迎えるのでしょうか。デヴィッドとファルークの対立もそろそろ他の形で描かれるのを見たいですね。
それでは今日はこの辺で。
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