どうもでょおです。
アメリカン系のバイクカスタムが好きで興味があるけど専門用語が多すぎてわからないという方はいませんか?今日はそういう方に向けてアメリカンバイク、クルーザーカスタムに使われることの多いカスタム用語をドドンとまとめてみました。カスタムするときに参考にしてみてください。めちゃめちゃ多いのでサクッと簡単に紹介しています。ではどうぞ。
ア行
アメリカンバイク
正式にはクルーザーと呼ばれ低く長いツーリングに特化したバイクハーレーダビッドソンなどがそれですね。
クルーザーをベースにカスタムしたチョッパーやクラシックなど各カスタムスタイルも内包してアメリカンと呼ばれています。
【アメリカンバイクカスタム】豊富なスタイル種類の定義!初心者必見
アッシー (ASSY)
アッセンブリーの略。部品単体ではなく複数の部品をまとめて、一式という意味になっています。上手く説明できないけど。バイクの複雑なパーツは分解不可になっていたりして、その場合はアッシーで交換したりします。
アルミ
ご存知、金属の種類ですね。特徴としては錆びない(というか朽ちない)、軽い、削ると美しい、ということでバイクのカスタムパーツや純正部品にも当然のように使用されています。
インチ
日本じゃ長さの単位はセンチですがアメリカではインチ。インチは2.54cmです。アメリカンバイクはハーレーとの共通性を持たせるためかハンドルはインチバー(直径2.54cm) のちょっと珍しいハンドルが一般的です。
インナースロットル
アクセルスロットルをハンドルの中に入れてしまうカスタム、カスタムキットのことをインナースロットルといいます。
スロットルホルダーやアクセルワイヤーがハンドル内に収まることでハンドル周りがすっきりとした印象になります。
エアクリーナー
キャブレターの口についているフィルター。雨や埃がエンジン内に入らないようにするための物です。
チューニングパーツとしてはパワーフィルターやエアファンネルに交換することができます。
エアブラシ
エアスプレーガンのちっちゃい奴。とても小さいので繊細な表現ができ、カスタムペイントではグラフィックを入れたりするのに使用されます。
エキパイ
エキゾーストパイプの略。つまりマフラーのこと。サイレンサーより手前(エンジン側)のパイプ部分をエキパイと呼びます。
FI
フューエル・インジェクションシステムの略。電気制御で燃料噴射量を調節する装置です。
バイクではここ10年ほどで急速に普及し、現行車両ではほとんどがFI車両。すでにキャブレター車は過去の物となっております。
HID
簡単に言うと超明るいヘッドライトバルブ。通常のハロゲンバルブと違い、フィラメントがなく耐久性も高い。
ただし、インバータ(バラスト)という物を装着する必要があり通常よりもスペースが必要になります。
LED
省電力なライト。昔は発光ダイオードなんて呼ばれ方もしました。今では生活家電の電気の多くがLEDです。
カスタムで特徴といえばブレーキやウィンカーなどで、通常の電球と違い点灯消灯のレスポンスが速く、パキパキと歯切れよく点滅するので人気があります。
オールドスクール
超簡単に言うと「古い」。昔風にカスタムされたバイクのことをオールドスクールと呼んだり、オールドスクールチョッパーなどと呼びます。
別にカスタム用語でもなんでもないのでバイク以外でも「これはオールドスクールだね」なんて言ったりします。音楽とかでもよく使う。
オフセット
芯をずらすという意味。例えば「チェーンラインを10mmオフセットした」というとチェーンラインを外側に10mmズラしたという意味になります。
リアに太いタイヤを履かせたりするときによく聞きますね。
オイル
基本的にはエンジンオイルを指します。エンジン内を循環するために必要です。高熱で高速に動いているエンジン内部を潤滑させるためにあります。
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オイルクーラー
エンジン内部でオイルの熱が上がりすぎる場合に装着するもので、アチアチのエンジンから話したところでオイルを冷却するための装置。
ハイパフォーマンス車両に搭載されることが多いです。
似たものにラジエーターがありますがラジエーターは冷却水でエンジンを冷やすもの、オイルクーラーはオイルを冷やすものになります。
オープンプライマリー
ハーレーのカスタムでお馴染みですね。プライマリーカバーを外してワイルドな印象にするカスタム。
色々なものが巻き込まれたりダメージを受けやすくなるので見た目以外にメリットゼロのカスタムです。
カ行
カスタム
そのまんま。改造のこと。通常Customと表記しますがジョージ・バリスに感化されたオールドスクール好きはKustomと表記します。
カフェレーサー
昔のイギリスで流行ったカスタムで、カフェがゴールの街道レースをするためにカスタムされたバイクの事。
バックステップやセパハンを装着した車両で、当時レーサーに憧れた若者たちがそれっぽくカスタムしたのが発祥。
カウル
空気力学的に考慮された外装全般のこと。主にスポーツバイクなどで使われることが多いものですね。
キャブレター
いわばエンジンの口に当たる部分がキャブレター。基本的にはキャブレターの口径を大きくするとエンジンの出力が上がります。
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キャストホイール
鋳造されたホイールのこと。自転車のようなスポークホイールではなく鋳型に金属を流し込んで作られたホイールのことです。
純正で多く使われています。
キャンディカラー
キャンディペイントとも呼ばれます。キャンディカラーは通常の塗料と違い透明度が高く、下地の色を反映させるのが特徴です。何度も塗り重ねることで飴のように深い色になることからキャンディカラーと呼ばれます。
キャリパー
ブレーキキャリパーのこと。ディスクブレーキのブレーキを押さえる役割のパーツ。基本的にフロントフォークやスイングアームなどについています。
クリア
ペイントの最後に塗る塗料。名前の通り透明の塗料で塗装面を保護する目的で使用されます。
ゲルコート
FRPを成形する際に使用されるコーティング剤。黒色の物を黒ゲル、白色の物を白ゲルと呼びます。型から離型しやすくするためのもので基本的にはこの上に塗装をする前提になっています。
クロムメッキ
メッキ、中でもクロムを使用したメッキのことをクロムメッキ(クロームメッキ)と呼びます。ユニクロメッキやニッケルメッキなど一般的なメッキと違い耐久性が高く、光沢も非常に美しいためカスタムパーツとしてもとても人気があります。
コンプリートマシン
最初から最後まで完全にショップでカスタムされたバイクのことをコンプリートマシーンと呼びます。
オーナーの趣味にもよりますが購入後、カスタムする必要が一切なくプロが完璧なバランスで仕上げたカスタムバイクです。
結果的に自分でカスタムするより安くつくという場合が多いです。
サ行
ストリートチョッパー
ストリートバイクの要素を取り入れたチョッパーのこと。具体的にはミッドコントロールやスポタンなど街乗りしやすいカスタムになっていることが多いです。
フロントフォークは伸ばさずコンパクトにまとめるのが一般的です。
サイレンサー
マフラーの後部。消音機能が搭載されている部分なのでサイレンサーと呼ばれています。
当然のことながらサイレンサーを取り外すと爆音仕様になります。抜けが良すぎてまともには知らなくなると思いますが。
サイドマウント
ナンバープレート、ブレーキランプ、ナンバー灯などを車体の真ん中ではなく車体のサイドに持ってくるカスタム。サイドナンバーとも呼ばれています。
シンプルで美しいリア周りを演出するのにぴったりですが、法改正により縦置きサイドマウントが違法になってしまったため若干ダサくなりました。
サーフェイサー
ペイントの乗りを良くするために塗る下地塗装。略してサフと呼ばれます。艶消しでザラッとした印象があるため、サフ仕上げでペイントを済ませるカスタムもあります。
サンドブラスト
微細の砂やガラスの粉を高圧の空気で吹き付けて錆や古い塗装を剥がす機械のこと。
金属を艶消し仕様にするのにも使われます。ちなみにウェットブラストは水と研磨剤を混ぜたものを吹き付けるのでピッカピカになります。
シーシーバー
シッシバーとも呼ばれる。チョッパーカスタムのバイクに取り付けられるパーツでリアタイヤうえに装着される細い鉄のパイプ。
荷物を固定したり、タンデムしている人の背もたれなどに使用されるパーツです。
よくある誤字としてCCバーと記載されていますがシーシーバーの綴りはSissyなのでこれは間違い。
シート
バイクのシートつまり座席の部分ですね。アンコと呼ばれるスポンジでできた中身の上にビニールのカバーをかぶせたものが一般的です。
シートレール
バイクのフレームの一部でシートを取り付けるためのフレームのことをシートフレームと呼びます。
アメリカンバイクのカスタムではリア周りをスッキリさせるためシートフレームをカットしたりループ形状にしたりするのが定番。
ただし二人乗りが出来なくなります。
シングル
シングルエンジンのこと。つまり単気筒エンジン。
カスタムバイクとしてはスッキリとしたエンジン回り、ヴィンテージバイクっぽい雰囲気から人気が高いエンジンです。
スイングアーム
リアタイヤとメインフレームを繋ぐための部品。
スイングアームを長くするカスタムをロンスイなんて呼びます。
スカチューン
バイクのシート下にあるエアクリーナーや電装BOXを取っ払ったカスタム。シート下がスッカスカなのでスカチューンと呼ばれます。
日本では昔FTRなどのストリートトラッカー系で流行ったカスタムでそたが、海外ではカフェレーサーなどでも広く知られるカスタムで今はそっちの方がよく見かけます。
ステー
ステー、ステイですね。英語のStayです。説明するのが逆に難しいですが、パーツを装着したり固定したりするために使用する部品のこと。ステーに安物を使うとカスタムバイクの完成度が一気に急降下します。
【バイク】かっこよすぎるステーを簡単に自作するたった1つの方法!アメリカンカスタム向き
スポーク
チャリンコのホイールと同じ、たくさんの細い針金で作られたホイールのことをスポークホイールと呼びます。
ちょっとややこしいのはスポークとはこの針金のことではないということ。スポークはホイールのリムとハブを繋ぐ部分のことを言います。つまり針金ホイールじゃないキャストホイールでも5本や3本などのスポークがあるということになります。
ヴィンテージ感を出したい、オール同スクールにカスタムしたいというならスポークホイールがおすすめですね。
スムージング
スムーズ、滑らかにするという意味。
アメリカンバイクではフレームのスムージングというのが一般的ですね。いらない部分をカットしたり段差をパテで埋めたりすることで美しいフレーム形状が手に入ります。
また配線の間引きのことをスムージングと呼ぶ人もいます。
スリップオン
マフラーの先っぽ、サイレンサーだけすげ替えるタイプの物のこと。フルエキで交換するよりも圧倒的にリーズナブルで簡単に印象を変えられるということで人気です。
ソリッドカラー
ペイントの一種で要は単色塗りのこと。メタリックやラメ、キャンディなどを使用しない単色のことをソリッドカラーと呼びます。
JMCA
日本のバイクのマフラーを取り仕切っている団体で有名ですね。一応マフラー以外にも社外パーツを取り仕切っているようですがマフラー以外知らんね。
JMCAプレートが付いたマフラーは騒音、排ガス規制がクリアされているものになります。交換しても法的OKだから安心だよってことですね。
タ行
タコメーター
エンジンの回転数を測るメーター。なくても困るわけではないので、ついていないバイクもたくさんあります。
回転数の限界に近い部分にはレッドゾーンと呼ばれる赤く塗られている部分があります。これ以上にエンジンの回転数を上げるとエンジンが焼き付くかもって目安になります。
ちなみに排気量や車種によって回転域は大きく異なります。
タックロール
バイクのシートで使われる言葉。シートの一部を縫いこんでポコポコと立体的になっているもののこと。
カスタムとしては古臭い印象を与えるのにぴったりなのでオールドスクールにカスタムしたい人におすすめ。
鍛造
読み方はたんぞう。ビレットとも呼ばれます。金属を高温にして鍛えることで金属の強度を上げる工法のことです。
詳細は下記の記事を参考にしてください。
ビレットパーツの意味がよくわからないんだけど【鋳造・鍛造の違い】
鋳造
読み方はちゅうぞう。キャストとも呼ばれます。鋳型にアツアツの金属を流し込んで製作する工法のことです。
詳細は下記の記事を参考にしてください。
ビレットパーツの意味がよくわからないんだけど【鋳造・鍛造の違い】
ツイン
ツインエンジン、つまり二気筒エンジンのことです。アメリカンではVツインエンジンV型二気筒エンジンが非常に人気ですが、スポーツバイクでは並列二気筒のパラレルツインエンジンと呼ばれるものもあります。
ディガーカスタム
アメリカンバイクカスタムのひとつ。墓掘り人を意味する言葉で、フロント周りをグースネックにし、手前に引いたティラーバーを装着するようなスタイル。
ディスクブレーキ
ホイールに取り付けられたディスク(金属状の円盤)を挟むことで制動するブレーキシステムのこと。
ドラムブレーキに比べて熱に強く、雨の日でも安心というメリットがあります。実は制動力自体が特別強いわけではありません。
ディッシュホイール
お皿のように向こう側が見えないホイールのこと。昔の車で流行った一円玉ホイールもこれに該当しますね。
倒立フォーク
正立ホイールの対義語。上側がアウターチューブ、下側がインナーチューブになっているフォークのことです。バネ下重量を軽くすることやフロントの剛性を高めることがメリットです。
スポーツバイクなどで一般的に使用されますがスポーツスターなど走りに特化したアメリカンにも装着されることがあります。
トリプルツリー
三つ又とも呼ばれます。フロントフォークとフレームを繋ぐステムのこと。アメリカンバイクではトリプルツリーを交換してフロントフォークのネック角度を変更するカスタムが定番です。
トップブリッジ
上述のトリプルツリーとセットで使われる部品。トリプルツリーはフロントフォークを固定するためのステーでトップブリッジはその上側、目につきやすい部分のことですね。
トリプルツリーとトップブリッジはセットで販売されていることも多いのでごっちゃになる方も多いかと。
叩き出し
アルミ板などを叩いて形状を変えることです。一般的なものとしてはガソリンタンクがあげられます。
地道で非常に腕のいる作業ですね。
トラッカー
ダートトラックレースを走るためのバイクやそれを意識してカスタムされたバイクのことを差します。
ナ行
ナンバー灯
ナンバープレートを照らすためのライト。通常テールランプと一体になっていますが、一体でないテールランプを装着する場合やテールランプとナンバープレートを離して装着したい場合は別途ナンバー灯が必要になります。
慣らし
エンジンやタイヤなどバイクに使われるパーツは新品から少し使った状態が完璧なコンディションになるように作られています。
そのため新品に交換した場合や新車の場合、慣らし運転を行いベストなコンディションにします。
74スプリンガー
スプリンガーフォークの中でも人気のパーツ。ハーレーダビッドソン74WLに装着されていたフロントフォークです。(またはそのレプリカ)
ニュースクール
オールドスクールの対義語。新しいハイテクなチョッパーのことをニュースクールチョッパーと呼んだりします。
ネック
フレーム前部のステムが装着される部分をネック、首回りと呼びます。この部分を切ったり角度をつけることで車体の印象を大きく変えることができます。
ノーマル
そのまんまの意味ですね。純正、カスタムされていないもののこと。
ノッキング
エンジンからキンキン、カンカンと音が鳴る異常。異常点火が原因で引き起こることが多いです。
最悪の場合ピストンがいっちゃう怖いもの。
ハ行
ハイカム
ハイカムシャフトのことですね。エンジン内部のバルブ開閉を行うカムシャフト。カムシャフトの山、リフト量が大きいものをハイカムといいます。
ハイカムに交換することでバルブの開口量や開口時間が延びることで吸排気量が増え、より多くのパワーを得ることができます。
ハイスロ
ハイスロットルの略。速くするための物でもなんでもありません。ただスロットルのワイヤー巻取り量を減らすだけの物。
レーサーなどで開閉時間が一二を争うならまだしも、街乗りでは意味をなしません。それどころかスロットル開閉量が減ることで運転しづらくなることも十分あります。
ハイテク
ハイテックとも呼ばれます。基本的にはニュースクールチョッパーのことを指します。
ハイトンネル
ばいくのガソリンタンクのトンネルの深さが深いものをハイトンネルといいます。逆に深さが浅いものをロートンネルといいます。
ややこしいことにハイトンネルのタンクはローマウント、ロートンネルのタンクはハイマウントになります。
バフ
バフがけに使われる道具のこと。さまざまな番手のコンパウンドを使うことで金属を鏡面仕上げにすることをバフがけと呼びます。
バンク
バイクを寝かす、倒すことですね。アメリカンバイクは基本的にホイールベースが長く、車高も低いのでバンクさせることは非常に苦手。
汎用
読み方は「はんよう」。専用の反対の言葉。カスタムでは「汎用品」という言葉でお馴染みです。
これは「どんなバイクにも装着できます」という意味ではなく、「加工すればどんなバイクにも装着できます」ってニュアンスが多いですねー。
ハンダづけ
電子部品や配線を固定する方法。熱でハンダ線を溶かして流し込む方法で固定します。
アメリカンバイクでは「配線=美しくない」という構図があるため配線はできるだけ縮小するのが理想とされています。その際にギボシを使わずハンダを使うことでよりコンパクトな配線周りを作ることができます。(ただし整備性サイアク)
ビレット
金属を削り出した部品、パーツのこと。高い技術が必要な場合も多く、高価なパーツというイメージがあります。
ヒューズ
配線の短絡などが原因で電気が多く流れ過ぎないようにするための保険的な部品。
ヒューズが飛んでくれることで電装部品が壊れないようになっています。
フラットフェンダー
一枚の板を叩き出して作ったフェンダー。またはそれっぽく見えるフェンダー。非常にシンプルで合わせやすいため幅広いカスタムで使用されています。
【アメリカンバイク】フェンダーの種類一覧、選び方|カスタム交換
フリスコ
70年代サンフランシスコで流行した"とされる"スタイルのカスタム。ロングライザーやハイマウントなミッドステップなど、走りを重視したチョッパーとされています。
フルエキ
フルエキゾーストパイプのこと。サイレンサーだけ交換するマフラー交換スリップオンに対して、エキパイからすべて交換するので高価。
ブレーキ
ご存知の通り、バイクが停止するのに必要な装置。旧車に使用されることが多いドラムブレーキと、現在一般的なディスクブレーキがあります。
フレーク
ガラスやプラスチックを砕いたもののこと。これを塗料に混ぜてペイントしたりします。ギッラギラだぜ。
プリロード
サスペンションの調整方法で使われる言葉で、サスペンションのバネを縮めた量を言います。はじめからバネを縮めておくことで乗り味を変えることができます。
ボバー
アメリカンバイクカスタムの種類の一つ。50年代~60年代のレーサーっぽくカスタムするスタイル。
ホットロッド
エンジンピストンを動かすコンロッドがめちゃくちゃ熱くなるようなチューニングをバリバリ施したカスタム。
ボルトオン
ポン付けのこと。無加工で取り付けることができる専用設計のパーツのことです。
ホワイトウォール
タイヤの側面が白く帯状になっているタイヤのこと。ヴィンテージっぽい雰囲気におすすめのタイヤですね。
ちなみに類義語のホワイトリボンは白い帯がもっと細いタイヤのことを言います。
マ行
マスキング
ペイントなどの加工を施したいときに他の部分に影響が出ないようにマスクすること。
マスターシリンダー
油圧ブレーキやクラッチに使われる液体を貯めておくカップのこと。
マットカラー
艶消しの色のこと。艶消し黒のことをマットブラックなんて呼びますよね。ちなみにマッドブラックだと「狂った黒」って意味になるので要注意。めっちゃ恥ずいから。
メタリック
メタル、金属のようにキラキラと輝くペイントのこと。アルミの粉を塗料の中に混ぜてペイントします。ラメやフレークと似てるけど違うんだよね。
メッキ
金属に金属のコーティングをするアレですね。ピッカピカで美しいですがあれはペイントではありません。
電気を使って金属を溶かし、地金属にコーティングしてできています。ドレスアップ目的のほか、錆防止のためにも使われています。
モノサス
アメリカンバイクでは通常二本のリアサスが一般的ですが、リアサスが一本しかないもののことをモノサスといいます。
ラ行
ラバーマウント
ラバーつまりゴムを隙間に挟んでマウントする方法です。振動を軽減する目的があります。ガソリンタンクなどはラバーマウントが基本ですね。
ちなみにラバーマウントの対義語はリジッドマウントです。
リア
言うまでもないと思いますが車体後ろ側のこと。
リアサス、リアホイール、リアタイヤなど前後に存在するパーツを識別するときに使われますね。
リジッドバー
サスペンションの代わりに使うただの金属の棒。当然バネはないし地面の衝撃もダイレクトに来ます。
アメリカンバイクでは車高を下げることが美徳だとされているのでリジッドサスが使われます。
リジッドフレーム
リアのサスペンションを搭載していないフレームのこと。ハードテイルとも呼ばれます。
パンヘッドやナックルヘッドの純正にも採用されていて、昔のバイクでは一般的だったフレームですね。
リア周りがスッキリするので意図的にリジッドフレーム化することも定番です。
レタリング
カスタムペイントの一種。筆を使って手描きで絵を入れることを言います。
ローダウン
車高を下げること。サスペンションを短いものに交換する方法が一般的です。
ロー&ロング
長く、低くカスタムすること。いかにもやんちゃっぽくアメリカンバイクでは人気です。
ロングフォーク
長いフロントフォークを持ったチョッパーのこと。広大な土地を持ったアメリカであれば何不自由ないカスタムでしょうが、極東の島ではちょっと運転しづらいですよね。
ワ行
ワインディング
曲がりくねった峠道をバイクで走行すること。峠道のことはワインディングロードといいますね。
当然のことながら上りより下りの方が怖くて難しいです。
ワンオフ
一点もののこと。量産された商品ではなく世界に自分しか持ってないたった一つのパーツのことですね。
ワンオーナー
中古車でこれまで1人しかオーナーがいないバイクのこと。過去に所有者が1人しかいないので基本的には良い個体だとされています。
最後に
いかがだったでしょうか。久しぶりにこういう記事書いてめっちゃ疲れました。少しでも皆さんのためになれば幸いです。
まだまだ追記してほしい言葉とかがあれば遠慮せずご連絡ください。